『プロ交渉人 世界は「交渉」で動く』

諸星裕
集英社新書
ISBN978-4-08-720419-3
諸星裕のエッセイ。
一応、スポーツロビイスト等、様々な交渉事を行ってきた著者が、交渉に関して書いたエッセイだが、余り内容云々を期待するよりは、この人のエッセイ、という風に考えた方が良い本だと思う。
そう特別なものではないが、エッセイとして悪いというものでもないし、他の人ができないような経験も色々としてきているのだろうから、興味があれば読んでみても、という本か。
軽く読むエッセイとしては、こんなもの、というところ。
エッセイで良ければ、読んでみても、という本だろう。
メモ1点。
・国際大会において審判の笛がこちらに不利だったというようなことは枝葉末節の問題にすぎず、ことの本質は、連盟の理事や技術委員のポストをいかに押さえていくか、という点にある。