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ちくたく このページをアンテナに追加

2013-02-26

4つの開発

お客様にどんな商材を届ければよいか悩んでいる技術者はたくさんいると思う。シーズではなくニーズでものごとをとらえないといけない、確かにそうだがどうやってやればよいのか。

体系だてて考えるためのヒントとなる記事があったので、その感想を述べたいと思う。

日本の家電・脱負け組への処方箋、未来はバックステップでつくれ

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20130204/264051/?ST=observer&P=1

パナソニックB2Bへ手を広げようとしているのは、B2CがだめだからB2Bへ移行するのではなく、お客様のニーズを聞き出す間口をB2Cに加え、B2Bに広げたと捕らえるのがよいと思う。B2Cでお客様の困りごとを解決してきたように、B2Bでもお客様の困りごとを解決することでビジネスのチャンスを広げるという試みである。

しかし、CESの発表にもあったが、日本メーカ発の情報としては4K2Kに関するものばかりであった。4K2Kで新しいビジネスを作り出そうとしてるメーカの意向はわかるが、本当にお客様は4K2Kを求めているのだろうか。

記事内ではこのような今の日本メーカの取組み姿勢に疑問を呈している。

技術力を基にしたB2Bビジネスへの進出やB2Cではこれまでの製品の性能アップに終始し、これまでにない新しいビジネスはなかなか出てこない

ではどうすべきか。記事は以下のように提唱している

1.問題開発

2.技術開発

3.環境開発

4.認知開発

日本メーカは2にばかり注力してきたが、新しいサービスや商品は1,3、4で創出される。ここで言う、新しい商品とは利便性を知ってしまうと、もう元に戻れなくなるような商品やサービスのことである。

これまでの流れを見ても問題開発さえできれば、アジア各国のメーカは技術力を駆使して、問題開発により導き出された商品と同等のものを簡単に作り上げることができる。iPhoneがよい例だ。iPhoneがヒットすると同時に中国メーカはこぞってiPhoneチックなデバイスをあっという間に作り上げた。Googleの検索機能、オープンソース、ハードの進化により、各国・各人の技術的参入障壁は下がり、誰でも何でも作り上げることができるようになっている。

つまり、問題開発により誰も見つけていないものを見つけ出し、技術開発をしながら、環境開発、認知開発に繋がることを推し進めるといのが一つの解である。

しかし、企業で勤めるものならよくわかるが、1から4を論理立てて説明できたとしても「総論賛成各論反対」で何もできずにつぶされることが多々ある。「総論賛成各論反対」を乗り越えるために必要なのが、ビジョンと情熱である。記事内では「ロジックパッション」で乗り切れと提唱されている。

政治の世界でも「大阪都構想」「TPP参加」など様々な問題があるが、全て共通するのは「総論賛成各論反対」が敵であることである。橋本さんや安倍さんがどうやってこれらを乗り切るか。「ロジックパッション」で乗り切り、我々によい例を示してくれるに違いない。

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