下流社会とフィリップ・マーロウの言葉

大いなる眠り (創元推理文庫 131-1)文を書くときなるべくドラマチックな出来事より平凡な人生に注目し、平凡さの中に人生を知らしめるようにしている。
アメリカのハードボイルド作家レイモンド・チャンドラーの言葉である。彼はハードボイルド小説といいながらとても綺麗な文章を書く。彼はその著「大いなる眠り」の中でこんなこともいっている。
平凡や退屈にこそ人生の真実がある。
平凡な生活をしつつ1日にほんの少しの変化をつけることで生を新鮮にする。

ほんの少しの変化。別に今日弁当を忘れた言い訳をしているのではない。

続きを読む

サザエさん症候群

友からメールがきた。
彼は自分をサザエさん症候群だという。
体が大きく体格のいい彼はサザエさんというよりケンシロウといった感じだが、職場では悩み事が多いという。
サザエさん症候群とは日曜日の夕方のテレビアニメ「サザエさん」を見ているうちに、「あーこれで休みも終わりか」と、憂鬱でたまらなくなってしまう現象をいう。
かくいう私も月曜は憂鬱である。
私に限らず、サラリーマンの大部分は月曜が憂鬱なのではないかと私は思っている。
しかし、中には「今日から仕事!がんばるぞ」と思う人もいるはずだ。
私も20代の独身の頃そう思っていた時があった。
週末、寮で、一人で過ごすより、会社に行って同僚とたまにしょうもない話をしながら仕事をした方が楽しかった時期がある。
あの頃はバブルがまだはじけず、会社の中にもゆとりがあった。
時代はかわりサラリーマンには厳しい時代が続いている。
業績とともに年々収入は落ちていくし、そのくせ特別減税や配偶者控除は廃止され、税負担だけは増えていく。
でも仕事があるだけ幸せだ。

知られざる全国第1位を持つ 佐賀県

はなわの曲「佐賀県」でその名を全国区にした佐賀県
だが、よく聞くとあの曲は佐賀を決して褒めていない。
私はまだ佐賀には行ったことがないので、佐賀について調べてみた。
佐賀といえば、吉野ガ里遺跡、有明海とムツゴロウ葉隠れの里、佐賀錦佐賀牛大隈重信、有田焼伊万里焼、のりなど浮かぶ。
人気blogランキングへ

続きを読む