小林一茶風日記

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2012-10-29

昭和戦前期の政党政治 二大政党制はなぜ挫折したのか』

筒井清忠 著

ちくま新書

ISBN978-4-480-06687-9

加藤高明から犬養毅まで、昭和戦前期の日本の政党内閣の流れを追った本。

政党政治が何故挫折したかという問題設定から書かれたものではあるが、ほぼ流れを追った通史と考えていい。そうしたものでよければ、という本か。

面白い部分もあるが、問題設定に関しては、政党政治家の指導力不足や敵認識の甘さ、マスメディアの無理解と批判など、総花的にばらばらとあれこれ詰め込んだだけという印象。

駐在所に政友会系と民政党系のものが二つあり、政権が変わるごとにどちらかのものを使った(そのような混乱が、中立的と見られた天皇官僚軍部などの台頭を許した)、という話などは最後にちょこっと出てくるだけだが、もっと正面から捉えるべき問題ではないのだろうか。

全体的にはこの期間の政治史をまとめただけの本だが、小説吉田学校的な面白さがないわけではない。

そうしたものでよければ、という本だろう。

2012-10-22

『「超」入門 微分積分 学校では教えてくれない「考え方のコツ」』

神永正博 著

講談社ブルーバックス

ISBN978-4-06-257786-1

微積分についての入門書。

超入門と謳っているだけにやさしくはあるのだろうが、別にありがちな入門書だと思う。そうしたものでよければ、という本。

最後の辺りは何をやっているのかよく分からん、ということも含めて、ありがち。本書の内容から192ページ辺りの数式は読み解けないでしょ、とは思う。

最後までやさしく解説してくれればいいのに、力が尽きるのだろうか。

他の入門書もえてしてそうなので、それでよければ、というところ。

そうしたものでよければ、という本だろう。

2012-10-16

犯罪者はどこに目をつけているか

清永賢二・清永奈穂 著

新潮新書

ISBN978-4-10-610486-2

犯罪予防に関して書かれた本。

内容的には要するに、近隣の人と一緒に防犯意識を高めろ、というもので、そうしたものでよければ、という本か。

タイトルになっているような犯罪者がどこを見ているかということも、書かれてはいるが、テーマ的には必ずしもメインではないし、それほど多くもなく、私のようにそちらに期待すると、やや肩すかしだと思う。

それがないとありきたりで常識的な内容になってしまうわけで、何もかも悪い方に向かっていますというような本書の方向性も含めて、特に薦めるような本ではない。

読み捨てるくらいならこんなものかもしれないが。

それでもよければ、という本だろう。

以下メモ

・見通しのよいまっすぐな一本道は、逃げにくいので狙われにくい。カーブがある道は狙われやすい。

・四つ角は、逃げ道の選択肢が増えるので、狙われる。

・同様に、奥まった場所よりも大通りに面している場所の方が逃げやすく、狙われやすい。

2012-10-10

『その科学成功を決める』

リチャード・ワイズマン 著/木村博江 訳

文春文庫

ISBN978-4-16-765184-8

自己啓発系の雑学本。

一応、様々な自己啓発系の言説のうち科学論文になって有効性が認められているものや科学論文で有効性が否定されているものをいくつか挙げたものだが、あまりまとまりはないので、ほぼ雑学本と考えておいた方がいいと思う。そうしたものでよければ読んでみても、という本か。

悪くはないが、特別でもない、というところだと思う。

よくある自己啓発系雑学本に少し毛が生えたという程度。

そうしたものでよければ、という本だろう。

以下メモ

・複雑な問題、難しい選択、創造力が必要なものなどには、無意識の力を活用する。その問題について考えた後、パズルなどを行って意識を他に向ける。そうしてから最初の問題に戻ると、無意識の意見が外に出やすい。

心理学では人間性格ビッグファイブという五つの因子に分けることが行われている。

開放性(好奇心が強く飽きやすいか現実的で保守的か)

勤勉性(勤勉な人は几帳面であるが、そうでない人も柔軟性が高い)

外向性

協調性(協調性がない人は情にとらわれない)

情緒安定性の五つである。

2012-10-03

『「普天間」交渉秘録』

守屋武昌

新潮文庫

ISBN978-4-10-136661-6

元防衛事務次官の回想録。

普天間基地の移設問題が一応の中心ではあるが、本としては、普天間の話というより事務次官の回想録であり、それよりも自己弁護の本だと考えておいた方がいい。そうしたものでよければ、という本か。

回想録が自己弁護になるのは多少はしょうがないが、それにしても、という感じはする。俺に反対するやつは馬鹿か騙されているか何か企んでいる、という陰謀論的発想がすごい。

政治のドロドロとした部分は伝わってくるが、都合の悪い情報は隠してあるだろうし、多分反対派の意見も聞いてみなければ始まらないだろうという本。

基地問題に興味があってあれこれ調べている人なら、読んでみてもというところか。これ一冊だけで、というのはちょっと怖い。

一方の側の当事者の記録ではあるのだろうから、それでよければ、という本だろう。

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