小林一茶風日記

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2007-06-15

そうではないという理由が、よく分からない。

 最後は役所批判になっているのがアレだが、総じて高齢者介護は世間的なニーズはあるけどそもそも社会に付加価値を与える仕事では本質的にない、だから国が制度として高齢者福祉のあり方を考えて決めましょう、しかし国庫負担を考えて年寄りに金撒くのは競争力の観点から見てもマイナスだから、ショボくてもそこそこのサービスができるようにしておくから国民の皆様方におかれましてはよろしくお願い申し上げます、という話だろうと思うわけで。

http://kirik.tea-nifty.com/diary/2007/06/post_d668.html

一般的に、世間的なニーズがあるものを提供する仕事は、社会に付加価値を与える仕事である。

ニーズがあり、且つ社会に付加価値を与えない仕事があるとすれば、なんだろう。

例えば、タダならば良いけども、金払ってまでは欲しくないものを提供する仕事とか。典型はフリーライドできる公共財だが、しかし公共財の場合、その提供が社会に付加価値を与えないとはいえないだろう。対価を払ってまでは欲しくない商品の場合、その提供が社会に付加価値を与えないならば、その提供自体がなされなくても問題はない。

次に、それを欲しがる人が、その対価を払えないような商品とか。ホームレスに対する支援とかか。しかし、人道支援自己目的化している場合や支援が社会的な正義であると看做される場合には、その仕事は社会に付加価値を与えるだろう。

ニーズはあるがその提供が社会から付加価値を剥ぐ仕事、というのはあるかもしれない。暗殺業とか。麻薬を提供するのはどうなのだろう。しかし、社会から付加価値を奪う仕事が、適法であることは難しい。軍隊は、抑止力として存在する限りは、社会に付加価値を与える仕事だが、発砲する場合には、社会から付加価値を奪うだろう。

 福祉に効率ってありえるのか。合理的に介護をしてサービス原価を引き下げる企業的アプローチって、対象者である老人にとってどれだけ豊かで幸せなものになりうるのかね。

いいぜベイベー。いかなる仕事であれ、誰かが対価を支払う以上、効率が問題になる。対価を考慮しないとしても、機会費用が発生するのでやはり効率が問題になる。まったくこの世は地獄だぜ。

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