日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

絵画史料で歴史を読む/黒田日出男/ちくまプリマーブックス

絵画史料で歴史を読む

絵画史料で歴史を読む

なんと言っても最大の興味は神護寺三像のことなのだが、
この本を読む限りでは伝源頼朝像(教科書等でよくみるアレ)が足利直義像で伝平重盛像が足利尊氏像であるというお馴染みの説は、逆の組み合せもありうるのではないかと、いやむしろ逆なのではと思ったのだが如何なものであろうか?
ただしこの本では割いてる紙数が少ないので、もっと他の書籍にもあたらなきゃいけない様子。


それはさておき、図示して分かりやすく説明しているので、さほど興味がなくとも楽しく読める本かと。