『シュレック3』舞台挨拶

洋画はできれば字幕で見たいんだけど。吹替版キャストの舞台挨拶付きとあらば仕方ない。なんてエラそうな事を呟きつつ試写へ(笑)。実は藤原紀香橘慶太w-inds.)が見れればいいなぐらいの軽いノリだったんですが、いざ舞台挨拶が始まってみると、竹中直人山寺宏一大沢あかねほしのあき、光浦&大久保コンビ、そして絶対来ないと思っていたダウンタウンの浜ちゃんまでもが勢ぞろい!フルキャストですよ。何でも吹替版キャストが勢ぞろいするのはこれが初めてなんだとか。*1いいかげん芸能人は見慣れてるはずなのに、浜ちゃんがシュレックと腕組みながら登場した時はちょっとテンション上がった。何で紀香や橘慶太じゃなくて浜ちゃん?って感じだけど(笑)。*2とにかく、橘慶太への黄色い歓声がものすごくて圧倒されました。客席前方1/3ぐらいは全部彼の熱烈ファンで埋め尽くされてる勢い。きっと早くから並んでたんだろうなと、気合の程が伺えました。あと、藤原紀香の足が異様に長かったのと*3、フォトセッションでほしのあきが負けじと美脚&巨乳をアピールしていたのと*4、浜ちゃんと竹中直人の即席コントがイマイチだったのが印象に残った舞台挨拶でした。
映画の方は、白状すると1も2も見ていません。だからあまりあれこれ語れる立場じゃないんだけど、何ていうか、浜ちゃんの喋りがまんま浜ちゃんなだけに、シュレックのイメージが自分の中と全然違ってて、どことなくムズ痒さが拭えませんでした。う〜ん、やっぱりマイク・マイヤーズで見たかったな・・・なんて。でも、山寺さんのドンキーと竹中さんの長ぐつをはいた猫が素晴らしかったので全てが帳消しに。ホントに、山寺さんって芸達者ですよね。最近の吹替えにおける人気先行キャスティングには色々と物申したいことがあるけど、ドンキーの配役に関しては文句なし。普段からエディ・マーフィの吹替えを担当していることもあり、まさに山寺さん以外には考えられないキャスティングですもん。あと、ドラマでは時にアクが強すぎる竹中さんも、さすがの上手さ。あのコロコロ変わる声色を最大限に利用しての役柄で、この2人の掛け合いの完成度の高さで全体的なクオリティも保たれていたような気がします。それと王子役を担当した橘慶太。これが予想外にいけてました。本人が思い切りふざけて演じたというウソ泣きシーンでファンから歓声と拍手が沸いたのには若干引きましたが(汗)、役柄にピッタリで結構良かったです。
ストーリーはいたって普通、取り分け目を引くわけでもないよくある話し。でもおとぎの国のプリンセス達の意外な姿といい、誰もが慣れ親しんだキャラが出てきるだけで楽しめるというか。辛口パロディはなかなか面白かったです。家族で安心して楽しめる作品ってところでしょうか。
評価 ★★★☆☆

*1:ちょっと得した気分

*2:自分でもナゾ

*3:衣装のせいもある

*4:超人的な紀香より程よくバランスが取れててナイスプロポーションだった