小林一茶風日記

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2009-07-31 本日の総摂取カロリー1999kcalと推計

『人の気持ちがわかる脳 利己性・利他性の脳科学

村井俊哉 著

ちくま新書

ISBN978-4-480-06499-8

利己性、利他性に関する脳科学読み物。

全体的には特にどうということもない脳科学読み物で、そうしたもので良ければ、読んでみても、という本か。脳科学読み物なんかはいっぱいある訳で、その中で特に本書を、というようなものは、余りないとは思う。

気になった点は、論理的にやや考察が甘いのではないか、と思える箇所が、若干ある。例えば、食べ物やお金等の報酬が得られた時に働く線条体が他人からの高い評価を得た時にも働いているので、他人からの評価は食べ物やお金と同様に脳が求めるものだ、というようなことが書かれているが、人間の脳が生まれつきお金を求めるように進化してきたとはとても思えないので、それは多分に後天的なものである可能性があるのではないだろうか、とか。

後は、別にどうということもない脳科学読み物。特にという程のものはないが、悪いということもないと思う。

興味があるのなら、読んでみても、という本だろう。

2009-07-27 本日の総摂取カロリー1910kcalと推計

『命の値段が高すぎる! 医療の貧困』

永田宏 著

ちくま新書

ISBN978-4-480-06498-1

小泉政権以降進められている医療制度改革について書かれた本。

その方向性をざっくりと分かりやすく俯瞰したもので、全体の執筆態度は、批判というよりは冷笑に近い。

分かりやすく、面白く書かれているので、そうしたもので良ければ、読んでみても良い本だと思う。

ただし、分かりやすいということは、分かりやすく捨象するために捨てられている部分も多いのだろうから、現実をどこまできっちり捉えているかには、一定の不安はある。

全体的には、割と昔ながらの古いビジネス書、といった感じのスタイル。私はこういったのが好きだ。

興味があれば、読んでみても良い本だろう。

以下メモ

メタボ健診は、違反者が多い場合の高齢者医療への支援金支払いが増えるペナルティとセットになっており、メタボ基準が厳しいのは、それをクリアさせないためだろう。

混合診療は、実質的には認められつつある。

2009-07-21 本日の総摂取カロリー1970kcal

物語 数学の歴史 正しさへの挑戦』

加藤文元 著

中公新書

ISBN978-4-12-102007-9

数学史に関する読み物。

特にこれといったものはない数学読み物で、難しいことはないが、基本的には、数学に関して色々と知っている人向けの本なのだと思う。数学に関するものを何冊か読む内の一冊なら、悪くはない本。

これ一冊で、というような需要には、応えづらいだろう。

楕円関数なんかが分かっている人には、面白いのかもしれない。楕円関数を知らなければ分からないというような難しいものではないが、知らない人は楽しみにくいような本なのではないかと思う。

後は、その手の読み物で良ければ、というところ。

興味があるならば、読んでみても、という本だろう。

以下メモ

ラジアンとは、角度を、その角度で作る半径1の円の弧の長さで表したものであり、三角関数は、弧の長さを入れると、その正弦余弦が返ってくる関数である。

(半径1の円の全円周の長さは2πであるから、360度が作る円弧の長さは円周であり、360度は2πラジアン、180度が作る円弧の長さは、円周の半分の長さとなるから、180度はπラジアンとなる)

2009-07-14 本日の総摂取カロリー1899kcal

『対米交渉のすごい国 カナダ・メキシコ・NZに学ぶ

櫻田大造 著

光文社新書

ISBN978-4-334-03510-5

カナダ、メキシコ、ニュージーランドと、アメリカとの交渉事例をいくつか書いた本。

日本と同様、アメリカの友好国であり、アメリカに比べて弱小国であるこれらの国々が、アメリカとの交渉で、いかにしてアメリカ側の要求をかわし、自国の要求をアメリカに飲ませたか、ということが分析されたもの。

大体のところ、そうした国際政治に関する読み物、と考えておけば良い本だと思う。そうしたもので良ければ、読んでみても、という本か。

内容的には、何かそう特別に凄いものがあるのでもないとは思う。実際そんな凄い秘訣が転がっているはずもないだろうし、二十一ヶ条にまとめられても、それでは殆どケースバイケースという感じではある。

あくまで読み物で良ければ、というところ。読み物としては、それなりのものだと思う。

読み物で良ければ読んでみても、という本だろう。

2009-07-07 本日の総摂取カロリー1990kcal

『「朝日」ともあろうものが。』

烏賀陽弘道

河出文庫

ISBN978-4-309-40965-8

朝日新聞社記者だった著者が、在職時代の経験から朝日新聞社を批判した本。

一応、内側からの報告、ではあり、それはそれで貴重なものではあるだろうから、そうしたもので良ければ、読んでみても、という本か。

ただし、私には、そう特別面白いとまでいう本でもなかった。

内側はそういうもんなんだろうなあ、という以上の話はなかったし、やや著者の特権意識が鼻をつき、私には余り好きになれるタイプの本ではない。

ジャーナリストかくあるべし、みたいなのが好きな人には、悪くはないのだろうが。内側からの報告といえば内側からの報告だし、そうしたものとしては、悪いものではないのだと思う。

特に薦めるのではないが、読みたければ読んでみても、という本だろう。

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