『入門 医療経済学 「いのち」と効率の両立を求めて』

真野俊樹 著
中公新書
ISBN4-12-101851-6
医療経済学に関してぐだぐだと書かれた本。
良くいえば、総花的な概説書、という感じの本ではあるのだろうが、あれこれぐだぐだと書かれているだけで、私としては何だかよく分からない本ではあった。
医療がレモン市場になり得るか、という議論が、本当にうねうねぐだぐだとなされて、たいした結論も出ず終わっているように、全体に、すっきりとした分かりやすさ、というものがない。
私は、良い本だとはいえないと思う。