平成18年度筑波大学附属図書館企画展「中国三大奇書の成立と受容」スタッフブログ

2006-11-02 大塚先生とスタッフからのひとこと(最終回)

昨日予告しました通り、本日ブログ最終回です。

以下、大塚先生とスタッフ一人一人からの一言を掲載します。

(「何か気軽な一言を」と依頼したのですが、みんな語りたいことがたくさんあるようで長文です)



中国に「八人の仙人が海を渡る」ということわざがあります。この八人が日本に渡って(途中一人が海に落ちて)七福神になったそうですが、「船を進めるのに、各自が得意な分野を受け持ち航海を行う」の意です。今回の企画展はまさしく九人が協力した成果であったと自負しています。スタッフの方々は本来の仕事があり、大塚も授業があるなか、本業に支障のない範囲でこつこつ進めて、4週間を過ごせたのだと思っています。幸い好評のようで、従来の特別展とは違った、面白い企画展でした。

スタッフの皆さま、関係者各位、ご来場くださった方々、ありがとうございました。

(大塚秀明)



今回の企画展は、約4か月で企画案の決定から開催までこぎつけることができました。企画展がほぼ1か月でしたから、嵐のような5か月だったといえるでしょう。

マンガ・アニメ・映画・ゲームを貴重書展示室に並べる、というのは前代未聞の試みでしたが、来場くださった方々のアンケート等を見ると、我々の企画の意図を理解し好意的に受け止めていただいたことがわかり、非常にうれしく思っています。

開催する側が楽しみながら準備できないようでは、来場者や電子展示の閲覧者の方々に楽しんでいただくことはできないと思います。その点、今回のスタッフは、それぞれの創意工夫で主体的に企画展に関わり、非常に自由に企画展を創りあげてきました。企画展をもっとも楽しんでいたのは実はスタッフだったかも知れませんね。

来場者をはじめ、資料を提供して下さった機関・個人、スタッフをはじめとする学内外の様々なご関係の皆様に、あつく御礼申し上げます。

(企画展WG主査 F.S.)



エノケン孫悟空」をかつて地上波で見たことがあるなどと言うと歳がバレてしまいそうですが、決して封切を劇場で見たわけではありません。エノケンの歌もよく聞きましたが、決してSP盤ではありません。

今回はこれまでになく、小学生から大人まで楽しめる、親しみやすい展示会で、スタッフも楽しみながら作業できて良かったです。

(H.H.)



スタッフの皆様、お疲れさまでした。

そして、ご覧いただいた皆様、ありがとうございました。

楽しんでいただけたでしょうか?


新庄も引退することだし、私もそろそろこのあたりが引き際かと。

今回の出来栄えをみて安心して世代交替できそうです。

(K.O.)



最後に初めて登場します。。。

ワークメンバーになって初めての展示でしたが、他の(!)メンバーの活躍で好評のうちに終了することができました。

終ってみれば入場者数も歴代3位というおまけ付きで、見にきていただいた皆様、本当にありがとうございました。これを機会にこれからも図書館をご利用いただければと思います。(ボランティアによる図書館の見学案内も随時行なっています)

(N.H.)



ブログを見てくださった方、展示会を観にきてくださった方、ありがとうございました。

今回の企画展は、研究開発室の先生と附属図書館の職員がそれぞれの持ち味を出した手作りの展示会になりました。


以下は私からみたスタッフです。

監督兼実動の劉備玄徳のような大塚先生、

それを補佐し全体の調整役の諸葛亮孔明のようなWG主査、

予算折衝や力仕事パネル作成をされたH氏、

アート感覚のこだわりで写真撮影やパネル作成指導にあたったK.O.さん、

図録の校正等に賞賛すべき注意力を発揮し講演会の準備等でもフットワークの軽いN.H.さん、

コンピュータや機器に強く図録作成から映像まで幅広く頼りにされたB.K.さん、

ポスター・チラシを担当し展示室の飾りつけにも手腕を奮ったS.N.さん、

そして「毎日書く!」を目標に素晴らしい文章力でこのブログを書き続けた展示全般担当のY.M.さん。

メンバーは幅広い年齢層ですが、高校の文化祭気分を味わいつつ、展示会が期待外れにならないことを願って作業にあたりました。


会期中1800人もの方に観覧していただけて、感謝の気持ちでいっぱいです。筑波大学図書館を身近に感じていただけるとうれしいです。

展示室は6日から「日本の出版文化」という落ち着いた雰囲気の常設展に戻りますが、機会がありましたらどうぞお立ち寄りください。

(A.O.)



親しみあるテーマで、スタッフとしても盛り上がれた企画展になったと思います。個人的には講演会で上映された「エノケン孫悟空」の面白さに触れられたのが収穫でした。

観覧にきて下さった方、講演会にお越し下さった方、電子展示を見て下さった方、このBlogに訪れて下さった方、皆さんありがとうございました。

(B.K.)



とっても中国に行きたくなってきた。

よし。来年は成都武候祠に行くぞ!

(S.N)



いろいろなアイデアが飛び出てくる大塚先生、他のメンバーに驚かされどおしでした(K.O.さんへ私信>引退だなんて!まだまだこだわりもアイデアも盗みきれてません!)。自分たちで創り上げ、そして来場した皆さんの反応を直に感じることができ、充実した毎日でした。ご観覧いただいた皆様、ほんとうにありがとうございました。

実験的にはじめたブログについて、たくさんの方からネタを提供していただき助かりました。S.N.さんB.K.さんの協力で、期間中「毎日書く!」が達成できました。内輪ネタながらも、同時進行でお伝えしていくことの意味はあった、と確信しています。読んでくださった皆様、ありがとうございました。またいつかお会いしましょう!

(Y.M.)


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2006-11-01 入場者数の推移、展示資料一覧(完全版)

昨日は企画展WGの反省会でした。

一部真夜中まで、次期展示のメンバー(スカウト済)も交え反省会(?)は続きました。


本日はいくつか取り残したまとめをしたいと思います。


■■入場者数の推移■■

sandaikishoの累計入場者数

累計入場者数グラフです(B.K.さん作成)。クリックで拡大します。


詳しい分析は研究開発室にお任せすることとしますが、やはり学園祭期間中を中心に

前半の伸びが大きく、中盤は落ち着き、最後の数日でまた伸びていることがわかります。



■■展示資料一覧■■

以下、図録作成後に展示に加えた資料やパネルも含む展示資料一覧の完全版です。

長いですが、記録ということで掲載しておきます。


■導入部


■第1部

  • 1-1 大唐西域記 / (唐)玄奘,(唐)辯機. -- 明末
  • 1-2 清明上河図 (影印) / 張択端絵. -- 人民美術出版社, 1981
  • 1-3 至治新刊全相平話三国志 (影印)
  • 1-4 新刊宣和遺事(影印). -- 上海古籍出版, 1994
  • 1-5 元曲選梁山泊李逵負荊雑劇) (影印) / 臧懋循撰, 雕蟲館校訂. -- 商務印書館, 1918
  • 1-6 三国志通俗演義 (影印) / 羅貫中. -- 人民文学出版社, 1974
  • 1-7 水滸伝 容与堂本 (影印) / 施耐庵, 羅貫中. -- 中華書局, 1966
  • 李卓吾先生批評西遊記 (影印) / 呉承恩. -- 中州書画社, 1983
  • 1-8 精鐫合刻三国水滸全伝 (別名:英雄譜) / (明)熊飛編. -- 雄飛館, 崇禎年間
  • 1-9 水滸後伝 / (明)陳忱. -- 万暦36 (1608)
  • 1-10 増像全図加批西遊記 / (清)陳士斌. -- 天宝書局, 宣統3 (1911)
  • 1-11 明陳洪綬水滸葉子 (影印) / 陳洪綬画. -- 上海人民美術出版社, 1979
  • 【パネル展示】年表
  • 【パネル展示】西遊記』の成立概念図. -- 『三蔵法師の道』 (朝日新聞社, 1999) より
  • 【パネル展示】京劇 大閙天宮. -- 『京劇2 孫悟空』 (平凡社, 1980) より
  • 【パネル展示】京劇 野猪林. -- 『京劇1 京劇百花』 (平凡社, 1980) より
  • 【パネル展示】蟠桃. -- 『中国美術全集 絵画編21民間年画』 (人民美術出版社, 1985)より
  • 【パネル展示】三顧の礼. -- 『中国美術全集 絵画編21民間年画』 (人民美術出版社, 1985) より
  • 【パネル展示】水滸伝選仙図(昇官図:すごろく). -- 『中国美術全集 絵画編21民間年画』 (人民美術出版社, 1985)より

■第2部


■第3部


■第4部


明日は、WGメンバー(大塚先生+スタッフ)からの一言を掲載し、最終回としたいと思います。

お楽しみに!

(Y. M.)

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2006-10-30 片付け中

今日は朝から展示換作業。


「片付けちゃうのもったいないねー」とOさん。

・・・ホントに。関羽も呉用も今日で見納めです。名残惜しい。

この新聞記事のパネルだって展示許可もらうのに4箇所も電話したんだよなぁ・・・。


などと感慨に耽っていたのは、おそらく30秒ほど。

怒涛の勢いで片付けていきます。

資料を帙へ戻し、パネルやキャプションを外し、展示ケース等を運び出し、

常設展のパネルを吊るし、展示台のホコリを払い、資料を並べ・・・。

だ、ダメです。もうパワー切れです。

あまりの勢いに、途中の写真をとるのもすっかり忘れていました。


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元へ戻りつつある貴重書展示室。全体的に落ち着いた色調。

常設展は当館資料のハイライト的展示です。鯰絵など面白いものもたくさんあります。

11月6日から通常開室となります。まだご覧になったことのない方は、こちらもどうぞ。

(Y. M.)

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2006-10-27 企画展終了

本日17時をもって企画展が終了いたしました。

ご来場いただいた皆様、資料提供等ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。


本日もたくさんの方々にご来場いただき、図録が足りなくなってしまいました。

急遽カラーコピー。最後、コピーをお持ちいただいた皆様、申し訳ありません。


気になる最終入場者数は・・・

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意図せずキリ番1800人。

(今回はセルフカウント式で、カウンターを押していない人もいらっしゃるようなので、

実際の人数はもっと多いはず)


開催日数等の違いはあるものの、附属図書館特別展・企画展の入場者数歴代3位となりました!

 1位 平成12年度 日本美術の名品 4333人

 2位 平成9年度 明治のいぶき 3822人(日本橋丸善での開催)

 3位 平成18年度 中国三大奇書の成立と受容 1800人

 4位 平成17年度 江戸前期の湯島聖堂 1780人


昨日時点での入場者数は1732人、ということで昨年度の「江戸前期の湯島聖堂」と

ひそかに熾烈な3位争いが繰り広げられていたのでした。


われわれスタッフは余韻に浸る間もなく、館外・館内のサイン、ポスター等の撤去作業。

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来週は、常設展への復旧作業のため、貴重書展示室は閉室とさせていただきます。


さて、このブログですが、こちらも企画展終了と共に終了となります。

内輪ネタが多いにもかかわらず、お読みいただいた皆様、ありがとうございました。

・・・が、まだ片付けもありますし、あと数回番外編で続けさせていただく予定です。

どうぞ最後までおつきあいくださいね。

(Y. M.)

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2006-10-26 企画展の評判は?

いよいよこの企画展も、残すところあと一日、27日(金)のみとなりました。

アンケートやこのブログ、また口頭でも感想をいただいていますが、

大変好評で、嬉しい限りです。


しかし、批判的な意見はないものか、今後の参考のために伺っておきたい、ということで、

やはりついついやってしまいますね、ブログ検索。

(すみません・・・スタッフも、大塚先生も、相当な検索魔です。)


トラックバックをいただいたわけでもないのに、こちらから書いてしまうのも

どうかとも思いましたが、記録ということでお許しください。


レポ:中国三大奇書の成立と受容−「三国志」「水滸伝」「西遊記」はどのように読まれ,描かれたか (裏帳簿 夏時雨さま)

講演会にもご来場いただいた、ということで、10月2日、23日と3度も記事にしていただいています。ありがとうございます。

そうなんです、展示室がわかりにくい、というのはアンケートでもいただいています。入口に地図を置く等、これ次回の課題ですね。

錦絵や挿絵等について触れていただいていますね。著作権の問題のないもの、他館からお借りして許可を得ているものについては、電子展示にも掲載していますので、こちらもぜひご覧ください。

ちなみに、堺版西遊記DVDは、残念ながら関係者個人蔵です。


当時のドラゴンボール? (夢追いデイズ あっきーさま)

学生さん。ゼミの帰りに寄っていただいたとのこと。ありがとうございます。

「史実」を元にしてどう「描かれたか」という視点、少しでも卒論の参考になりましたでしょうか。卒論がんばってくださいね。


大移動&ご了承 (竹裡館の怠惰な日々 竹裡館住人さま)

なんと鎌倉からはるばるご来場いただいたとのこと。TXができたとはいえ、遠いですよね。ありがとうございます。

図書館独自の企画展ということで、例年より少し規模を縮小しての開催でした。こんなに好評ならもっと・・・という声もちらほら上がっています。

エノケン西遊記」はスゴイです。ぶっとんでます。機会がありましたら、是非ご覧ください。


気持ちは。

対数の事じゃないですBlogとは 有賀亭 頑馬さま)

学園祭の際に、企画展にもお寄りいただいたとのこと。ありがとうございます。楽しんでいただけてなによりです。

銭形平次のモデルが『水滸伝』に出てくる没羽箭張清だった、というのは、実は私も今回はじめて知りました。


そのほかにも、面白かった、見に行きたい、などと触れてくださっているブログもありました。口コミで宣伝いただき(笑)ありがとうございます。


本日読売新聞の朝刊(地方版)に掲載していただいたせいか、あるいはもうすぐお終いだからか、

来場者数が非常に多かったです。

さて、最終来館者数は何人に達するか!

(Y. M.)

有賀亭 頑馬有賀亭 頑馬 2006/10/28 00:06 ご来訪ありがとうございます。
こちらもトラックバックさせていただきました。
また魅力的な企画展を期待しています。

Y.M.Y.M. 2006/10/30 09:36 有賀亭頑馬さま、突然のトラックバック失礼いたしました。感想等をいただくと本当に励みになります。次回の企画はまだ固まっていませんが、皆様に楽しんでいただける展示となるよう工夫していきたいと思います。ありがとうございました。

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