小林一茶風日記

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2008-08-29 本日の総摂取カロリー1933kcal

『花はふしぎ なぜ自然界に青いバラ存在しないのか?』

岩科司 著

講談社ブルーバックス

ISBN978-4-06-257607-9

花の色素等、花に関していくつかのことが書かれた本。

花の生化学的なことが書かれたもの、といえば書かれたものだが、それよりは寧ろ、花に関する雑学読み物、と考えた方が良い本か。

雑学読み物としてはそれなりのものだろうから、雑学読み物で良ければ、読んでみても、という本だが、花の生化学的なことを期待するには、必ずしもそれ程充実した内容があるのではないと思う(書かれていないというよりは、多分まだ分かっていないという面が大きいのだろうが)。

だから、内容的に特別のものはないが、読み物としては一応それなりの読み物、という本。

雑学読み物で良ければ、読んでみても、という本だろう。

以下メモ

ヒマワリやセイヨウタンポポの花の黄色い色はカロテノイド(炭素40個からなる基本骨格を持つ化合物の総称)によっているが、カロテノイドは、油溶性なので色素体という細胞内器官に存在し、また光合成色素としての働きもあるために、突然変異によって欠落することが殆どなく、これらの花を黄色以外の鮮やかな色にするのは難しい。

フクジュソウチューリップの原種等は、落葉樹林の中で、落葉樹の葉がまだ伸びない早春に芽を出し、花を咲かせる。

2008-08-26 本日の総摂取カロリー1941kcal

関数とはなんだろう 三角関数から複素関数・超関数まで』

山根英司 著

講談社ブルーバックス

ISBN978-4-06-257606-2

関数に関して書かれた本。

大体のところ、好事家向けに書かれた数学読み物、と考えておけば間違いない。関数に関していろいろと書かれているので、それなりに楽しめる本だと思う。そうしたもので良ければ、読んでみても良い本。

好事家向けというのは、難しくても泣き言を言わない人向けということか。全体的且つ極端に難しいということはないので、ある程度大丈夫だが、それでも優しくはない。

あくまで好事家向けの数学読み物で良ければ、読んでみても良い本だろう。

以下メモ

指数関数e^xについて、その導関数がe^xとなるeが、自然対数の底である。

e^xについては、そのべき数級展開、e^x=1/0!+x/1!+X^2/2!+X^3/3!+…が成り立つが、右辺を微分すると、順番が一つずつずれて、同じものになる。

・(e^ax)'=ae^ax

・従って、y=e^ixを2階微分すると、-e^ixとなり、y=e^ixは、2階微分方程式y''=-yの解となる。

・三角関数については、(sinx)'=cosx、(cosx)'=-sinxなので、y=sinxもy=cosxも、2階微分方程式y''=-yの解となる。

・こうしたことから、オイラーは指数関数と三角関数の関係に気付き、オイラーの公式、e^ix=cosx+isinxを導いた。

・この公式で、特にx=πの時、e^iπ=cosπ+isinπ=-1+i0=-1となる。

くぉらNHK

「先程ほうじんの字幕の字が間違っていました」、なんてアナウンスしても、よく分からんだろ。

ってゆうか、法人テロ対策って出てたから、NGOは法人扱いなのか、と思ってしまったではないか。

間違いだ、っつうからには、邦人テロ対策なんだろう。騙された。

(外務省領事局邦人テロ対策室がそれっぽい)

2008-08-24 本日の総摂取カロリー1778kcal

マラソン

高速マラソンの時代が来る、とここ十年くらいずっと言われ続けてきたような気がするが、今日の結果を見るに、もう完全にそういう時代になったようだ。女子マラソンの方も高速の時代に突入するのだろうか。

しかし、

瀬古、有森、谷口ら、かつてのトップランナーとはいえ情けない解説しかできない人たちの起用は何とかしてほしいものだ。アナウンサーが、さあ後何キロ結果はまだ分かりません、と懸命に煽っている横で、いやこのペースではもう追いつけません、と断言してしまう宗兄弟は、テレビ局としては使いにくいのだろうが。

2008-08-23 本日の総摂取カロリー1239kcal

隣の芝は青く見えるのか。

ホームレス支援施設を飛び出して、捕まれば警察が何とかしてくれると思って、事件を起こした人にとっては、ムショでの生活>ホームレス支援施設での生活、だったのだろうか。

2008-08-22 本日の総摂取カロリー1986kcal

大和三山の古代

上野誠 著

講談社現代新書

ISBN978-4-06-287952-1

大和三山に対する歴史的な意味付けについて書かれた本。

主として万葉集を紐解いて、大和三山に対して歴史的にどのような意味付けがなされていたのか、ということを描いたもので、大体のところ、万葉読み物、とでも考えておけば良い本か。

そうしたもので良ければ、読んでみても良い本。

歴史の細かいことをうだうだとやっている私の好きなタイプの本だが、余り特別な内容でもないような気はするし、斉明天皇が筑紫に行った時に、百済が風前の灯だったというのは、私としては記述違和感があるものの、万葉読み物としては、こんなもの、という本だろう。

そう特別でもないが、悪くはない本。

興味があるならば、読んでみても良い本だろう。

以下メモ

・大和三山には、ツマ争いをしたという伝説があった。

・天の香具山というのは、香具山が天から降ってきたという神話イメージしている。

・このように古の神話時代を連想させる香具山は、万葉集において、時間発見する場所でもあった。

・持統天皇の時に完成した藤原宮は、大和三山を蓬莱、方丈、瀛洲の三神山に擬したものであり、百済や新羅の都にも三山があったので、その影響を受けたものだろう。ただし、三山は、神仙思想というよりは、仏教における須弥山と一体化したものであったろう。

・奈良時代において、飛鳥は、先祖創業の地であった。

2008-08-18 本日の総摂取カロリー1729kcal

『17年と13年だけ大発生? 素数ゼミ秘密に迫る!』

吉村仁 著

ソフトバンククリエイティブサイエンス・アイ新書

ISBN978-4-7973-4258-1

素数ゼミ(周期ゼミ)の形質進化について書かれた本。

基本的に、かなり初歩から説明されているし、理論的にすっきりと書かれていて、内容もそれなりにあるので、自然科学書として悪くない本だと思う。

興味があるのなら、読んでみても良い本。

記述が分かり難いというか、眠たくなるような箇所は、何ヶ所かある。写真がいっぱいあるのは、蝉の場合、マイナスのような気がしないでもないが、昆虫の写真を気味悪がるような人は、そもそも最初から手を出さないかもしれない。

自然科学書としては、割と良い本だと思う。

興味があるならば、購読しても良い本だろう。

以下メモ

・日本は、氷河期に氷床に覆われなかったので、昆虫の種類が多い。蝉やコオロギが特色のある鳴き方をするのは、種類が多いので、近縁種と区別する必要があるためである。

・氷河期に氷床に覆われたヨーロッパや北米では、昆虫の種類は少ない。

・北米では、氷河期の間、レフュージアと呼ばれる氷のない小さな地域で、生き物たちが生息していたと考えられる。

・レフュージアでは、小さな場所に少数の個体が生息するために、時期や場所が少しでも外れた個体は、交配相手を見つけにくい。素数ゼミが周期性を持って集団発生するように進化したのは、そのためだろう。

・周期の異なる蝉が同じ年に発生した場合、交配によって雑種が生まれて、周期がずれてしまう。氷河期の過酷な環境の下では、雑種の発生による個体数の減少は絶滅に直結する可能性が高い。素数ゼミの発生周期が素数であるのは、素数であることによって他の周期との最小公倍数が大きく、他の周期を持つ蝉との同時発生が少なかったからだと考えられよう。

ヒグラシは7月に鳴くのか。

ヒグラシが鳴けば来る秋、という都々逸があったが、あれは感覚旧暦なのだろうか。尾崎紅葉みたいな感じか(来年の今月今夜に確実に月が出るのは、旧暦だ)。

ツクツクホウシが 鳴けば来る秋 あたしゃ今夜で 三日泣くのに 来ない人

2008-08-16 本日の総摂取カロリー1436kcalと推計

ポリティカルセックスアピール 米大統領とハリウッド

井上篤夫 著

新潮新書

ISBN978-4-10-610274-5

ハリウッドの映画人とホワイトハウスとの関りの歴史が書かれた読み物。

モチーフ的には、タイトルにあるように、政治家も映画俳優もセックスアピールが大事だ(から両者の交流が生まれる)、といったものだが、内容としては、交流の歴史が軽く記述された小史、というところか。

それなりの読み物といえば読み物なので、そうしたもので良ければ、読んでみても、という本だが、ただし、私としては、モチーフから見て、十分に満足できる内容だとは言い難かった。

余り、テーマ的に選ばれるような本ではないと思う。多分、デヴィッド・ゲフェンとかルー・ワッサーマンとかの名前を知っていて、彼らとアメリカ大統領との関係を聞いて、面白い、と思える人向けの本なのだろう。

そうしたもので良ければ、それなりの読み物。あくまで、ハリウッドとホワイトハウスとの関りが描かれた程度のもので良ければ、というところだろう。

2008-08-13 本日の総摂取カロリー1198kcalと推計

ベーシック・インカムが導入されると、

イノベーションが減少する可能性があるだろう。

ベーシック・インカムで経済が巧く回っていくのなら、共産主義でも経済が巧く回っていくだろうし、共産主義では経済が巧く回っていかなかったのだから、ベーシック・インカムでも経済は巧く回っていかないのではないだろうか。

ベーシック・インカムが導入される時、イノベーションを担う、いかなる制度がビルトインされるべきなのだろう。

2008-08-12 本日の総摂取カロリー2042kcal

体操男子団体で銀メダル

を取った日本チームに対して、伝統の美しい技で、などと形容してしまうのは、分かった上でわざとやっているのだろうか。それとも、なんにも考えていないただの馬鹿なのだろうか。

採点基準が変わって、簡単な技を完璧に決めるよりも、多少粗くても難易度の高い技にチャレンジした方が高得点が取れるようになったことに、抗議しているのだろうか。

退却を転進、敗戦を終戦、売春援助交際と言い換える、例のパターンなのだろうか。いつから大本営発表になったのだろう。

ルールが変更になったのにいつまでも古いルールにしがみついている日本の体操界を、能無し、と罵っているのかもしれないが。

2008-08-11 本日の総摂取カロリー1792kcal

『東京裁判の教訓』

保阪正康

朝日新書

ISBN978-4-02-273220-0

東京裁判に関して書かれた本。

全体的には、東京裁判の流れをたどった読み物的な本で、読み物としてなら、多分それなりの本なのだろうから、そうしたもので良ければ、読んでみても、という本か。

ただし、東京裁判という論争的な話題で、どちらかといえばややのほほんとした読み物というのは、私としては物足りなくはあった。

特別にこれといった内容もないと思うし、著者の史観に賛同できて、読み物で良い、という人向け。余り、強くお薦める要素はないと思う。

そうしたもので良ければ、という本だろう。

2008-08-08 本日の総摂取カロリー1927kcal

『甲骨文字に歴史をよむ』

落合淳思 著

ちくま新書

ISBN978-4-480-06431-8

甲骨文字に関して書かれた概説書。

甲骨文字についての説明から、それらが示している殷の国家体制や歴史等に関してまで幅広く書かれた総合概説で、新書レベルの総合概説としてはこんなものという本だと思うので、総合概説で良ければ、読んでみても良い本だろう。

甲骨文字の世界に関して手広くまとめられたもので、その分、やや浅いような気もするが、新書レベルの総合概説としては十分な本だと思う。

興味があるならば、読んでみても、という本だろう。

以下メモ

・占卜に使われる骨に溝をつけることで、ひび割れのでき方をコントロールできる。

・甲骨文の初期の世界では、主神の位置に帝という神がいた。中期以降は記述が激減し、帝の文字は先王の名に使われるようになった。

・「史記」殷本紀の系譜と甲骨文字の系譜では、遠祖等、一部が異なる。また、紂の先代とされる帝乙の祭祀の記述は、甲骨文には全くない。

2008-08-06 本日の総摂取カロリー1890kcal

漸く一段落ついたので、

先週からのパソコントラブルの流れのまとめ。

ディスプレイの電源の接触が悪くなって、ついたりつかなかったりするようになる。

→今は、15インチ17インチのディスプレイを買うなら、20インチワイドくらいが、コストパフォーマンスが良さそうだ。

→しかしパソコンが古いので、1680*1050に対応してない。

→この際だからパソコン本体を買い替える。中古で二万円くらい。

(パソコン本体とディスプレイの値段は大体等しい、という法則が、今回も当てはまってしまった。昔、PC98を20万円くらいで買った時、ディスプレイもそのくらいだった。今回壊れた15インチ液晶を10万円くらいで買った時、パソコン本体もそのくらいだった)

→繋げて起動させるも、パソコン(グラボ?)がモニター認識しない。

→セーフモードで立ちあげて、VGAで起動。

→最新のドライバーダウンロードしてインストール

(こっちはVGAでアクセスしているのに、無駄に広いサイトを作るな、とグラボメーカーには言っておきたい)

→今度は、最新のドライバーが古いOSに合わない。何故か4ビットカラー

windows update でSP2をダウンロード。序にSP3もダウンロード。

→ここまでかかって漸くまともに動くようになる。

つまり、お金をかけようとしなければ手間がかかるということだ。お金をかければ手間がかからない、かどうかは保証の限りではないが。

しかし、ハングルや中文で書いてある説明書を見るに思ったのは、

日本の経済力がどんどん相対的に低くなれば、日本人英語力は上昇するのではないだろうか。

2008-08-04 本日の総摂取カロリー2487kcalと推計

煩悩の文法 体験を語りたがる人びとの欲望が日本語の文法システムをゆさぶる話』

定延利之

ちくま新書

ISBN978-4-480-06438-7

体験を話す時には日本語の文法が変化する、ということが書かれた本。

日本語では、語られる対象が「モノ」か「デキゴト」かによって文法が異なるが、個人が体験した「モノ」は、単なる「モノ」であっても、体験した「デキゴト」であるから、「モノ」の文法ではない「デキゴト」の文法が使える。その時の体験とは、主体的に何かを探索したり、あるいは環境から強い感覚を受けることである。例えば、「ポケットで鍵があった」は不自然だが、より広い場所を探索した「ゲオPS3があった」は使える、とか、「モノ」の状態を現す形容詞は、普通「ときどき」のような頻度語と合わないが、体感を示せる「痛い」のような形容詞なら「ときどき痛い」と言える、とかいうことが、いくつか書かれている。

大体のところ、日本語文法に関して書かれた読み物で、新書では割合にありそうな、という感じのものか。特別でもないが、そうしたもので良ければ、読んでみても、という本。

ただし、必ずしも、サブタイトルのような切り方はしていないと思う。そういう射程は、好意的にいえば多分あるのだろうが、内容としては、ややベタな読み物。

そうした読み物で良ければ、読んでみても、という本だろう。

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