『「マラソン・駅伝」の素朴な大疑問 ペースメーカーが1位でゴールしたらどうなるの?』

金哲彦 著
PHP文庫
ISBN978-4-569-66945-8
ラソンや駅伝についての雑学読み物。
完全に、よくあるコンビニ文庫の読み捨て雑学本だが、余りにも完全にお手軽すぎて、私には、もう少し面白みが足りないような感じがした。
別によくある読み捨て雑学本なので、そういうもので良い人には良いかもしれないが、私が、そういうものだろうと思って買って、且つ必ずしも満足できなかったので、薦めるにはためらわれるものがある。
様々な項目が詰め込まれ過ぎて、それぞれがつかみだけで終わってしまい、掘り下げた部分がないので、面白い小ネタやエピソードが満載という訳ではないように思う。
そういうもので良ければ、という本かもしれないが、私としては、強くは薦めない。
以下メモ。
・長距離を走っている時は、全力疾走する訳ではないので、結構余裕がある。
・マラソン選手が失速するのは、熱中症にかかった場合、オーバーペースで乳酸がたまり筋肉が収縮しなくなった場合、血中や肝臓のエネルギーが尽きてしまった場合(ハンガーノック)がある。