湯けむりで考える

sampodow2006-09-03

昨日の疲れが出たのか、この所少々ダイエットと称して食事を抑えていることが祟ったのか、体に力が入らずグッタリとして折角の日曜を過ごした。ぼんやりとTVを眺めていると、NHKの番組で別府に暮らすアメリカ人がボランティアで別府、特に鉄輪(かんなわ)温泉のガイドをするというのがあった。これがいいのである。『にっぽん再発見「湯けむりの中のニッポン」外国人の見た別府』
別府の大学で事務員をしつつガイドをしているアメリカ人の主人公を取巻く人々、鉄輪温泉の人達・・・みんな地に足をつけて暮らしている。彼らの生活がとても贅沢に見える。精神的ゆとりから遠い日々を暮らしていることに気付かされた。(まあ、しょっちゅう気付かされるばかりなのだが・・・)
NHKは再放送が多いので要チェックですよ。
さて、夕方になってこれではいかんと外出した。TVの影響もあり近場の温泉、浅間温泉に向かった。今日は温泉旅館などではなく、外湯に行ってみようと、温泉街入口の「港の湯」に行ってみると工事中で休みである。それではと、温泉街の中の「仙気の湯」をのぞくとやっていた。ドアをあけると番台があった。これこれ、こんな温泉に来たかったのですよ。
湯船は6人も入ればいっぱいという小さいものながら、完全掛け流しですよ。おまけに熱い。最近入った温泉の中では最高に熱かった。
お湯から出て体を拭いていると、番台のおばちゃんが常連さんと話している声がBGMのように聞こえてきたのだった。


仙気の湯外観  2Fは有料の休憩所になっています。