西津軽の森林鉄道からはずっと海が見えるよ その1 七つ滝周辺

 昔々、津軽半島の西側に「森林鉄道」と名が付くのに何故かほとんどの距離海岸沿いを走っていた謎解きのような鉄道があったそうな。いかにそのなぞなぞのような森林鉄道と云えども世の流れに抗うことは出来ず他の全国の森林鉄道と同様に昭和40年代には役目を終え廃線の憂き目にあったそうな。ところが津軽半島の西側という所は人が容易に住まうような場所でなく都市住居化はおろかまともな道路さえつい最近になって開通したという状況で、結果的にこのなぞなぞ路線の遺構が今でもあちこち残ることとなったそうな。
 今回、特に由縁というモノはないのですがいつものように何となくそれら遺構跡を訪ねてみることにしました。

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