エプソムC&CBC賞結果
堅かったり荒れたり。
■エプソムC
1 セイウンワンダー 1:46.1
2 シルポート ハナ
3 キャプテンベガ ハナ
4 ○セイクリッドバレー 1/2
5 ◎ゴールデンダリア クビ
シルポートが逃げる展開。最後の直線では激しいデットヒートのち、セイウンワンダーが復活V。
昨年と同じく、秋競馬を盛り上げそうな結果になりました。
しかしながら予想は外れ。。。
■CBC賞
1 ヘッドライナー 1:08.9
2 ◎ダッシャーゴーゴー 3/4
3 ワンカラット クビ
4 メリッサ 1.1/4
5 エーシンビーセルズ 3/4
こちらは3歳馬ダッシャーゴーゴーが直線追い込みましたがヘッドライナーが逃げ切り。
負けたとはいえ3歳馬侮れません。
こちらも予想は外れ。。。
というわけで久々の連敗。
32戦8勝7分17敗、回収金額22,130円、投資金額32,000円、回収率69.2%とまたもや後退です。。。
『スキュラ・ダークリー』(六塚光/一迅社文庫)
- 作者: 六塚光,CH@R
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2010/05/20
- メディア: 文庫
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ホームズたのポワロだの、ややマイナーなところではロジャー・シェリンガムだのH・Mだの、キャラクターの立っている探偵役は山ほどいます。だから、ライトノベルとの親和性はそれなりにあると思うのですよ。しかし実際に書こうとしてみると、ライトノベルという畑からミステリへアプローチする仕方が難しいというか何というか……。
情報ばかりをつらつらと並べ立てすぎると面白みに欠けるし、さりとてそれ以外のものを詰め込みすぎると散漫になる。バランスの問題だとは思うのですが、その均衡点がどこにあるのかは、なんともつかみがたいところがあります。
ライトノベルとミステリ、というテーマは、今後も追いかけていきたいところではあります。
(本書あとがきp285より)
この件については、以前に書いたライトノベルとミステリの相性についてという記事で若干の考察をしましたが、実は両者はそんなに相性がよくないのではないのかと思っています。それが現象として表れてしまったのが富士見ミステリー文庫というレーベルの消滅で、その原因には内在的要因と外在的要因がある、というのが私の考えです。とはいうものの、一般論としてはともかく、具体的なタイトルとしてはミステリとしてもライトノベルとしても面白い作品はあります。なので、なかなか困難なテーマかもしれませんがこれからも是非追い続けて欲しいと思うので、応援の気持ちを込めて本書を紹介させていただきました。
ちなみに、本書の内容自体は、やはりあとがきで述べられているように、あくまでもミステリ「風」です。なので、ミステリとしての面白さを期待して読むと痛い目に遭いますのであしからず。さらにいってしまうと、ぶっちゃけライトノベルとしてもそんなにオススメではなかったりします(コラコラ)。まあテーマ性を買ったということで。
さらに付言しますと、本書はタイトルから明らかなようにP・K・ディックの『スキャナー・ダークリー』がモチーフになっています。で、実は真相といいますか犯人が『スキャナー・ダークリー』を既読だとバレバレだったりします(笑)。私の評価が辛目になってしまったのもそのせいかもしれませんね。
- 作者: フィリップ・K.ディック,Philip K. Dick,浅倉久志
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2005/11/01
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