左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

岡田喜秋『日本の秘境』

 昨日は自宅で昼間から芋焼酎のお湯割りを飲んだらいい気分で仕事はなんもしないで、岡田喜秋『日本の秘境』を読んだりしてだらだらして過ごした。
 岡田の本は36年前に出た本。内容的には発行日の数年前程度の紀行だと思うが、ぼくが学部生・大学院生だった頃だ。その当時のぼくは本当に貧乏学生で旅行なんて考えもしなかった。
 岡田の本を「いまはどうなっているのだろう?」と読んだ。
 たとえば、岩手の網張温泉は、いまは休暇村があり、バスも通じ、立派な施設になっているが、岡田が旅した当時は岩手の人にもあまり知られていない秘湯だった。
 近くの滝ノ上温泉も、当時は網張温泉同様湯治場だった。岡田の本に滝ノ上温泉を管理している若夫婦が出てくるが40年も経っていれば、そしていまでも管理人をやっていれば、ぼくと同じようなアラカンになっているはずだ。
 昨年台風の時期にツレと国見温泉に2泊したが、そのとき、現地の人に網張温泉を勧められた。岩手山秋田駒ヶ岳にも登ってみたい。いまに登山と組み合わせて網張温泉、滝ノ上温泉、乳糖温泉などを回ってみたい。
 今後も『日本の秘境』を開いては、「いまはどうなっているのだろう?」と「いまを検索」しながら読むことになろう。「なんか面白そう」と直感できれば、ツレと出かけるとしよう。