from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

カマキリが弱った

samso2008-10-17

4時半にいったん目が覚め、もうちょっと寝て5時15分過ぎに起きた。米株価は予想に反して、401ドル高。日本は金曜日ということもあって、弱気の235円高。
今日も引き続き、天気良し。朝ご飯を食べてから、息子を起こし、リクエストに応えて餅を焼いた。焼いた餅2つに醤油を垂らし海苔で巻くと、あっという間に平らげた。
餅を食べさせたあと、「早く起きてカマキリの餌を取りに行くんじゃなかったの?じゃあね」と言ってうちを出た。
気温がそこそこ低く気持ちよし。バス停に近づくと、雨よけの天井近くに電光掲示板。まだ「調整中」と表示されていたが、バスがやってくる時刻を知らせるようだ。こんなバス停にいるのかなあと思うが、便利にはなる。

帰り、学童クラブに着いたのは6時2分前。部屋を覗くと、帰りの儀式をやっているのに、息子だけロッカーの前に座って、帰り支度。部屋から出てきた息子に「何で一人だけ遅いの?」と言うと、「だって、ほんがなかなかかたづけられなかったから」。
うちに入る前に空を見上げると、月がなかった。「今日はお月さんいないね」「あれ、きょうははれてたのに」。
息子がカマキリのことを思い出し、ベランダに見に行った。「もう死んだの」「よわってる」「動いていないじゃん」「にがす」「もう遅いよ」。息子はベランダからカマキリを放り投げた。
学童クラブの連絡帳を見てみると「折り紙で6面体を作りました。見てあげてください」とあった。「6面体作ったの?」と聞くと「12めんたいをつくった」と言って、見せに来た。「上手に作ったね」と褒めた。

夕飯の用意をしていると妻から電話がかかってきた。息子にテレビを見せないでと言うから。自分で息子に言ってと伝えて、息子に代わった。夕飯を食べ終わって、宿題をやらせた。宿題が終わってテレビを見ようとする息子に「ママがテレビ見せないでと言ってたよ」と言うと「ママはパパがいいっていったら、みていいって」。「そんなこというわけないでしょ」「そういったんだよ」「うそでしょ」「うそじゃない」。
急に色鉛筆のケースを持ってきて、逆さにして見せ、「こんなだよ」。色鉛筆のケースを開けると逆にして鉛筆が入っていた。そして、ケースの端が曲がっていた。「こんなことするなら、もう色鉛筆は貸さない。自分の色鉛筆を使って」「いろがたりない」「色は作れる」「はだいろとかつくれない」「とにかくもう貸さない」。そう言うと急に泣き出して、走っていった。しばらくして、ドアフォンが鳴った。息子が出るとだろうと思い、ゆっくり見に行くともうドアが閉まっていて、息子が泣き顔のまま、柿を持っていた。「柿どうしたの?」と聞くと「となりのおねえちゃんがくれた」。
しばらく息子を放っておいて、見に行ったら布団の上で寝ていた。起こして、散らかしたものを片づけ、シャワーを浴びるように伝えた。息子がシャワーを浴びていると、ドアフォンが鳴った。出ると、隣のおばあちゃんだった。また柿を持っていたので、「さっき、息子が柿をいただいたようで」と言うと「あのねぇ、渋い柿だったかもしれなくて。焼酎を持ってきたから、これをティッシュに含ませて柿のへたに当てて、袋に入れて一日中ぐらいおておいて。そうすると甘くなるから」。言われた通りにして、焼酎を浸したティッシュと柿をビニール袋に入れた。
また妻から電話がかかってきた。「まだ帰れないから先に寝ていて」と言ってきた。「息子にテレビを見ていいって言ったの?」「絵を描いたあとで、パパが見ていいって言ったら、いいよと言ったよ」「え~」。息子が何で色鉛筆をいじくっていたのが分かった。
もう9時半だったので、息子を寝かしに寝室に連れて行った。
今日の絵本は、息子が学校から借りてきた

くものすおやぶん とりものちょう (こどものとも傑作集)

くものすおやぶん とりものちょう (こどものとも傑作集)