『辻三蔵の重賞調教プロファイル』発売!

9月10日のセリーグ優勝以降、カープブログ化しているが、そろそろ本職の競馬の話を。

9月30日(金)に新著『辻三蔵の重賞調教プロファイル』自由国民社刊)が発売になる。
本のサイズは前著『辻調教専門学校』より一回り小さいB6サイズ。

ヨリウミニャイアンツ所属の豪速球猫投手ミーちゃんの活躍を描いた『猫ピッチャー』と同サイズ。

本の厚さが約1センチなので競馬場やウインズへの持ち運びも便利。
本棚に入れてもすっきりまとまる。

コンセプトは最終追い切りを見れば、G1、G2レースの好走調教パターンが一目でわかる!
競馬専門紙競馬ブック』提供の調教データをもとに、JRA平地G1全22レース、平地G2全36レースの好走調教パターンを分析。
各レースの好走調教を6つの項目で解析している。

(1)調教コース別成績
2008年以降の調教データを分析。勝利数順に掲載。
上位3位の調教コースを「好走調教プロファイル」で分析。
(2)主要調教コースの好走時計
調教コース別成績で、上位3位の調教コースの好走時計を掲載。
(3)調教攻略のポイント
過去のレース傾向や競馬場のコース形態を分析した上で、適切な調教方法を解説。
(4)主要調教コースの好走調教プロファイル
調教コース別成績で、上位3位の調教コースの好走調教パターンを掲載。
調教タイム、調教騎乗者、コース取り、脚色、併せ調教など、多岐にわたるデータを分析。
(5)過去5年の1〜3着馬の調教一覧表
(6)調教データから分析した買いパターン、消しパターンを一口メモで掲載

調教ビギナーの方には理解が深まるように、『パーフェクト調教事典』から引用した「調教の基本」を最新版で掲載している。

最終追い切りだけで状態の良し悪しがわかるのか。
そういう意見もあると思うが、名伯楽・大久保洋吉元調教師の言葉を引用したい。
「ベストの状態でレースに臨むには日々の調教の積み重ねが重要。最終追い切りは日頃の成果を披露する集大成だ」

G1、G2レースの最終追い切りは週中の日刊紙、夕刊紙、週末の競馬専門紙に詳しく掲載されている。
調教映像はグリーンチャンネル、JRAレーシングビュアーなどで視聴できる。
最終追い切りは競馬ファンが確実に取得できる大切な情報源だ。

最終追い切りを見れば、G1、G2レースの好走調教パターンが一目でわかる。
競馬ファンにとって勝ち馬を見抜く道標になると確信している。