マーメイドS予想

いよいよ夏競馬開幕です。
マーメイドS
テイエムオーロラ
○コロンバスサークル
ムードインディゴ
人気馬がほとんど連に絡まない荒れ模様のレース。
穴人気しそうだが上り馬テイエムオーロラが本命。
相手弱化で芽が出た素質馬コロンバスサークルが対抗。
騎手代わりで一発あるかもなムードインディゴをおさえに。

エプソムC&CBC賞結果

堅かったり荒れたり。
■エプソムC
1  セイウンワンダー 1:46.1
2  シルポート ハナ
3  キャプテンベガ ハナ
4 ○セイクリッドバレー 1/2
5 ◎ゴールデンダリア クビ
シルポートが逃げる展開。最後の直線では激しいデットヒートのち、セイウンワンダーが復活V。
昨年と同じく、秋競馬を盛り上げそうな結果になりました。
しかしながら予想は外れ。。。
CBC賞
1  ヘッドライナー 1:08.9
2 ◎ダッシャーゴーゴー 3/4
3  ワンカラット クビ
4  メリッサ 1.1/4
5  エーシンビーセルズ 3/4
こちらは3歳馬ダッシャーゴーゴーが直線追い込みましたがヘッドライナーが逃げ切り。
負けたとはいえ3歳馬侮れません。
こちらも予想は外れ。。。
というわけで久々の連敗。
32戦8勝7分17敗、回収金額22,130円、投資金額32,000円、回収率69.2%とまたもや後退です。。。

『スキュラ・ダークリー』(六塚光/一迅社文庫)

スキュラ・ダークリー (一迅社文庫)

スキュラ・ダークリー (一迅社文庫)

 巻末の作者あとがきで述べられているミステリとライトノベルについてのあれこれに釣られて購入しました。なので、本書と同一の世界観を舞台にしているという「灰とリヴァイアサン」シリーズは未読ですのであしからず。

 ホームズたのポワロだの、ややマイナーなところではロジャー・シェリンガムだのH・Mだの、キャラクターの立っている探偵役は山ほどいます。だから、ライトノベルとの親和性はそれなりにあると思うのですよ。しかし実際に書こうとしてみると、ライトノベルという畑からミステリへアプローチする仕方が難しいというか何というか……。
 情報ばかりをつらつらと並べ立てすぎると面白みに欠けるし、さりとてそれ以外のものを詰め込みすぎると散漫になる。バランスの問題だとは思うのですが、その均衡点がどこにあるのかは、なんともつかみがたいところがあります。
 ライトノベルとミステリ、というテーマは、今後も追いかけていきたいところではあります。
(本書あとがきp285より)

 この件については、以前に書いたライトノベルとミステリの相性についてという記事で若干の考察をしましたが、実は両者はそんなに相性がよくないのではないのかと思っています。それが現象として表れてしまったのが富士見ミステリー文庫というレーベルの消滅で、その原因には内在的要因と外在的要因がある、というのが私の考えです。とはいうものの、一般論としてはともかく、具体的なタイトルとしてはミステリとしてもライトノベルとしても面白い作品はあります。なので、なかなか困難なテーマかもしれませんがこれからも是非追い続けて欲しいと思うので、応援の気持ちを込めて本書を紹介させていただきました。
 ちなみに、本書の内容自体は、やはりあとがきで述べられているように、あくまでもミステリ「風」です。なので、ミステリとしての面白さを期待して読むと痛い目に遭いますのであしからず。さらにいってしまうと、ぶっちゃけライトノベルとしてもそんなにオススメではなかったりします(コラコラ)。まあテーマ性を買ったということで。
 さらに付言しますと、本書はタイトルから明らかなようにP・K・ディックの『スキャナー・ダークリー』がモチーフになっています。で、実は真相といいますか犯人が『スキャナー・ダークリー』を既読だとバレバレだったりします(笑)。私の評価が辛目になってしまったのもそのせいかもしれませんね。

スキャナー・ダークリー (ハヤカワ文庫SF)

スキャナー・ダークリー (ハヤカワ文庫SF)