狂言

昨日は午後から駅一つ離れた場所にある文化施設人間国宝に認定された山本東次郎一門による狂言の会がありました。番組は狂言 末広(すえひろがり)宗論(しゅうろん)と小舞 福の神に東次郎師による今日の番組についてのお話を伺いました。東次郎一門の狂言を見始めてかれこれ20年、一番の年少者の凛太郎君を初めて目にしたのは彼がまだ4、5歳の頃でした、勝手連のように見守ってきた私たちは、東次郎師は勿論、一門の誰彼と言うことなく応援してきたのです。

織物工場の建物を利用してのこの文化施設は、100人でいっぱいになる小さなホール、今回の舞台となった工場を使った会場、展示室などに使うフリー空間、染織などの工房を備えた施設で、気になる企画を催す事が多いので、町の広報の記事に目を通しています。スタッフはボランテアの方たちらしく、暑いなか入場者の整理や休憩時間のお茶の接待など、頭の下がる思いで楽しいひと時をすごしました。

さて昨日の余韻を感じながら今日は2、3日前に仲良しのSさんから届いた杏と梅、買い置いたキウイをジャムにしましょうと、昨日から下準備してあった杏から、梅は梅ジュースに、キウイはゴールドキウイで黄色いジャムにと思って煮てみると今一つ納得いかなかったので、杏のジャムを半量ほど足してみるとなじんで出来上がり、今日の予定は終了。あとはあしたのおりひめに備えて糸の準備、これから糸選びと整経です。


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