小林一茶風日記

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2010-07-28

『運は数学にまかせなさい 確率統計に学ぶ処世術

ジェフリー・S・ローゼンタール 著/中村義作 監修/柴田裕之 訳

ハヤカワ文庫NF

ISBN978-4-15-050369-7

確率・統計に関する一般向け入門読み物。

いろいろと卑近な例を使って説明されているので、興味深く読めるのではないだろうか。興味があるならば、読んでみても良い本だと思う。

著者はSFが好きなんだろうなあ、という印象を受ける部分があったので、SFの好きな人には特に向いているかもしれない。と思ったが、SFの好きな人なら本書程度の確率や統計についての知識はありそうだ、というのが難点か。

後は、特にどうということもない一般向けの入門読み物。

興味があるならば、読んでみても良い本だろう。

メモ1点。

ブラックジャックでは、ディーラーの見せているカードが2から6までの間の場合バストする可能性がかなりあるので、エースを11と数えることなく手札の合計が13以上16以下ならばスタンドするのが正解である(17以上のときにどうするかは知らない。というか、当然スタンドだろうと思うが、何故16以下となっているのだろう)。

2010-07-20

『CIAと戦後日本 保守合同・北方領土・再軍備

有馬哲夫

平凡社新書

ISBN978-4-582-85530-2

公開されているCIA文書から分かる戦後政治史のいくつかのエピソードを書いた本。

一つのエピソード集といえばエピソード集なので、それで良ければ、という本か。

欠点として、個々のエピソードは、別に、驚愕の、というほどのものでもないこと、ややばらばらなエピソードの集成であること、保守合同前後の日本の戦後政治史についてある程度以上の前提知識が必要だろうこと、といった問題があり、広くお薦めという本でもない。

好事家向け、というところ。

政治はこういう風に進むのだろう、というのが垣間見える点で、興味深くはあったので、特に悪いということもない。前提知識があって、いくつかのエピソードが書かれた程度のもので良ければ、それなりの本ではあると思う。

読んでみたければ読んでみても、という本だろう。

2010-07-14

『その数字戦略を決める』

イアン・エアーズ 著/山形浩生

文春新書

ISBN978-4-16-765170-1

データ分析に基づく意思決定について書かれた本。

基本的には推進派の立場から、様々な事例などが紹介されたもので、中身はありがちな海外ノンフィクション山形訳らしく訳文は読みやすいので、そうしたもので良ければ、読んでみても良い本だと思う。

良い点としては、訳文は読みやすく(アインドホーヴェン(Eindhoven→アイントホーフェン)、ディズラエリ(Disraeli→ディズレーリ)みたいな部分もあるが。ディズレーリを知らないのか、ディズラエリが正しいという主張なのか、それとも学生にでも訳させたのだろうか)、内容も割と興味深い。

欠点としては、海外ノンフィクションは大概そうだが、無駄に長い。この程度の内容なら、文庫200ページでなんとかなるところだと思う。脚注を含めて450ページあるわけで、どこがというのでもないが、要するに半分は無駄だろう。

個人的には、ここまで無駄に長いとちょっとどうかなという気がした。

長いのが好きだという人向き。

それでも良ければ、読んでみても、という本だろう。

以下メモ

・データは、過去のものを分析するだけでなく、無作為抽出によって作ることもできる。グーグル広告を出せば、どんなタイトルの本がクリックされやすいか分かる。

・データの分析には、回帰分析だけでなく、ニューラルネットワークを使った分析もある。ニューラルネットワークは、柔軟で細やかな分析が可能だが、個々の要素の重み付けやその信頼区間は教えてくれない。

・こうした分析をしている企業から良い待遇を受けるということは、その人が良いカモであることを示しているだけかもしれない。

・少数人種タクシー運転手白人のタクシー運転手に比べてもらえるチップが少ない。バスケ試合では、人種が同じ審判からだと受けるファールが少ない。

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