*p1*[BOOK] 上杉隆著「記者クラブ崩壊 新聞・テレビの200日戦争」
今、話題のジャーナリスト上杉隆氏の新書を読了しました。
記者クラブ崩壊 新聞・テレビとの200日戦争 (小学館101新書)
- 作者: 上杉隆
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/04/01
- メディア: 新書
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日本の古色蒼然たる記者クラブの様は寒々としますね。官僚との癒着以外の何物でもないですし、政府の建物の一角を賃料なしで借りて、フリーランス記者は締め出している・・・なんじゃそりゃ?ですよね。
その無料貸与の費用を試算した人がいて、それによると総計12−3億円/年になるそうです。こりゃ、仕分け対象ですよ。
それに・・・
記者会見の後には、各紙の記者が寄り集まって、メモの確認をし合い、抜け落ちがないかを調べあう。ジャーナリストといえるのでしょうか?
この新書では、記者クラブの抵抗によりOPENにされてこなかった会見が、岡田外務大臣・亀井金融相の決断で少しずつその扉が開きつつある、今年3月の時点で終わっています。
平野官房長官の抵抗もあり、首相官邸の門戸はまだ堅いようですが、その後どうなったのでしょうか?
Twitterで上杉氏の発言を追っていると、この間の普天間問題の総理会見には参加されていたようですが・・・