二十四時間の情事の現場で・・・

去年の暮れ、朝日新聞に小さな記事が掲載されていました。

『ことば　エマニュエル・リバさん　女優』　12月23日朝刊

１９５９年の日仏合作映画「二十四時間の情事」（原題「ヒロシマ・モナムール」）はアラン・レネ監督の秀作ですが、エマニュエル・リバさんはその主演女優です。「二十四時間の情事」は広島が舞台で、彼女は主演男優の岡田英次が広島入りするのを待つ1週間の間に広島のスナップ写真をたくさん撮っていました。それが５０年を経てそれ等の写真が日の目を見ることになったのです。

１月４日にＡＮＡで帰京した際に機内誌「翼の王国　１月号」の冒頭、表紙をめくったその裏側にＥＰＳＯＮの見開き広告があって、彼女エマニュエル・リバさんの撮影した子供４人が写った素敵なモノクロ写真があったのでした。
その写真に魅了されてしまいました。被写体となった少年少女の素朴さと、彼等にやさしくピントのあったモノクロ写真のあじわい・・・　１２月に広島と東京で写真展があったことを知っても後の祭りですが、「ＨＩＲＯＳＨＩＭＡ１９５８」という写真集が発売されたということで、一度書店で見たみたい、是非共見てみたいと思っています。

HIROSHIMA 1958

■朝日新聞　「復興の広島　一挙５００景　仏女優の自宅から」2008年6月11日
http://www.asahi.com/showbiz/movie/TKY200806110103.html

■さんようタウンナビ　 仏女優、半世紀ぶり広島へ　写真展開催に合わせ来日　81才になったﾘﾊﾞさんの写真あり
http://www.sanyo.oni.co.jp/l/news/2008/12/05/20081205010005001.html

久し振りに映画も観てみたくなりました。

二十四時間の情事 [DVD]