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salmosax note

2014-08-25  パラード

松山から大分に移り住んで30年少々。

当地で音楽を再開してからやがて30年。

松山の時にすでに即興演奏で活動していたのだけど、大分の地にその土壌はまったくなかった。

学生たちをつかまえてコラージュ的バンド「パッチワークス」を始め、その後ジャズ的なバンドなどをやり継ぎ、またサルモサックス・アンサンブルにつながる「サルモサックス」というバンドでも活動はした。

しかし、自分の音楽の根幹と位置づけていた即興演奏は、実際にはほとんどできなかった。

この間に自ら主催して共演した人たちに;

大友良英、豊住芳三郎、ミシャ・メンゲルベルク、ハン・ベニンク、バール・フィリプス、エルンスト・ライジガー、内橋和博、広瀬淳二

など、素晴らしい面々が揃っているが、それは年に1〜3回ほどの細々としたものだった。

そんな保守的な大分に住み続ける自分は試されている、というように最近やっと考えられるようになった。この地でより自由な音楽をより自由に演奏すること、それは大きな成長なのだと。

そのためには当然自分自身の変化が必要で、そのために脱サラをしたのだとも思うようになった。

なにしろ、今は変化の時なのだ。



そんな折、この大分でたまたまぼくの演奏を聴いてインスパイアされ、長年の夢を実現する決断をした人がいる。

大分県芸術文化短期大学の永田先生だ。かれはフランスで興った、ジャン・コクトーピカソ、ディアギレフたちによる一種の文芸革命的世界をずっと夢見ていたようで、それに火がついたらしい。


そのお誘いを受けて実現するフェスティバルは「パラード」(Parade/フランス語)と名付けられ、音楽、ダンス、映画の3本立てとすることになった。

ぼくは音楽とダンスのディレクターとして主催者たちと人選を進めた。

真摯に表現している友人知人のアーティストたちに打診。低予算に関わらず、呼びかけに応じ、また縁に導かれたアーティストたちが、大分は竹田の山中に集まってくれる。

みな、自分の感性を大事にする人々だ。ひとりで旅する人たちだ。

ぼくはダンスは門外漢だけど、初めて大分にコンテンポラリーダンサーを招聘したり、ダンスとの共演もそれなりに経験してきたし、呼吸法のおかげで多少は身体の動きは見えるつもりだ。楽しみにしている。



個人的に;大分の地で、迎えられて、公的な場を持つのは初めてのこと。

社会的に;このような規模とレベルで、このようなジャンルの音楽が繰り広げられるのも、大分では初めてのこと。

ついに大分にも変化が訪れている。


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パラード2014・竹田(大分県竹田市

9/19(金) - 9/20(土)  9/21(日・クロージング)

https://www.facebook.com/events/816164301747512/?fref=ts


【出演者】

河端一(Acid Mothers Temple)、 Martin Vognsen(ギター/デンマーク)、

Ryotaro(アコーディオン/京都)、 ARK(山崎昭典+安田敦美/京都)、 

中川裕貴(チェロ/京都)、 藤條虫丸(ダンス/屋久島)、 山口惠子(ダンス/京都)、 ダンス工房ハエちち(宮原一枝、芝原あゆみ、徳永恭子/福岡)、

實松亮(サウンドアート/福岡)、リュウ・ハンキル(タイプライター/韓国)、Mitsuaki Matsumoto(鹿児島)、 山内桂(サックス)、 その他


(場所)http://www.oita-pjc.ac.jp/annai/taketacampus.html


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“サルモ・ミーティング・スペシャル” @アトホール(大分市

9/21(日) 19:30 

パラード出演者の8名参加予定です。パラードとは別企画です。

https://www.facebook.com/events/765747366821557/?notif_t=plan_user_invited