小林一茶風日記

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2005-04-04

今朝、いつもと違う道を歩いていると、駅の精算機の前に行列ができていた。あれは、いつもは一駅分くらい定期代をちょろまかしているが、今朝は雨だったので歩かずに電車を乗り過ごした人たちなのだろうか。あるいは、時期が時期だから、新人研修とかで本来の勤務地とは違うところに通っている人たちなのだろうか。

『夢と欲望のコスメ戦争』

三田村蕗子 著

新潮新書

ISBN4-10-610109-2

化粧品に関していくつかのことが書かれたコラム集。

個人的に、最終第7章のみ結構興味深かったが、他の章は、百貨店の舞台裏と題された第6章はそこそこ、残りは、これといって特別なことはないただの雑学本、という感じか。最終章のテーマのみをふくらませて一冊の本に仕上げれば面白い本ができたのではないか、と思うにつけても、助走に前半部分がどうしても必要だったということでもないだろうし、テーマが絞りきれておらずに中途半端、という本ではある。

ちなみに最終章のテーマは、化粧品は、女性にとって綺麗になりたいという夢を形作るものであるから、この化粧品を使えば絶対に綺麗になれる、という付加価値――ブランド力、広告、包装容器、使い心地等々、が必要だ、というところだろうか。

結局、一言でいえば、惜しい、という出来栄え。最後まで雑学本に徹すれば、トータルの出来は低くても、こんなもので仕方ないな、と諦めもつく訳で、読者に夢を売っているという点で、化粧品と本は似ている、ということだろう。

以下メモ

ヤマンバギャル出現の背景には、100円ショップやドラッグストアの展開でティーンエイジャーにも化粧品が買いやすくなったことがある。

・大手メーカにも敏感肌用の化粧品等はあるが、下手に無添加等を売りにすれば他の自社商品に跳ね返ってきかねないので強く出られない内に、DHCやファンケルナチュラル派の化粧品で売り上げを伸ばした。(ある市場の勝者は隣接する市場では強く出られない場合がある、という経営学教科書にでも出てきそうな事例だ)

・SK−IIの正式名称は、シークレットキーII。

つまりあれだ。

何十代からの基礎化粧品、とかいっているのは、その歳になっても綺麗な肌でいたかったら、若いうちからこれを使え、ということなのだろうか。よく分からない論理展開ではある。

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