小林一茶風日記

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2014-06-27

幕末維新の城 権威象徴か、実戦の要塞か』

一坂太郎

中公新書

ISBN978-4-12-102268-4

幕末維新期の城砦に関する四方山話を集めた読み物。

比較的まとまってはいるので、特別な内容はないがそれなりの読み物か。読みたいのなら読んでみてもというところ。

おおよそ可もなく不可もなく。読み捨てる以上のものではないと思うが、悪くもない。

それでよければ、という本だろう。

2014-06-20

生命誕生 地球史から読み解く新しい生命像』

中沢弘基 著

講談社現代新書

ISBN978-4-06-288262-0

地球上での生命誕生に関する著者の説を解説した本。

自説を説いたものだけにややエキセントリックでハイリスクだが、そうしたものでよければ、という本か。

生命誕生に関する最新の知見とか諸説のまとめとかを期待して読む本ではない。

著者の主張は、大体以下のようなものか。

・地球は単体としてみれば熱を放射してエントロピーが減少しており、地球における生命の誕生とその進化はエントロピーを減少させるために進んだ。

・初期の地球大気窒素二酸化炭素に富む酸化型であり、その環境下ではアミノ酸などが大量にできることはなかっただろう。

・いったん地球が冷え、海ができた後に、太陽系の変動によって後期重爆撃と呼ばれる大量の隕石降下が起こった。

・この隕石の海洋降下時に、隕石中の炭素海水や窒素が反応して大量の有機分子が作られた。

・作られた有機分子のうち水溶性で粘土鉱物親和的なものは、隕石から作られた粘土鉱物と一緒に海底に沈殿して、分解を逃れただろう。

・海底に沈殿して高温、高圧化に置かれた有機分子は、相互に脱水重合することによってより高分子となった。

・地下の高分子は、やがてプレートに運ばれてさらなる熱水にさらされたが、なんらかの小胞に囲まれた高分子はその環境を生き残ることができただろう。

生命や代謝の発生の前に、個体(小胞)の発生があったと考えられる。

おおむね、こうしたことが書かれた本。

私は、専門家でもないし、この説の妥当性についてはよく分からない。

それでよければ、というものだろう。

2014-06-13

貨幣という謎 金と日銀券とビットコイン

西部忠

NHK出版新書

ISBN978-4-14-088435-5

貨幣に関して書かれた本。

主な内容としては、市場には貨幣が不可欠であり、貨幣とバブルは、それが明日流通する、明日も値上がりするという人々の幻想依拠する点で共通なので、市場にはバブルが発生する、ということが主張されたもの

それなりといえばそれなりだが、やや論証が不十分に感じた。

一般均衡論が貨幣を前提としていないとしても、それによって何が見落とされているかは論じられていないし、市場に貨幣が不可欠で貨幣によってバブルが引き起こされるとしても、市場において絶対にバブルが不可避だともいえない。

全体に議論が粗いと思う。

私としては薦めるにはいたらないが、それでもよければ、という本だろう。

2014-06-06

『捕食者なき世界

ウィリアムソウルゼンバーグ 著/野中香方子 訳

文春文庫

ISBN978-4-16-790112-7

トッププレデターが中間捕食者を抑制することで生物多様性が保たれている、ということが書かれた本。

内容的にはそうたいしたものでなく、どこが特にいいということもないと思うが、読みやすくて面白かった。興味があるなら読んでみていい本だと思う。

一つ美点を挙げれば、バランスは取れているだろうか。

動物保護界隈には情緒的なだけだったりエキセントリックだったりする人も多いので。

内容に特別のものはないので、こういう内容のものをというよりは何か読み物を探しているという人向けか。

そうしたものでよければ、読んでみてもいい本だろう。

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