小林一茶風日記

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2012-04-26

源氏物語結婚 平安朝の婚姻制度恋愛譚』

工藤重矩 著

中公新書

ISBN978-4-12-102156-4

平安貴族社会を一夫多妻制ではなく親同士が決めた正妻を重視する一夫一妻制であるとした上で、源氏の正妻でない紫の上が正妻にも勝る待遇を獲得する物語として『源氏物語』を解釈敷衍した本。

割と面白かったので、そうしたものでよければ読んでみてもいい本か。

ただし、あまり初心者向きではないと思う。基本的には源氏物語を読んだことがある人向けのサブ読本。原文で、といったらハードルを上げすぎだろうが、あながち間違ってもいない感じか。

一夫一妻か一夫多妻かは言葉定義しだいというところではあるが、後は興味があればというところだと思う。

興味があるならば読んでみてもよい本だろう。

以下メモ

・平安貴族が通い婚だというのは、正妻でない女性との間のことで、正妻と一緒に住んでいたのだから、他の女性のところには通うしかなかった。

2012-04-20

五感で読む漢字

張莉 著

文春新書

ISBN978-4-16-660853-9

五感に関連した漢字について、その成り立ちを述べた読み物。

おおむね、普通にありそうな漢字雑学読み物か。そうしたものでよければ読んでみてもよい本だと思う。

比較文化論的な話もなくはないが、漢字雑学読み物と考えておいた方がいい。

通俗語源解釈的な感じもしないではないが、これはこれで楽しいし、そういうものなんだろう。

そうしたものでよければ、という本。

興味があるならば読んでみても、という本だろう。

以下メモ

・臣は目を象ったもので、神を見上げる形が王を見上げる臣下の意味になった。臣を使う臨、監、覧などには目の意義が残っている。

・法は元々敗訴を意味し、さんずいは負けた人が川に流される様を表している。勝訴が慶。

・色は、クと巴の二人の人を象っており、顔色を見ている意だが、交合しているという解釈もあって色気、色欲に通ずる。

・家は豚を生贄として捧げた場であって、豚を飼っていた場所ではない。

・芸(藝)は元来種をうえるという意味である。種をうえるほど暖かくなった状態が熱。

・左は左手で工を、右は右手で口を持った形を象っている。工も口も呪祭具であり、工を両手で持ったのが巫。口は祝詞を入れる器で、口に捧げるものが言、口に神が現れると臨、ひざまずいて神意をうかがう人(令)に神が命じ、神意を耳でよく聞くと聖となる。左手に工、右手に口を持って神の居場所を尋ねる。

2012-04-13

『激安エアライン時代 なぜ安いのか、本当に安全なのか』

杉浦一機 著

平凡社新書

ISBN978-4-582-85632-3

LCC(ローコストキャリア)など、航空業界の現状に関してあれこれのことが書かれた本。

総花的な入門概説で、あれこれ書かれてはいるが、深くはない。そうしたものでよければ、という本か。

特別ではないが、入門用の一冊としてなら悪くはないと思う。細かい特定の分野について知りたい人は、そういう本を選んだ方が、というところか。読み捨てる以上のものではない。

そうしたものでよければ、という本だろう。

以下メモ

・航空機は錆を防ぐため湿気を抑えている。炭素繊維などが多く使われている新型機では湿気も緩和されるので、快適になる。

2012-04-06

『米国キャンパス拝金」報告 これは日本のモデルなのか?』

宮田由紀夫

中公新書ラクレ

ISBN978-4-12-150413-5

アメリカ大学の現状と問題点を記した本。

基本的には、タイトルにもあるようにアメリカの大学が拝金主義に堕していると書いたもの

特別ではないが、それなりといえばそれなりのレポートで、そうしたものでよければという本か。

ただし、内輪向けに甘い本ではあり、アメリカ流の変革を迫られている大学関係者が溜飲を下げるための本、という以上のものはないと思う。一般向けにどうこうという本ではない。

そうしたものでよければ、という本だろう。

以下メモ

乗馬などによるスポーツ推薦は、遠回りした縁故入学となっている。

・縁故入学もアファーマティブアクションも大学の裁量権に依拠しているので、アファーマティブアクションがなくなった州では州立大学が縁故入学をなくしたりしている。

最高裁判事の自身や子弟にも縁故入学者は多いためにアファーマティブアクションは違憲にならないだろうと発言する判事もいる。

・AO入試などで十分な学生を確保すると、一般入試で入ってくる学生の数を絞り、点数を上げられるので、大学の評価を高くすることができる。

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