映画「妖怪ウォッチ」最新作、敵妖怪の声を務めるのは小栗旬&ブルゾンちえみ!

映画「妖怪ウォッチ」最新作、敵妖怪の声を務めるのは小栗旬&ブルゾンちえみ! : 映画ニュース - 映画.com


少年少女×妖怪の“スタンド・バイ・ミー”描く
(C)LEVEL-5/映画『妖怪ウォッチ』プロジェクト2018


[映画.com ニュース]
人気アニメ「妖怪ウォッチ」の劇場版最新作「映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS」に、俳優の小栗旬、お笑い芸人のブルゾンちえみがゲスト声優として出演していることがわかった。
累計動員1683万人、興行収入186億円を突破した劇場版シリーズ第5弾。1960年代の東京・さくら元町を舞台に、3人の少年少女と妖怪たちの友情を描く。家族を亡くしたシンとイツキ、妖怪が見える少女タエは、守護霊スーさんや謎の猫妖怪・猫又らとともに、不思議な事件に立ち向かう。
銀魂」シリーズや「君の膵臓をたべたい」など出演作が相次ぐ小栗は、妖怪の世界の王である閻魔大王の座を狙う敵妖怪・紫炎(しえん)の声を務める。「甥っ子と姪っ子も大好きなので、映画に出ることを話したら大喜びしていました」と喜びを語る小栗は、「今年の映画はスケールが大きいですし、未知の世界の話ですし、ホロっと来るような話にもなっています。子どもだけじゃなくて大人も楽しんでもらいたいと思います」とメッセージを託した。
女優としても活躍の幅を広げるブルゾンは、本作でアニメ声優に初挑戦し、人の魂を奪い取る伝説上の妖怪・玉藻前(たまものまえ)の声を担当した。ブルゾンは「思った以上に妖怪っぽい声が出せて、『あれ? 私こんな声出せるんだ!』と自分でもびっくりしました。新たなブルゾンちえみをお見せできていれば嬉しく思います」とアピール。さらに「映画の中で、イケメン妖怪を2人見つけました。紫炎とぬらりひょんです。ブリリアンの代わりに引き連れたら、いいネタができると思いました!」と見どころを明かした。
「映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS」は、12月14日から全国で公開。

ムロツヨシさん。。小栗旬さんバナシもある記事2つ。。



【1】
ムロツヨシ、過去への感謝と未来への戒め「かっこつけないといけない」
2018-10 16:00


ムロツヨシ、過去への感謝と未来への戒め「かっこつけないといけない」 | ORICON NEWS

【2】
ムロツヨシ、恋愛ドラマに反響 “人たらし”が生んだ説得力
2018-10-19 17:00

ムロツヨシ、恋愛ドラマに反響 “人たらし”が生んだ説得力 | ORICON NEWS


【1】の記事


 10月期の連ドラのなかでも『大恋愛〜僕を忘れる君と』(TBS系・毎週金曜 後10:00)はちょっとしたサプライズだった。『勇者ヨシヒコ』シリーズや『銀魂』など福田雄一監督作品をはじめとするコメディに数多く出演してきたムロツヨシ(42)が、女優・戸田恵梨香の恋人役に起用。しかも先週(12日)放送の第一話では堂々とラブシーンまでやってのけるとSNSではムロが「イケメンに見える」(!?)と大きな驚きと反響を呼んだ。見事に新境地を切り開いて驚かせたムロがORICON NEWSのインタビューに対し、今作に臨む心境や下積み時代の自分に向けての感謝と未来への葛藤を語った。

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https://www.oricon.co.jp/news/2121638/photo/1/

■相手役・戸田恵梨香に男前な宣言「一緒に背負わせて」

 同ドラマは『セカンドバージン』など“ラブストーリーの名手”大石静氏が紡ぐ完全オリジナル作品。レディースクリニックの医師として忙しく働く主人公の北澤尚(戸田)は年上の医師・井原侑市(松岡昌宏)との婚約しながらも、元小説家で引越しのアルバイトをする無愛想な男・間宮真司(ムロ)と惹かれ合い恋に落ちる。ド直球なラブストーリーに、ラブストーリー本格初出演のムロがまっすぐに挑んでいる。

 放送後、ラブシーンと同じくらいに話題になっていたのは二人の自然体な距離感。戸田は公式インスタグラムにムロと接近した2ショットを掲載するなどカメラが回っていないところでもすっかち打ち解けた雰囲気が伝わってくる。ムロは「何回か共演しているので、距離は近いかな」。

 クランクイン前には俳優仲間の中村倫也と戸田と3人で食事へ。「恵梨香ちゃんは主役で、しかも若年性アルツハイマーを患う役。大変だというのはわかっている。座長ではあるけど一番隣にいる人間として、『もし背負わせてくれるのであれば、違和感だったり、キツさは一緒に背負わさせてもらいますよ』と伝えました。そうしたら後から『カッコつけてた』とみんなに言いふらされました(笑)」。

 そんなオチを付けつつもムロの申し出が功を奏したのか、一話だけでも徐々に距離を詰めていく真司と尚の姿がむずがゆく、そして微笑ましくかった。二人が幸せそうにすればするほど、尚の若年性アルツハイマーが進行していく今後の展開を思うと切なさが増す。二人の行方から目が離せなくなるのだ。

 「待ち時間は恵梨香ちゃんとほぼ一緒なので、掛け合いについて提案したりすることもあります。僕らの仕事は台本を超えるのが絶対条件。台本通りではなく、台本を越えないといけない。そこに話し合いや提案・提示は必要なので遠慮なく話を進めますし、すぐに『じゃあ今のなし』って下げますし…。なあなあではなく突き詰めた会話ができているのはありがたいですね」。

「役者としては飽きられる怖さもあります」 ラブストーリーならではのシリアスな芝居には慣れないことも。「なにより難しかったのが『振り返る』というト書き。そんなト書きはもらったことなかった。『振り返る』ってト書きがもうかっこいいじゃないですか。福田雄一のト書きにはなかったですよ! もう緊張して緊張して。でも緊張してることは誰にもわからないようにしてました(笑)」。

 「せりふより『目をあわせる』とか、『振り返る』とか男と女、1対1の関係性では距離感が大事。二人の(物理的な)距離、声の大きさ、せりふではないところで心の距離をみせる。小劇場という100人位の劇場で演っているとき、人と人の距離感ですべて表現し終わっていることがあるんですけどそういうのを久々に映像で演らせてもらっているな、と。クソ真面目にふざけるお芝居ももちろん楽しいですが、そういうお芝居ができることはうれしいですよね」。

 今期では福田雄一監督による『今日から俺は!!』(日本テレビ)にも出演しているがこちらは金八先生…?を思わせるロングヘアをなびかせて相変わらずのギャグ演技全開。その振り幅の大きさには驚かされるばかり。

 「役者としては飽きられる怖さもありますが一週間の限られたドラマ枠の内、2本に出させてもらっているのはうれしいです。違うジャンルのドラマに出させてもらって、観ている人は混乱するのか、ちゃんと切り替えて観てもらえるのか…。これだけ振り幅野大きいドラマを2つ、同じクールで演じさせてもらえるのはありがたいです」。

 ムロ演じる真司は小説家として挫折。どこか寂しげで世間を冷めた目で見ている。これまでひょうきんな彼のイメージを覆すようなキャラクターだ。「真司はだまし絵のように階段を登っているつもりなのにずっと同じ場所にいる…そんな感覚を感じている人なんだなと思います。そんなだまし絵の世界から引っ張っていってくれたのは尚で、彼女のおかげ、新しい景色がみえた。上がってるつもりなのに上がってない…ずっと同じ場所にいる。出口がみつからないという感覚は僕にもあったなと思います」と共感を示す。

■くすぶった20代、がむしゃらに駆け抜けた30代

 「くすぶっていた」という20代から30代は無我夢中だった。「今では周りから『休みないでしょ』とよく言われるけど、それほどキツくないです。3、4年前のいろいろな仕事を掛け持ちしていた時のほうが忙しかったしキツかった。すべてに全力だった。ドラマの1話ゲストや舞台のけいこ、ラジオ、いろいろなことをやらないと自分のキャパシティも広がらないと思ったし、あの頃は本当に忙しかった。それに比べたら今は1つの作品に集中できますし、もちろん『LIFE!』(NHK)というレギュラー番組があるのでその収録はありますが、ほとんど『大恋愛』一本に集中できるのでこんなにありがたい環境はないですね」。

 過去の努力は確実に今の活躍につながった。「ひとつの仕事から新しい仕事をもらうためにとにかく頑張った3、4年前の自分のおかげで今がある。その時期の自分に感謝したいです。過去の自分が、頑張ってくれてたおかげで今はポスターに戸田恵梨香ちゃんと二人で載せてもらっていますしね。ありがたいなと思いながら眺めています。昔はポスターに写真が載るどころか、ポスターに名前が載るだけでよろこんでいました。その有り難みとプレッシャーと…それがどうか続いてほしいと思うから手は抜けないなと思います」。

 階段を登り続け、役者としてステージアップしてきたからこ感じる戒めもある。「今でも悩んでいるんですけど、変わらないといけないところもあると思うんです。背負うものが増えてきますし、“もっと調子に乗らないといけない時期”はやってくると思う。調子に乗ってはいけない、でなくて…」と言葉を選びながら打ち明けてくれた。

 「『俺はやります、できます』と口に出して、もっと言わないといけない日がやってくるのかなと思ったりします。自分のことを大きく見せないといけないかな。というのは小栗旬山田孝之から学びました(笑)。彼らに対して『かっこいいこと言うな〜』とは思いますけど、期待を背負っている分、抱えた不安は出さなかったりする。彼らのおかげで、自分もかっこつけないといけない日はやってくるのかなと思っています。今回ももちろんプレッシャーはありますが不安を表に出したってそのドラマ、みんな観ないですもんね」。

 ラブストーリーだってコメディだって彼はいつだって全力。そして仕事や芝居に対してどこまでも“ばか正直”だ。この愚直さが彼にいろいろな作品のオファーを舞い込む理由のひとつかもしれない。きっとこのサプライズはまだまだ序の口で、これからも視聴者の想像を超える驚きを提供してくれることだろう。





【2】の記事
 戸田恵梨香ムロツヨシが出演するドラマ『大恋愛〜僕を忘れる君と』(TBS系)が10月12日よりスタートし、初回平均視聴率は10.4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と好調な滑り出しを見せた。同作は“ラブストーリーの名手”と称される大石静氏によるオリジナル作品で、若年性アルツハイマーにおかされる女医の主人公(戸田)と、その彼女を明るく健気に支え続ける元小説家(ムロツヨシ)による“愛の奇跡”を描くラブストーリー。これまで“3枚目”のイメージが強かったムロは、本作で新たな魅力を開花している。


■ 前評判も上々、“コメディ俳優でないムロツヨシ”にネットがざわつく

 『大恋愛〜僕を忘れる君と』(TBS系、金曜よる10時〜)は放送開始前から注目度が高く、週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』が放送前に実施した「ドラマ期待度調査」(プライムタイム枠)では、TBS系『下町ロケット』、テレビ朝日系『リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜』に続く3位をマーク。脚本家・大石氏による完全オリジナル作品という点もさることながら、福田雄一作品の常連組でもあるムロツヨシが、純愛物語でしかもヒロインの恋人役を務めるとあって期待度が膨らんだようだ。

 期待度調査では「ムロさんの恋愛ドラマを観たことがないので期待したい」(10代女性/北海道)、「真面目なドラマでどんなムロさんが観られるのか楽しみ」(10代女性/広島)、「今までにない感じの役柄なので期待している」(20代女性/静岡)、「ムロさんが恋愛をどう演じるのか興味深い」(40代女性/千葉)とのコメントが目立っていた。

 そして、第1話の放送をうけて視聴者からは、「なんかすごく良い」「どうなることかと思っていたけど、すごくハマっている」「『大恋愛』と『今日から俺は!!』のギャップがすごい」との好意的な声が多数Twitter上でも見受けられた。さらに第一話はキスシーンにも“初挑戦”したことも話題に。コメディ俳優としてのイメージが浸透している今、「ムロツヨシってこんなかっこよかったっけ?」と戸惑う視聴者もいたようだ。

■遅咲きの苦労人…恋愛ドラマ初ながら自信の半生と重なるはまり役

 『大恋愛』でムロが演じる間宮真司は、親に捨てられた過去を持つ男性。不幸な境遇を自分で癒やすために小説を書きはじめ、21歳で小説家デビューするも、2作目以降がヒットに恵まれず引越し業者のアルバイトをして生計を立てている。若年性アルツハイマーに侵されてしまった女医・北澤尚(戸田恵梨香)を明るくけなげに支え続けるという役柄だ。

 今回の役はムロツヨシの半生と重なる部分も多い。ムロツヨシ自身も、幼いころに両親が離婚していることを度々公言している。2016年に『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演した際には、両親が4歳で離婚し、父親とはそれ以来会っていないと告白。「嘘偽り無く1ミリもオヤジを恨んでいません。この家庭環境があるから喜劇役者になりたいと思えたし、他のことも考えず20年やれていると思います。感謝しています」と語り、“芸人殺し”との異名を持つ黒柳徹子にまさかの涙を流させたこともあった。

 俳優の下積み時代には、数々のアルバイトを経験。今春のORICON NEWSのインタビューでは、「役者として食べられるようになってからまだ5年くらいしか経っていない」と危機感を明かし、そんな遅咲きで苦労人の姿を知ってか、脚本の大石静氏は今回の役をムロツヨシにあて書きで作ったと明かしている。

■“新境地”ではなく“人たらし”が生んだ説得力、二枚目役こそが真骨頂?

 普段のコメディ俳優の一面とは異なる姿に驚きの声が上がり、“新境地”と評されているが、恋愛ドラマが初めてなだけで、刑事ドラマや大河ドラマにも出演し、コメディを封印した芝居を過去に披露している。

 過去の例を見ても、喜劇俳優=シリアスの名優といった例も多い。「光」や「陽」、つまり「笑い」は人間の本質を理解してこそ描ける。コメディ俳優として知られるようになったムロツヨシもしかり、辛い過去があったからこそ喜劇俳優の道を選んだと公言している。柄本明竹中直人など、喜劇俳優として知られる名優たちは狂気をはらんだ役柄、シリアスな役でもその存在感を発揮していることからもわかるように、人間の「闇」や「影」とコメディは表裏一体ともいえよう。

 そして反響を生んだ今回の役の“説得力”を支えているのは、ムロツヨシ人間力にほかならない。今年のORICON NEWSのインタビューでは、その人間力の源について次のように明かしていた。「『僕はあなたを信用してます』からスタートします。飲み屋で話しかけたおじちゃんでも、お姉ちゃんでも、年下の男の子でもね。“信用すること”から始めます」

 俳優の小泉孝太郎小栗旬、嵐の松本潤など、芸能界の“交友”は広いことでも知られる。特に福田雄一監督との出会いは大きく、度々福田作品に起用されている。「僕の友達の定義は、“裏切られてもいい人”。何かしらの形で裏切られるようなことや陰口をたたかれたりしても、友達だったら、きっと何か理由があるんだろうな、何かあったのかな、と思うようにしています」と語り、人付き合いの考えにおいても懐の深い一面が垣間見える。

 壮絶な過去を持ち、人を笑顔にすることを考えて生きてきたムロツヨシの“人たらし力”、そして“受け止める力”が今回の役柄の説得力になっているのだろう。今回の反響は、ムロツヨシの新境地ではなく、人生の引き出しの数を増やしてきた俳優としての“地力”だ。内面からにじみ出るムロツヨシの慈愛あふれる芝居は、二枚目役こそ映えるのではないか。

 「カメラに映っているのはまだ6分の1ほど。まだまだ見せていない一面あります」と本人が明かしていたとおり、ムロツヨシの“新境地”はまだこの先にありそうだ。