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井上さくらのトキタマ日記

2009-10-16

Y150はやっぱり変

今日は決算委員会、局別審査の最終日。
行政運営調整局(この名前も変)の審査をしました。
そこで先日私が質問した開港150周年事業のおかしな補助金問題の続編を、一緒に会派を組む杉山議員が、さらに追及してくれました。

すると、42億円もの補助金支出の結果報告書を、代表監査人も確認せずに「監査済み」としていたことが判明。

「じゃ、誰が見てるのよ!?」と思わず、不規則発言(ヤジのことです)してしまいました。

実に、誰も見ていないんです。
なぜなら、なければならない補助金の結果報告書が、Y150については、無い!からです。

補助金が出される事業では、補助金が何にどう使われたかをこと細かく担当局に報告し、余れば1円に至るまで市に返すことになっています。

ところが、この150周年事業では、事業を実施した「財団法人 横浜開港150周年協会」が、おおざっぱな事業計画を出し、そのうちの大半を市の補助金でまかなうことを示しただけで、具体的に何に補助金を使うかを明らかにしていません。

だから、市に提出した「報告書」では補助金以外の収入もコミ、補助金対象にならないはずの支出も全部コミ、まさにドンブリ勘定。
本来の補助金の結果報告書は出そうにも出せない状態だった、ということです。

こんなことは、ほかの事業でそうは、ありません。
たとえば、横浜保育室や、障がい者が運営するふれあいショップ、数十万円の補助金を得るのに、どれだけ苦労してるでしょう?

原則として補助金は前払いはなく、申請して認めてはくれても、実際にお金がくるのは、後。
まず事業をし、細かく結果報告をし、それをさらに細かく審査され、初めて翌年に補助金を出してもらえる。

前払いの場合は分割で、補助金対象事業以外に流用していないか、残余金が出ていないか、その都度、清算を求められます。

巨大なクモが売り物だった「Y150」に、横浜市は約83億円の税金を補助金として支出したけれど、その実態は、ザルとドンブリ。
支出先の「財団法人 横浜開港150周年協会」では市の元局長が専務理事をやり、このあいだ職場放棄のようにして辞職した野田元副市長が副会長だった。

中田前市長が逃げ出したY150の後始末には、まだまだ時間がかかりそうです。