瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

『ほんとうにあったおばけの話』(07)

 続き。
 『初七日にきたお母さん(ほんとうにあったおばけの話⑦)』(1991年7月初版第1刷発行・定価971円・156頁)
滋野透子「初七日にきたお母さん」(8〜19頁)……(わたしの直接体験です)戦争のまっさいちゅう
加藤秀ものをいうひとだま」(20〜28頁)
  ……(秋田県仙北郡太田町出身の、■■リナさんからきいた話です)昭和十年代
武政博「海ぼうず岬」(29〜37頁)……(高知県の海べの村につたわっている話です)
かとうきっこ(加藤きく子)「こちら、ゆうれいの指定席」(38〜49頁)……(わたしの直接体験です)
市嶋絢「蕗みそ」(50〜60頁)……(わたしの体験によるものです)
藤井則行「夜の学校はおばけ学校」(61〜71頁)……(わたしの直接体験です)三十五年まえ
丘修三「怪談ごっこ」(72〜84頁)……(わたしの直接体験です)子どものころ
小桜みずほ「やさしい ゆうれい」(85〜96頁)
  ……(母の実体験をもとに書きました)昭和二十五年の夏
坂本伊都子「わたしが生き霊に」(97〜109頁)……(わたしの実体験です)
田代寿美子「すがたを見せたゆうれいたち」(110〜120頁)
  ……(宇都宮在住の■■■子さんよりの聞き書きです)
大窪きよ子「すりばち池」(121〜125頁)……(友人からの聞き書きです)
小泉英丸「ゆうれいのなみだ」(131〜140頁)……(友人からの聞き書きです)
川村たかしちょっとだけ こわい話――新十津川物語こぼれ話」(141〜151頁)
  ……(わたしの直接体験です)平成元年七月のおわり

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 全10巻とも、扉(1頁、頁付なし。裏は白紙)、編集委員の1人によるごく短い「はじめに」(3頁、頁付なし)そして「もくじ」と続き、巻末は「はじめに」と同じ人による「ご両親や先生がたへ(解説)」が4頁。まず総論があってその後各論の個々の話についてのコメント、という体裁になっている。最後の頁は「著者略歴(掲載順)」として現在の居住地と所属団体・著書が1人3行ずつ紹介。「わたしの直接体験です」とする話が多いので、生年を示して置くべきだったと思う。
 ここで全10巻まとめて、「はじめに」と解説を担当している編集委員の名と、解説の頁をまとめて示して置く。①木暮正夫(150〜153頁)②菊地ただし(142〜145頁)③斎藤晴輝(160〜163頁)④柚木象吉(152〜155頁)⑤菊地ただし(150〜153頁)⑥木暮正夫(144〜147頁)⑦菊地ただし(152〜155頁)⑧斎藤晴輝(152〜155頁)⑨柚木象吉(150〜153頁)⑩菊地ただし(144〜147頁)