小林一茶風日記

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2008-07-31 本日の総摂取カロリー1856kcal

『ロシア 語られない戦争 チェチェンゲリラ従軍記』

常岡浩介 著

アスキー新書

ISBN978-4-04-867186-6

チェチェン紛争を長く取材してきた著者が書いた雑録読み物。

全体に、まとまりはなく、個人の体験等を書き散らかしただけの雑録で、余り語られることのない紛争に関して書かれているだけに、興味深くはあるが、語られることのない分、まとまりなく書き散らかされても、なんだかよく分からない、という本か。

確かに、太平洋戦争に関するもので本書程度の個人的雑録があったら、私は多分面白く読めるだろうが、それはインパールだの餓島だのなら説明抜きでもある程度分かるからであって、全く馴染みのないチェチェン紛争でそれをやられても、私としてはついていくのが大変だった。

一冊の本としては、出来は余り良くない本だと思う。一般向けに広く薦められる本ではない。

分かる人にはこれでも良いのだろうから、それで良ければ、というところだろう。

2008-07-29 本日の総摂取カロリーは1805kcalと推計

『父親―100の生き方

深谷昌志 著

中公新書

ISBN978-4-12-101952-3

近・現代の日本の自伝から、自伝著者の父親の像を集め、どのような父親が良いのかを探ろうとした本。

モチーフ的には、どのような父親が良いのかを探ろうとしたものであり、内容的には、様々な父親のあり方を集めた雑録で、読み物としては一応のものはあるだろうから、そうしたもので良ければ、読んでみても良い本か。

百もの自伝を200pの本に集めれば、一人の父親あたりの記述は相当薄いものにならざるを得ない訳だし、芸能人の自伝がどこまで信用できるのだろうか、という問題もあるが、あれこれと集められた雑録で軽く読めるし、モチーフ的にある程度筋もあるので、読み物としては悪くない本だと思う。読み捨てるくらいのもので良ければ、という本。

結論的なこととしては、自伝を商業出版できる程の成功した人物の父親だからといって特別な類型があるのでもなく、それぞれの父親はそれぞれに多様な人たちだった、というところだろうか。

そうした読み物で良ければ、読んでみても、という本だろう。

2008-07-25 本日の総摂取カロリー1815kcal

http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3491

マイクロソフトインストーラフォルダ等をやめて、インストーラー、フォルダーにするらしい。マイクロソフトがやめると言ったから、今日コンピューター記念日

これからは、私もメーカー、コンピューターにするか。インタープリターは、ちょっと間抜けに聞こえる気もするが。

でも本来は、綴りに合わせるよりも、原音に近いものにして欲しい。

voyager はヴォイェジャーくらいに聞こえる。

2008-07-24 本日の総摂取カロリー1867kcal

『インド洋孤島戦記 海軍アンダマン根拠地隊の戦い』

小澤一彦 著

光人社NF文庫

ISBN978-4-7698-2575-3

太平洋戦争時にアンダマン諸島の守備隊に赴いた人が書いた戦記読み物。

単純な個人の従軍記というより、やや広範にインド洋地域における帝国海軍予備士官らの戦い等をまとめた本で、別に良いことはないが悪いこともない、それなりといえばそれなりの戦記読み物か。

中央の戦線から取り残された辺境の戦記なだけに余り派手な戦闘があるのでもないし、同期の海軍予備士官に対する強い連帯感も現代の目で見ればやや浮いている感があって、特別な戦記、という程ではないと思う。大和撃沈の状況とか割と雑多なものが集められていて、読み物としてはその方が良いのかもしれないが、従軍体験記としては、個人の経験という一回限りの希少性・絶対性が貴重で特別な訳で、著者が経験したのではないことをあれこれと書かれても、中途半端な気がする。

特に悪いということはないので、読んでみたければ読んでみても、という本だが、かといって、私としてはお薦めするようなものでもなかった。

それでも良ければ、というところだろう。

2008-07-23 本日の総摂取カロリー1695kcal

結局、

先進国における農業生産性の高さは、その国の商工業生産性の高さからの上がりであるところの税金を使った補助金によって、仮装されたものだったのだろうか。

2008-07-21 本日の総摂取カロリー1614kcal

『新版 裁判の秘密

山口宏副島隆彦

宝島SUGOI文庫

ISBN978-4-7966-6454-7

日本の裁判実務を批判した本。

裁判が長すぎるとか強制執行は(裁判に訴えられるような人には)殆ど効力がないとかいうことがいくつか書かれたもので、一部癖はあるが、大体のところは、ありそうな裁判批判本と考えておいて良い本だろう。そうしたもので良ければ、読んでみても良い本。

共著になっているのは、弁護士の山口氏が書いたものを、副島氏が一般向けにリライトしているらしく、どこまで副島氏の見解が入っているのかは分からないが癖はあるので、副島隆彦と聞いてアレルギーを起こすような人はやめておいた方が無難だと思う。私は、この手の批判本は好きなので、それなりに面白く読めたが、再文庫化なので、原著が出てから時間が経っていることもあるし、そこまでどうしてもという程でもない。

後は、ありそうな裁判批判本。

そうしたもので良ければ、読んでみても、という本だろう。

以下メモ

債務者に対する動産執行(赤紙をぺたぺた貼っていくあれ)は、債権者に立ち会う権利はなく、執行現場で道具を買い取った人が、いくらかさやを付けて債務者に売り戻したりしている。

・刑事と民事では、事実認定は民事の方が緩くても良い、というのが一般的な理解だが、日本の裁判実務においては、刑事裁判では検察側の主張する事実がすんなりと認定されてしまうので、事実認定は民事の方がかえって厳しい。司法研修所からそういう教育をしている。

・長男夫婦と同居し、長男の嫁に世話になっている舅や姑が、他の兄弟のところに行って嫁の悪口を言い立てたりしていると、遺産相続の時、長男は親の面倒を見たのだから多くよこせと言い、他の兄弟は大して親の面倒を見なかったと主張して、揉めることになる。

・行政訴訟は、大抵はあれこれ理屈を付けて却下されて終わる。却下が難しい税金関係の場合だけは、処分が取り消されることもある。

2008-07-20 本日の総摂取カロリー1566kcal

暑いので寒いことを想像するエントリ

暑い日が続く中、私は、自分では暑い日より寒い日の方が耐えられる、と思っていたが、考えてみれば、現在東京では寒い日でもせいぜい氷点下数度くらいまでしか下がらないのだから、地球基準で考えれば、暑い日より寒い日の方が耐えられて当然、なのではないだろうか。

現在の東京で普通にある暑い日摂氏35度に対抗する地球規模で普通に寒い日は、氷点下20度を下回りそうだが、そこまで寒いと、暑い日よりも寒い日の方が耐えられる、などと悠長に言っていられる自信はない。

人類はアフリカで進化したのだから、地球規模での凄い寒さには未適応かもしれないが、日本人祖先なら氷河期の寒さを経験してそうだし。

2008-07-17 本日の総摂取カロリー1951kcal

『思いやりはお金に換算できる!?』

有路昌彦 著

講談社+α新書

ISBN978-4-06-272504-0

環境経済学のさわりの部分を説いた入門書。

余りにさわりだけで、且つ、自画自賛的なので、最終的には、ロハスな生活推奨本、といった趣の本か。

個人的には物足りなかったし、限界効用の説明も変な気がするが、読み物としては多分一応のものはあるだろうから、入門の入門というか、ロハス生活推奨読み物で良ければ、読んでみても、という本。

別に薦める程ではないが、そうしたもので良ければ、というところだろう。

2008-07-15 本日の総摂取カロリー1941kcalと推計

『見えないアメリカ 保守リベラルのあいだ』

渡辺将人 著

講談社現代新書

ISBN978-4-06-287949-1

アメリカの政治土壌に関していくつかのことが書かれた本。

大体のところは、別に普通にありそうなアメリカ本だが、私としてはいくつか興味深い指摘もあったので、良い本だとしておきたい。興味があれば、読んでみても良い本。

アメリカで選挙運動に携わったことのある著者が、アメリカの政治的土壌のいくつかの断面を素描したもので、全体的には、アメリカについて書かれた割と普通にありそうな本だと考えておけば良いと思う。

読み物として悪いということはないし、いくつか興味深い指摘もあったので、悪くない本ではないだろうか。

興味があるならば、読んでみても良い本だろう。

以下メモ

・アメリカでは、ポピュリズムワシントン政治に対する民衆の反逆をしばしば意味し、肯定的な意味でも使われる。現在では、多くの政治家選挙の時だけでもポピュリズム性を主張しないと当選も難しい。

・アメリカにはハンティング文化が根強く存在し、銃を規制するとハンティングも規制を受けかねないとの懸念から、民主党内でも銃規制に本腰を入れられない。

・保守とリベラルの論客が対峙するアメリカの政治テレビ番組は、様々な問題に対しての保守とリベラルのありようを規定し、アメリカ人の政治的態度を二大政党制の下へと収斂させていく舞台となっている。

・アメリカの政治ブロガーには、元々地方政治の内部にいて、党員集会等の知識が中央の記者等よりも豊富な人もいる。

2008-07-14 本日の総摂取カロリー1636kcal

と思ったが、その条件では、角度差が0度の時に100%にもならないし、角度が90度の時に0%にもならないのだから、6度傾けた時の確率が84/90になる根拠は何もないのではないだろうか。ということで、やっぱりよく分からん。

2008-07-12 本日の総摂取カロリー1714kcal

http://d.hatena.ne.jp/sarasate/20080619

エンタングルされていない同じ偏光角度を持つ二つの光子の偏光角度がランダムで決まる時、片方の光子がある角度の偏光フィルターを通った場合にもう片方の光子がその角度より6度回転した偏光フィルターを通る確率は、84/90になる、のだろうか。直感的に、そんなに大きくはならないのではと思っていたが、6度回転した偏光フィルターで弾かれる確率が大きい場合は、元々最初の偏光フィルターを通ることが少ないから、全体の確率を下げる寄与度が小さい訳で、そのくらいの数値になる、ような気がしてきた。

『刑法入門』

山口厚

岩波新書

ISBN978-4-00-431136-2

犯罪とは何であり、どういう場合に成立するのか、といったことが書かれた本。

刑法そのものというよりは、刑法が拠って立つ考え方を説明したもので、そうした点で、入門書としては、よくできている本だと思う。そういったもので良ければ、読んでみても良い本。

ただし、その分もろに法学のうだうだとした議論に付き合わされるので、法学が面白いと思えない人には、面白くない本ではあるかもしれない。

用語もちょっと邪魔なだけのような気がするが、刑法の入門書ならどれも、本書程度の用語は出てくるだろうから、入門書として、割りとよくできている本だと思う。

興味があるならば、購読しても良いだろう。

以下メモ

・犯罪とは、法律で禁止され、その違反に対して刑罰が科せられる行為。

・禁錮刑は、元来、政治犯や過失犯等、道徳的に非難される動機によってなされるのではない犯罪に対して科せられていた。

・第一級殺人罪、第二級殺人罪等の区別がない日本の殺人罪は、それだけ刑の幅が広く、裁判所の裁量の余地が大きい。

・尊属殺規定の最高裁違憲判決は、尊属という身分による不平等が憲法違反であるというのではなく、定めた刑が一般の殺人罪に比べて重すぎるのが、憲法違反であるとした。

・日本の裁判実務では共同謀議に加わっただけの者でも共同正犯となることを認めてきた(共謀共同正犯)。

正当防衛は、「急迫不正の侵害」がある時にだけ認められるが、野生動物は不正なこと(法的に禁止されたこと)をなしようがないから、文字通り解釈すると、野生動物や物に対する正当防衛は認められない、ということになりかねない。

(よくアメリカなんかの法律に、野生の○○は××をしてはいけない、という規定があると笑い話になったりするが、そういう規定にも意味があるということなのだろうか。野生動物は責任を阻却されるだろうが)

2008-07-08 本日の総摂取カロリー2001kcalと推計

『10秒の壁 「人類最速」をめぐる百年の物語』

小川勝 著

集英社新書

ISBN978-4-720447-6

陸上男子100mの記録更新の歴史が書かれたスポーツ読み物。

全体として、普通のスポーツ読み物で、悪くはないが、特にという程のものでもなく。読み捨てるくらいのもので良ければ、という本か。

世界記録が今年五月に更新されている話が全く出てこないのは、この手の本の宿命とはいえ、北京五輪前の予習に読むには微妙な気もするが、記録を更新したウサイン・ボルトのことが高身長選手として名前だけ挙げられているのは、さすがと評価すべきなのかもしれない。

後はどうということもないスポーツ読み物。

そうしたもので良ければ、という本だろう。

メモ1点。

トラックスパイク、走る技術といった面での今後の格段の進歩は難しいだろうから、記録が人間身体能力によって伸びるとすれば、ストライドの長い高身長の選手が有利、ということになるだろう。

2008-07-07 本日の総摂取カロリー1848kcal

相次ぐ偽装や

事件等によって食品の信頼性が揺らいでいるから、取り戻そう、というのは、話の筋としては分かるが、そもそも食品に信頼性などがあるのか、という点で、よく分からない。

食品に短期の危険性があれば問題はすぐに発覚するのだから、殆どすべての食品にある程度の信頼性はあると考えられるだろうし、それ以上の信頼性を消費者が検証することは極めて難しく、遺伝子分析や同位体分析で銘柄偽装や産地偽装を調べることもできるとはいっても、コスト的に、相当に粗いサンプル検査にならざるを得ないだろうから、結局のところ、今度とも食品の信頼性が高いレベルで得られることはないような気がする。

そうであるならば、食品の安全性、信頼性を記号に付ける商売は、消費者の無知に付け込む詐欺的な商法にならざるを得ないのではないだろうか。

2008-07-06 本日の総摂取カロリー1481kcal

『「海洋国家」日本の戦後史』

宮城大蔵

ちくま新書

ISBN978-4-480-06432-5

独立から開発へ、という流れを以って、戦後のアジア史を捉えようとした本。

第二次世界大戦後のアジアの国際関係や日本の対アジア外交のいくつかの局面を、そうした観点から、素描した本で、私は歴史の流れをおおまかに捉えようとするものは大好きなので、面白く読めたし、興味があるならば、読んでみても良い本だと思う。

独立(脱植民地)から経済開発へ、という歴史観は、それなりに説得力はあると思うが、ただし、日本がアジアにおける経済発展のトップランナーであったことを考えれば、日本に有利な歴史観であることは間違いなく、ある種イデオロギー的な色彩を持った見方ではあるかもしれない。

後は、そうしたもので良ければ、面白く読める本だと思う。

興味があるならば、読んでみても良い本だろう。

以下メモ

バンドン会議アジア・アフリカ会議)において、周恩来は日本側に漢字簡略化の共同検討を提案したが、後になって岸首相が一蹴した。

現在の日本においては、実際問題として取り得る対米外交の幅は狭いので、対中外交をどうするかが、外交問題における主要な争点であるのかもしれない。

2008-07-04 本日の総摂取カロリー1778kcal

今は

昔の映像も大量に残っている時代なのだから、二次元萌え、と言う人がいるなら、昔の誰某萌え、と言う人がいても良いのではないだろうか。

2008-07-03 本日の総摂取カロリー1867kcalと推計

金融vs.国家』

倉都康行 著

ちくま新書

ISBN978-4-480-06428-8

金融と国家との関係に関して、いろいろと書かれたビジネス書

大体の傾向として、昔でいえば長谷川慶太郎とかそんな感じの、ありがちなビジネス書と考えて間違いない。そういうものが良ければ、読んでみても、という本。

全体的に、特別なテーマはないが、著者の金融についての考えが大雑把に記されたものなので、大雑把なもので良ければ、著者の考えが捉えやすくはあるかもしれない。

後は、別にそれなりのビジネス書。

こういうのが良ければ、読んでみても、という本だろう。

以下メモ

・株式会社は、巨大な資本を必要とする鉄道会社において必要とされた。

・現代の金融市場も、バブルと恐慌から自由ではなく、金本位制のように、通貨の供給になんらかの枠をはめる仕組みは、必要であるかもしれない。

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