小林一茶風日記

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2005-05-31

テロメアの話は、まとめ方に問題があるような気がするので、文言を修正。

『最強の投資家 バフェット

牧野洋 著

日経ビジネス人文庫

ISBN4-532-19289-7

ウォーレン・バフェットに関して書かれた読み物。

特にテーマもないし、割とだらだらと書かれているやや厚めの本なので、バフェットに関する読み物、としか捉えようがない本。悪くもないが特別でもない普通レベルの読み物。取り立てて記しておくようなことは殆どなく、興味があるなら読んでみても、という以外には殆ど評価のしようがない。

現実に大成功を収めた人のことだから、何を書いても手放しの称賛かよいしょに見えてしまう点が、難点といえば難点か。バフェットは、殆ど年次報告書に書かれている数字や経営者の発言だけを見て、企業価値よりも株式の時価総額が低い安全な投資先を見つけ、株式というより企業を買い取るかのように集中投資を行う、ということらしいが、日本で有価証券報告書だけを見て投資判断を行うのは、無謀に等しいだろうし。

それ程興味がない人が、無理に手を出してみる本でもないと思う。

2005-05-29

やおい同人の隆盛を見るに、男がレズに対して寛容なように、女性ホモに対して寛容なのではないかと思われる。男性週刊誌がいくらジャニーズ事務所をホモ疑惑で叩いても、女性にとっては余りたいした問題ではなく、それ故に、イメージが低下するということもないのではないだろうか。

2005-05-27

『チラシから読み解く! 満足度100%のマンション購入法』

武内修二 著

講談社+α文庫

ISBN4-06-256926-4

マンションの広告に対してぼやいてみました、という本。

元はブログだったということで(別にケンカを売っている訳ではないからリンクは張らないが、はてなだ)、ブログとしてなら確かにそれなりには面白いのだろうけども、一冊の本としては確実に出来は落ちる、という本。

もっといえば、個人的には、本としての体をなしていないと思う。粗悪乱造の見本。というか、編集者仕事しろ、という感じか。あとがきで、担当編集者の名前をあげて謝意を伝えているのは、実は晒しているのだろうか。

問題点を挙げると、ですます体とである体を混用するな、とか、駅から徒歩何分とかの情報がいちいち全部付いているが実際には殆ど無駄、とか、内容の重複や違う箇所で説明されているものがある、とか、全体に説明がかなり中途半端、とか。どういう基準で本書のような配列にしてあるのか、さっぱり分からない。某出版社では編集者の方が偉いのだということを作家に分からせるため最低でも3回は書き直させる、などとまことしやかに囁かれているが、この本の編集者にもそのくらいの気概が欲しいものだ。

つまり良くいえば、3回程は書き直した次回作に期待、ということか。毎日毎日情報が少しずつ積み上げられていくブログ形式なら、これでも良いのかもしれないが、一冊の本としては、当然別のスタイルが与えられてしかるべきであろう。

以下、メモ

間取り図に、浴室1418とか書いてあるのは、浴室の内法寸法が1.4m×1.8mであることを示している。

・駅から徒歩何分という場合には、分速80mという公式ルールがあるが(ただし、途中に信号がいくつあっても考慮されない)、バス自転車の場合は決まったルールがない。

・免震構造のマンションには積層ゴム方式が多く使われているが、積層ゴムの耐用年数は60年とされている。積層ゴムを取り替えるとなると、膨大な費用がかかるだろう。

再開発(建て直し)のマンションの場合、条件の良い部屋は、前のマンションの住人が予め押さえていることも考えられる。

・バルコニーの奥行きは、2m以下ならば延べ床面積に算入されない。それより長いと、延べ床面積に算入されて容積率が押し上げられる。

・実際に測定したデータでは、鉄道の騒音は上の階の方が大きい。

・建築基準法で「居室」に必要な窓などの有効採光面積が決まっているので、それ以下の大きさの窓しかない部屋は、サービスルームやDENなどと記されて、広告される。

・「新築住宅」とは、建設工事完了の日から1年を経過していないもの、だと法律で定められている。

2005-05-25

DNA複製の謎に迫る 正確さといい加減さが共存する不思議ワールド』

武村政春 著

講談社ブルーバックス

ISBN4-06-257477-2

DNAの複製を行うDNAポリメラーゼについて書かれた本。

大体のところは、DNAポリメラーゼがどのようにしてDNAを複製するのか、ということが書かれた本だと考えておけば、まず間違いがない。DNAポリメラーゼの概説本。サブタイトルにあるようなことが、モチーフとしてはあったみたいだが、この点は私には余りよく分からなかった。

個人的には、テロメアが何故細胞分裂の度に短くなるのか、が分かって面白かったし、それだけで本書は十分に買って良かったと思えるので、基本的には悪くない本だと思う。

ただし、余り強くはお薦めにできないような要素が、2点ある。

一つは、結構ごちゃごちゃとして分かり難い箇所があること。ラギング鎖の辺りとか。特に図4−2は、一つの図で二つ以上の事柄を説明しようとしても巧くいかない、という失敗の見本例のようだ。

もう一つは、現時点ではまだはっきりと分かっていなくて仮説が提唱されている段階、という話がやや多すぎるような気がする。ラギング鎖はDNAポリメラーゼδが合成し、リーディング鎖はDNAポリメラーゼεが合成するのではないか、とか。自然科学分野は仕方がないといえば仕方がないとはいえ、それにしても、という感じがするのだが、どうなのだろう。

しかし逆にいえば、それだけホットな話題を扱っている、という解釈ができるかもしれないし、私としては満足したので、興味があれば読んでみて良い本だ、としておきたい。

以下、メモ

・MCMがDNA二本鎖を分離した後、DNAポリメラーゼαが、DNAの合成開始点にRNAプライマーを合成して、DNAの複製を開始する。DNAポリメラーゼαは持続性が短く、すぐにDNAポリメラーゼδやDNAポリメラーゼεに交代する。

・DNAポリメラーゼδとDNAポリメラーゼεとは、エクソヌクレアーゼという機能を持っていて、間違った塩基を合成した時にこれを削除できる(ヒトのDNAポリメラーゼαには、エクソヌクレアーゼは付いていない)。

・作られたDNA鎖は、暫く経つとメチル化される。塩基のミスマッチが残っている場合には、メチル化されている方のDNAを正しいものと判断して、修復がなされる。

紫外線化学物質によってDNAが損傷を受けている場合、前述のDNAポリメラーゼでは複製ができず、DNAポリメラーゼη、DNAポリメラーゼι、DNAポリメラーゼκという特殊な損傷乗り越え型DNAポリメラーゼが複製を行う。DNAポリメラーゼの仲間であるRev1は、塩基が欠落している時に、強制的にCをペアリングさせる。

・すべてのDNAポリメラーゼはDNAの向きに対して同一方向にしか複製ができない。合成開始点から末端まで、DNAポリメラーゼが連続して合成できる向きのDNA鎖を、リーディング鎖、その反対方向のDNA鎖をラギング鎖という。リーディング鎖では分離した所から順にDNA合成が行われれば良いが、ラギング鎖では、MCMが分離している部分よりある程度先の場所から(分離点に向かって)DNAの合成が行われ、これが繰り返される。

・DNAポリメラーゼは、DNAや、DNAポリメラーゼαの場合に自身が作ったRNAプライマーという足場がないと、DNAを複製していくことができない。DNAの末端部(テロメア領域)において、リーディング鎖では最後まで複製ができるものの、ラギング鎖では、一番最後に付いたRNAプライマーの部分が、それより向こう側にDNAが存在しないために、DNAの複製をすることができない。最後まで完全には複製できないため、DNAは、複製の前後で、テロメアが短くなっている。

・テロメラーゼは、CAAUCCCAAUCという配列のRNAとタンパク質が結合した分子で、このRNAを使って、TTAGGGというテロメア・リピートを作っていく。

2005-05-23

小泉首相との会談をキャンセルして帰った中国の呉儀副首相は、愛知万博に行って経団連の昼食会に参加したということは、トヨタに対する義理は果たした、ということなのだろうか。

『日露戦争史 20世紀最初の大国間戦争』

横手慎二

中公新書

ISBN4-12-101792-7

日露戦争に関する概説的な通史本。

全体の半分である 100ページを過ぎた辺りで開戦なので、戦争開始に至る過程を詳しく描いた、というのが一応は特徴になるだろうが、選択にあたっては、特記しておくようなことは余りない普通の通史、と考えておいて間違いはないだろう。

新書サイズでコンパクトにまとまった通史が欲しいのなら、割と良い本だと思う。通史で良ければ、読んでみても良いのではないだろうか。

個人的に、ロシアの国内意見が必ずしも一致せず、妥協的で安易な強硬論でごまかしていたらしっぺ返しを喰らった、というのが、その後の日本みたいで面白かった。

ただし、戦争そのものの経緯はそれ程詳しく描かれていないので、その方面を求めるのには向かない。コンパクトな通史で良ければ、というところ。

メモ1点。

伊藤が持って行った満韓交換論に、ウィッテは好意的だった。

(シベリア鉄道に続いて東清鉄道と旅順軍港の建設を進めるロシアには、現実には、更に朝鮮半島に進出する財政的余裕はなかった。ただし、シベリア鉄道の推進者として前皇帝アレクサンドル三世に登用されたウィッテは、現皇帝のニコライ二世からは寧ろ疎まれていた)

2005-05-21

水族館の通になる 年間3千万人を魅了する楽園の謎』

中村元

祥伝社新書

ISBN4-396-11010-3

水族館に関する雑学本。

読み捨てのコンビニ文庫にありそうな、いかにもというか、本格的な(?)というか、本当にただの雑学本。

断片的なのは仕方がないにしても、どうにも表層的に過ぎる感じはあり、雑学本だからこんなものだろうという気はしないでもないものの、それにしても、隔靴掻痒というか、コクがないというか、もう少し内容が欲しい、と個人的には思う。

別につまらなくはないので読んでみても良いかもしれないが、私としては、薦める程の面白さはなかった。

以下、メモ

コウテイペンギンは卵を1個しか産まないが、卵に事故があるとすぐにもう1個産んで育てるので、産卵された卵を持ち出す許可をもらったことがある。

・水族館で生まれたイルカは、親がやっているショーを見よう見まねで覚える。

2005-05-18

古代中国の文明観 儒家・墨家・道家の論争』

浅野裕一 著

岩波新書

ISBN4-00-430944-1

環境問題に対して古代中国思想がどのような考えを持っていたか、が述べられた本。

簡単にいえば、儒家は自然界の生産力を楽観的に信頼し、墨家は生産力の限界を認めて節約を訴え、道家は自然破壊をもたらすような文明そのものを否定した、というところで、ただし、それ以上の内容は、ない。

こうしたもので良いというのなら、読んでみても良いのかもしれないが、個人的には、ただそれだけかよ、とは思った。こうした古代中国の思想を現代の環境問題にいかに応用するか、というのが最大のテーマになるはずなのに、それについて何の展開もないままに一冊本を書かれても、という感じか。そんな簡単に解決策が見つかるはずもないだろうし、ヒントにはなるかもしれないから、どうしても読んでおきたい、という人には良いのかもしれないが。

基本的には、もう少し何か内容が欲しい、という本だと私は思う。

ちなみに、『荘子』が墨子に対して「其の行いは為し難き」と批判しているのは、現代の目からみると、お前が言うな、という感じだが、文明の否定といってもその程度のことだったのだろうか。

メモ1点。

・文明を肯定する儒家や墨家には、文明の発生はあっても、それ以前の宇宙生成論はない。これに対して、占星術を行った周の史官たちの思想をその源淵の一つにしたと考えられる道家は、文明発生以前の宇宙生成論を持ち、そこからの相対で、文明を批判した(ただし、『荘子』には宇宙生成論はない)。

2005-05-16

『鎮魂 吉田満とその時代』

粕谷一希 著

文春新書

ISBN4-16-660436-8

吉田満に関してあれこれのことが書かれた本。

評伝というよりは、主に戦前戦中時代の同時代史的な読み物で、良くいえば重厚だが、実際には、これといったテーマもなく、とりとめのないことがだらだらと書かれただけの未完のスケッチ。一言でいって、まさに、吉田満のトルソー、といったところか。

著者に、伝えたい何か、があることは十分に伝わってくるものの、その伝えたい何かが、明瞭な言葉として像を結んでいないため、一冊の本のテーマにまで昇華しきれていない。

それなりには面白い部分もあったし、時々こういう本はあるので、これで面白いという人もいるのかもしれないが、私としては、もっと他に読むべき本はいくらでもあるだろう、という以外にいうべきことはない。

ちなみに、面白かったのは、学徒出陣の際の吉田満の手紙で、「僕はこのまゝかへつて来たくないと思つてゐる。(中略)死ぬための本当の覚悟などではない。たゞ僕はいま迄漠然と死を待つてゐた」というのは、青春の迷いとして、私には理解できるものがある。後は、若山牧水の「白鳥は哀しからずや」の歌は、当時は余り有名ではなかったのだろうか、とか。

2005-05-13

『「大岡裁き」の法意識 西洋法と日本人

青木人志 著

光文社新書

ISBN4-334-03300-8

日本における西洋近代法の受容に関していくつかのことが書かれた本。

前半は明治以降の受容の歴史、後半は、受容を巡る若干の問題(極言すれば、日本人は裁判を嫌う、とされてきたが、そもそもそのような事実はない、ということだろうか)が書かれたもので、全体的に、いくつかの話を合冊にしたような感じの本。

あるいは、総論概説といえば総論概説であるのかもしれないが、ごつごつとしていて、唐突で、全体としての流れや滑らかさはない。川の上流で大きな岩がごろごろと転がっている風景、といえば、そんな感じの本だろうか。

個々の話はそれなりに面白かったので、惜しい本ではあるが、ただ無理矢理一冊にしたというだけで、一冊の本として、成功しているとはいえないと思う。読んでみる手はあると思うが、薦められる本ではない。

メモ1点。

・日本に近代法が整備される前の明治前半には、英吉利法律学校(後の中央大学)の名前にも見えるようにフランス法と並んでイギリス法の影響も強かったが、判例の集積であるイギリス法は短期間に日本に継受するには適さなかった。

2005-05-11

『日本の右翼

猪野健治 著

ちくま文庫

ISBN4-480-42050-9

戦前戦後の日本の右翼の動向や主要人物の列伝を記した雑学本風の本。

列伝といっても、簡略なプロフィールにいくつかのエピソードを添えた程度で、全体的に、通り一遍で平板な感じの本ではある。

個人的には、200ページ足らずのコンビニ文庫の雑学本でならともかく、その倍の分量があるのにこれでは正直きつい、というところ。何らかのテーマを設定するか、豊かな歴史観をモチーフとするか、もう少し何か必要だったのではないだろうか。

メモ1点。

笹川良一は統一教会の顧問だった。

2005-05-09

カバーを買いにいったら、商品名がすべて「ピローケース」になっていた。ピローってのはもう日本語なんだろうか。ピロートークぐらいしか聞いたことないが。

2005-05-06

『つくられた卑弥呼 <女>の創出と国家』

義江明子

ちくま新書

ISBN4-480-06228-9

卑弥呼が聖を担う巫女であったというような見方は近代に創られたもので、古代の実態に合ったものではない、ということが主張された本。

風土記』の記述や古墳の埋葬されている人物を見るに、古墳時代前期には女性首長は珍しくなかった、卑弥呼もそうした女性首長の一人として捉えられるべきで、女性が聖を担い、男性が俗を担った、というような考えは、後の時代の発想を持ち込んだものである、というのが、大体のところだろうか。

議論が粗いような気のする箇所が若干なくはないが(p59 の土豪が云々という議論は訳が分からないとか、p69 の注の位置だけから会同を解釈するのは決め付け過ぎではとか)、卑弥呼の実像を探る、という点で興味深かったので、割と面白い本だと思う。

興味があるならば、購読しても良いのではないだろうか。

ただし、サブタイトルのようなテーマは、後半部分にあったのかもしれないが、私にはよく分からなかった。後、近現代において当然のこととして無批判に捉えられていた男女の違いを批判する、という点では面白いが、その批判が無批判に正しいかどうか、男女の違いが当然のこととしてなかったのかどうか、は問題含みではあるだろう。

以下、メモ

・『魏志倭人伝』には倭が一夫多妻であったような記述があり、それだと男女比が狂ってしまうので『隋書』や『旧唐書』では、女多く男少なし、と書かれているが、古代日本の妻問い婚から考えてみれば、夫婦の結び付きが流動的だったということだろう。

・『日本書紀』の雄略天皇の記述を見ると、雄略は中国の使者と直接は面会しておらず、卑弥呼もそうであったとすれば、卑弥呼を見た人が少ない「少有見者」というのは、中国側の使者にとっての話、ということも考えられる。

(しかし、夫がいなかった、と書かれていることに対する解釈は、余り説得力のあるものが出ていないと思う。居処に出入りした「男子一人」が夫だろう、というのは良いとして、では何故彼が夫とされていないのか、という疑問が直ちに起こる訳で、はぐらかしている感じはある。そういう、議論が粗い印象は、本書には全体的にある)

2005-05-05

思うに、80年代の高度消費社会というのは、若い女性がその(ターゲットの)中心、もしくは先端だった訳で、萌え文化というのは、高度消費が漸く若い男性にも降りてきた状態、といえるのだろうか。あるいは、当時既に、車やAV等の若い男性が主として消費するものは記号消費だったのであり、萌え文化は、単にそれらが社会的に承認された、という事態を示しているだけなのだろうか。

2005-05-02

社会学を学ぶ』を79ページで挫折した。訳が分からん、というより、説明する気がないだろ。それでも、読みすぎてしまった。10ページ程。

ちなみに、読んだ範囲で著者の言いたかったことは、俺は東大入試が中止になったから京大に行ったのだ、ということである、というのは、最近読んだ本に影響されすぎだろうか。

2005-05-01

福知山線の列車事故で、残された車両を大勢の人が押して動かしていたが、あれは、何か補助動力でも使っているのだろうか。それとも、電車というのは結構動くものなのだろうか。人力というには余りに軽々とではあったが。

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