小林一茶風日記

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2013-06-25

『牛乳とタマゴの科学 完全栄養食品の秘密

酒井仙吉 著

講談社ブルーバックス

ISBN978-4-06-257814-1

牛乳とタマゴに関する雑学本。

特別ではないが悪くはない雑学本で、ほぼ雑学本としかいうことはない。雑学本でよければ、読んでみてもという本。

いろいろ書かれているしバランスも取れていて、雑学本としては悪くないと思う。

興味があるならば、読んでみてもよい本だろう。

以下メモ

・今の乳牛は季節を問わず出産し、その後十ヶ月間搾乳できるが、昔からそうだったわけではなく、人が牛を家畜化したのは犂を引かせて農耕に使うためで牛乳は後に利用するようになった。

・乳のブドウ糖が多すぎると乳腺細胞糖尿病みたいに害されてしまうので、哺乳類母乳に含まれるエネルギー源として乳糖採用した。甘くないので大量に飲むこともできる。

・牛乳タンパク質カゼインは、子牛の胃で分解されると凝集し、満腹感をもたらす。チーズが固まるのも同じ原理を利用している。

数字の上では近年乳量は大幅に増加したが、肉骨粉などの配合飼料の使用や、それによる健康の低下、出産数の低下など、問題も起きている。

ニワトリは殻を作るのに二十五時間くらいかかるので、年間三百六十五のタマゴを産むことは難しい。そういう報告はあるが、調べてみるとあやしかったりする。

産めるタマゴの数を多くしても卵殻が薄くなって利用しにくくなるため、現代の採卵鶏の年間産卵数は二百八十個くらいである。

・古くなると水分が蒸発して、タマゴの中の気室が大きくなる。

・採卵鶏もブロイラーも、祖父母から四種類の特徴を受け継ぐ雑種強勢によって作られる。祖父母となる純系種はアメリカの会社が押さえている。

高度な配合飼料は使用期間がニワトリの成長ステージによって厳密に分けられるので、養鶏場ではすべてのニワトリがいっせいに入れ替えられる。

2013-06-18

憲兵伍長ものがたり 諜報戦の舞台ウラ

山内一生 著

光人社NF文庫

ISBN978-4-7698-2788-7

中支派遣軍で著者の同期や先輩だった憲兵下士官たちの経験を綴ったエピソード集。

上官の息女を東京から中国まで連れてきたとか人力車上海の街をパレードしたとか、諜報戦の舞台裏というようなものはあまりない個人的なエピソードを集めたもの。そうしたものでよければ、という本か。

悪くはないが特別でもないエピソード集。

下士官が中国政府の要人との面会をねじ込んだとか、相手側から見れば憲兵はさぞ威張って見えたのだろうという話もあるが、特別なものはない。

それなりといえばそれなり。

そうしたものでよければ、という本だろう。

2013-06-12

ドキュメント 遺伝子工学 巨大産業を生んだ天才たちの戦い』

生田哲 著

PHPサイエンスワールド新書

ISBN978-4-569-81202-1

遺伝子工学の最初の事例であるヒトインスリン生産開発競争を描いたノンフィクション

1970年代後半というやや古い時代を描いたものだが、ノンフィクションとしては普通のノンフィクション。それでよければ、という本か。

歴史といえば一つの歴史だし、産学連携ベンチャーの最初期の事例、ということはいえるだろうが、何故今これなのかという現代的な意義は、あまりないように思った。

悪くはないが、特別でもないノンフィクション。

その時代のそういう題材でよければ、という本だろう。

2013-06-06

『世田谷代官が見た幕末の江戸 日記が語るもう一つの維新

安藤優一郎 著

角川SCC新書

ISBN978-4-04-731607-2

幕末におけるとある代官一族の日記から当時の事件などを紹介した歴史読み物。

かい史料紹介なのでこんなものといえばこんなものだが、幕末なのにたいした事件もないといえばたいした事件もない。それでもよければ、という本か。

人足などの年貢以外の賦課が厳しかった、という話はあっても、具体的にどのくらい厳しかったのかはあまり明らかではないし、一揆が近くまで来たと聞いて人を出したら誤報だったとか、たいした事件もないし、廃藩置県で代官職がなくなったのもあっさりと過ぎ去っているし、あまり面白い本だとはいえないと思う。

細かい史料紹介といえばそうではあるので、それでよければ、というところ。

積極的に薦めるのではないが、読んでみたければ読んでみても、という本だろう。

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