小林一茶風日記

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2013-02-25

『山県有朋の「奇兵隊戦記」』

一坂太郎

洋泉社・歴史新書

ISBN978-4-8003-0073-7

山県有朋の回想録を元に描いた幕末奇兵隊の戦記。

個人的な感想としてはとりたてて新しい視座や新発見があるのではなかったが、奇兵隊の戦記としては一つの戦記という本か。そうしたものでよければ読んでみてもという本。

幕末長州藩の内戦や戊辰戦争を戦った一つの戦記ではあるから、戦記としての面白さはある。

ただし、山県だから云々という内容はあまりないと思う。

たとえ藩主や天皇意見でも自分の気に入らないものは側近が悪いと簡単に否定してみせることくらいか。

帝国陸軍は確かに山県の直系だったのかもしれない。

長州について一歩引いた冷静な視点を保っているのが長所といえば長所だが、死もまた社会奉仕と言われた山県に入れ込む人は少ないか。

後はそうしたものでよければ、という本だろう。

2013-02-20

太陽に何が起きているか

常田佐久 著

文春新書

ISBN978-4-16-660888-1

太陽物理学者が書いた研究エッセイ

大体のところ新書の研究エッセイとしてはこんなものという感じの本か。興味があるならば、読んでみてもよい本。

とりたてて特別のものではないが、とりたてて悪くもなく。とりたてて細かくはないが、とりたてて難しくもなく。

自分がかかわっている観測衛星に関してやや我田引水的なきらいはあるが、無難にまとめてあるとは思う。

興味があるならば読んでみてもよい本だろう。

以下メモ

・太陽でも北極と南極との間に磁力線が走る。

太陽の自転は、赤道付近と極付近、表面近くの対流層と下にある放射層との間で自転周期が異なる差動回転をしている。

太陽のプラズマは磁力線にくっついているが、差動回転でプラズマがずれるとき磁力線もずれていく。

プラズマは磁力線を横切れないので、磁力線がよじれると密度が軽くなって浮いてくる。これが黒点である

対流層ではプラズマの対流で熱を伝えるが、磁力線のために黒点では熱の伝わりが悪く、周囲より低温になって黒くなる。

・よじれた磁力線がつなぎなおされるときのエネルギーで、フレア太陽風の吹き飛ばしコロナ加熱が行われている可能性があると考えられている。

2013-02-14

飛ばし 日本企業外資系金融共謀

田中周紀 著

光文社新書

ISBN978-4-334-03723-9

バブル崩壊からオリンパスまで、飛ばしがかかわった経済事件について書かれた本。

いくつかの事件をまとめただけではあるが、経済事件簿としてはまずまずという本か。興味があるならば読んでみてもという本。

時価会計で飛ばしは終わった(はず)と書かれているが、元々簿価で書いていいなら含み損は問題にならないのでは、とか、飛ばしの本質については私にはあまりよく分からなかったし、何とかというファンドから何とかというファンドにいくら送金し、そこからまた何とかというファンドにいくら送金した、というようなことを細かくぐだぐだと書かれても、という気はするが。

こんなものといえばこんなものだと思う。

興味があるならば、読んでみてもよい本だろう。

2013-02-07

『新しいウイルス入門 単なる病原体でなく生物進化立役者?』

武村政春

講談社ブルーバックス

ISBN978-4-06-257801-1

ウイルスに関して書かれた本。

入門書といえば入門書なのだろうが、ややとりとめもなく雑多に書かれたコラムっぽい感じの本。そうしたものでよければ、という本か。

特別でもないが、悪くもなく。

興味があれば読んでみても、という本だろう。

以下メモ

インフルエンザウイルスは八本のRNAを持っているが、同じ細胞に二種類のインフルエンザウイルスが感染したとき、合成するときにシャッフルされて、変異した新しいインフルエンザウイルスができる。

胎盤において物質やガスを交換する膜は元々はウイルスが自分エンベロープを作るときに使っていたもので、有胎盤類はこのウイルスに感染してDNAを取り入れることによって進化したらしい。

2013-02-01

『北朝鮮から生還 ある10歳の少年の引き揚げ記録』

木村久 著

光人社NF文庫

ISBN978-4-7698-2768-9

第二次世界大戦敗戦後に38度線以北のソ連支配地域から引き揚げてきた著者の記録。

断固戦争反対みたいなまえがきとあとがきちょっとうざいが、後は普通の引き揚げ記録か。普通であり、特別ということもないが、読んでみたければ、という本だと思う。

引き揚げ記録なんかはいくらでもあるだろうし、北朝鮮からのというのがちょっと珍しいくらいで特別な内容もないが、もちろん大変な経験ではあるし、短くてさらっと読めるので、悪いとまではいえない。

北朝鮮の大地はいつまで無辜人間の血を吸いつづけるのかと最後に書かれても、向こうからすれば勝手に来て勝手に死んだだけだと思うが、そういうのも含めて、異常な体験をした者の本音ではあるのだろう。

興味があるならば読んでみても、という本だろう。

以下メモ

・豊橋に住んでいて空襲が酷くなったとき、コックリさんで占って軍医として招集された父のいる朝鮮に渡ることにした。

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