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salmosax note

2012-02-07  続・作業

前回のブログを書いた直後に、更なる大寒波が来るのに合わせてまたバタバタ祝子に行ってきた。これで今年連続3回!

大快晴のもと、氷を求めて渓流を歩き探しまわってやっと少しばかり見つけた。

大分市でも雪が舞い、県内のある町では−11度ほどの低温記録だったのに、本当に宮崎は違うんだと実感した。

でも、そんなにわずかな氷なのに、ちゃんと素晴らしい映像は撮れた。いつものようにプレゼントがあった。これは求める気持ちや実際に足を運ぶ行為もろもろに対してのことなので、嬉しい。


街中でおもしろいモノを見つける「トマソン」という超芸術も、フィールドは違っても似たところがあるなあ、と頭をよぎった。

どちらも受ける人の「感受性」が大事なのだ。表現者の場合はその次に「発信」という作業がある。いうまでもなく、受けるだけでは人との交流はないのだから。そして発信する時点で、受けたモノから離れて、発信者の「感性」と表現した「形」が重要になる。


現地で1曲、即興に演奏して録音したのだけど、それが映画に使えそうでシメシメ。


最近は毎日映像と録音物の作業をやっていて、映画の全体が見えてきた。

他にも作曲や楽譜の整理や録音など、気分が乗ってきているのに、確定申告というドライブ感のない作業にブレーキをかけられている。

お金や計算とか、、、創造的じゃないなあ、、、!?

2012-01-28  冬の作業

ここしばらく演奏会がないという意味では暇なのだけど、だからこそすべきことできることがある。たっぷりの時間をゆったりと生かして使わなければバチが当たるというものだろう。


いつもの宮崎の山奥、祝子(ホウリ)の山小屋に「冬」を求めて4泊してきた。でもさすがに南国で、暖かいし、半分は雨だったし、雪も氷もほとんどなかった。おかげで撮影はできなかったが、録音など色々な作業を質的に進めることができた。「質」というのは、量的には少しだったけども、正月だし、寒いし、演奏会がないし状態で、怠惰な自分に活を入れられて、企画の作業も確実に1歩前進した、という意味。

20数年この地を訪れてきて、釣人の鋭い視線を渓流の中にだけ注いでいたことを知る。今は釣竿も持たずに川面を見ている、かつてなら考えられない自分がいる。最近、以前は目にも入らなかった祝子川神社によく詣る。「川」が付くところがにくい。普通であれば地名でもある祝子神社となるだろうに、この地に占める川の存在が大きい証なのだろうか。

もうひとつ、某遺跡を知った。そこに何かがあることは知っていたけど高をくくっていた。今回初めてそこを訪れて、少々驚いた。現在50余戸という限界集落だけど、太古から人々が引きつけられる何かがある地なのだろう。ここの人口は時代によりかなり増減があったらしい。地球の膨張縮小の動きや、生命の繁栄と衰退絶滅などの動きと同じだ。


大分に帰った翌日、寒波の来襲を聞いてまた祝子を訪れたが、渓に変化はなかった。結局半端な寒さだったのだろう。

北国の雪が作る造形に対し、南国には別の冬の顔があり、その代表が氷だ。雪国では膨大な雪により繊細な水の結晶は期待できない。冬の尾瀬沼も訪れたが、すべて雪に覆われてただただ雪原になっており、それはそれで感動したものの、巨大なつらら以外に氷は楽しめなかった。 昨年の祝子川のそれは、やはり奇跡的なことだったのかもしれないし、川からの贈り物だったのだと思う。

某遺跡で奉納演奏をして帰った。


大分に帰った翌日、更なる寒波が襲来したので、急いで大分の山上の池を訪れた。今冬2度目だが、前以上に氷がしっかり張っていた。氷もあれば雪原もあれば水面もある!変化に富んだ開けて広い湖面は、青い空や夕焼けも映し出していた。

ぼくの車は10年モノの軽のワンボックスカーだけど、ターボと四駆、それにスタッドレスタイヤを装着している上、寝袋数個にマットやコンロも常備されているツワモノなのだ。

そして白状すると、雪の声を聞くとじっとしていられないのだ。北日本豪雪に泣いているのに、ノーテンキな話で恐縮、、、。

素晴らしい映像を撮ることができ、冷えきった身体は温泉で完全にほぐして帰った。


これらの行動は社会的な時間制約の中で生きる人々にはは難しいが、自由な時間を多く持っている今、「その時」に出会う時間を享受するのは、権利というより義務のようにも感じている。ガソリン代を考えてブレーキがかかるのが悲しい。

2012-01-01  謹賀新年

明けましておめでとうございます。


今年は変化(激変)の年だと思いますが、ますます淡々とやっていこうと思います。


みなさまが穏やかな年を送られることをお祈りします。


本年もよろしくお願いいたします。




昨年12月から本年3月までは、もろもろの準備や作業が中心になります。

4月頃の沖縄山陰のツアーを検討中なのと、宮崎県の祝子(ホウリ)の川に撮影と録音のため山小屋に数日滞在予定のほか、サルモサックス・アンサンブルによる CD「祝子」をレコード化するプロジェクトも進行中です。全18曲の中から即興の1曲を削り、作曲作品だけに絞ったオリジナル17曲を2枚のレコードにプレスする予定です。そのため1曲を再収録し、また何曲かは部分修正しました。

CDとは違った味わいになると思いますが、どんなものができるかお楽しみに。



年末に、フランスの友人から洒落たウェブが送られてきたので紹介します。ぼくの写真やフライヤーが載ってます。

http://le-stella-atelier-de-l-etoile.blogspot.com/


ついでにこんなのも。(釣具店でのCD紹介)

http://www.norie.co.jp/shikokuiwana/index.html

2011-12-05  読書とサルモサックス

西日本ダブルツアー with Frisk Frugt & Bertrand Gauguet を終えて今年の演奏は終わり、落ち着きを取り戻している。というか、ヒマである。といっても何もしていない訳ではない、、。


ぼくは読書家であったためしはないけれど、いつもカバンの中になにがしかの本をしのばせている。時には1冊読むのに2ヶ月かかったり挫折することもあるが、それは小説ものではないからでもある。いつもなにか知りたい、探りたい、という探究心希求欲があるためで、それだけに内容が難解で困ることもある。


最近、特にこの数ヶ月の読書量が増加中で、12月に入ってすでに3冊読み終えた。

この脱サラ後の8年間を通して色々と感じ、経験してきて、過去の出来事と今がつながってきたり、脱サラの意味も分かってきた気がする。それらを更に押し進めるために、もっと知りたいことがある。

でも脳というものは免疫がないので、あらゆる情報はほとんどフリーパスでインプットされることを知っている。だから今は興味好奇心に任せて様々な角度から書かれている本を多く読んで、その後にどう「腑に落ちる」かを楽しみにしている。


それにしてもこの世にはなんと膨大な秘密があるものか。こんなにも古代から操作された情報だらけの中で持つ自分の意見とは、、、。



自分の感性と直感を頼りに「サルモサックス」を展開してきたが、そのことに間違いはなかった。

だけど多くのミュージシャンとちょっとだけ違う音楽観、自分に問いかけられている違和感、を8年間感じてきた。


そのひとつは「引き出し」をなくしたことから来る。フレーズや技や自分にすら頼らない演奏。フレーズの数や変化や形ではなく自分の中に向かい、そうして聴衆や自然や宇宙とつながることでやって来る(だろう)「音」を楽しむこのやり方は、大抵の場合他の演奏者の方法論とは違う。

それがひとりよがりでないことを願い、だから更に磨きをかけて、「腑に落ちる」のを楽しみにしている。


時代が動いている今、自分がすることは変わらない。「できることすべきことを淡々と」、と言ってきたが、しかも楽しくやっていきたい。

2011-11-17  西日本ダブルツアー

西日本ダブルツアー」with Frisk Frugt & Bertrand Gauguet。

個人的な括りのタイトルだけど、以下説明。


11/19(土)大分 AT HALL 公演はデンマークから「5 Guitars」が来日、サルモサックス・アンサンブルで対バンとして出演する。

「5 Guitars」のメンバーのマーティンとは昨年デンマークで共演しレコーディングした仲だ。

またリーダーのアナスは今年のデンマークでのサルモサックス・アンサンブル2公演のメンバーだった。

そのアナスは「5 Guitars」ツアー終了後、自身のソロ企画「Frisk Frugt」で日本ツアーをするのに合わせて、11/22(火)博多テトラ、11/23(水)山口市芳流庵、11/24(木)神戸旧グッゲンハイム邸、11/25(金)京都アバンギルド、と一緒に行動することにした。


一方、フランスから現在京都に滞在しているベルトランだが、かれとは 2004年にパリとブルッセルで共演している。せっかく来日しているのだからミニツアーをしようと思い、アナスとかれとのツアーを繋ぐことを計画した。

サックスのかれとはデュオを基本にして、11/24(木)神戸で合流し、11/25(金)京都。11/27(日)はアナスと別れて大阪コモンカフェで2人だけの公演をする。



11/19(大分)salmosax ensemble & 5 Guitars 

11/22(博多)salmosax and Frisk Frugt 

11/23(山口)salmosax and Frisk Frugt 

11/24(神戸)salmosax, Bertrand and Frisk Frugt

11/25(京都)salmosax, Bertrand and Frisk Frugt 

11/27(大阪)salmosax & Bertrand 

(スケジュール)http://salmosax.com/