『「黄金のバンタム」を破った男』

百田尚樹
PHP文芸文庫
ISBN978-4-569-67916-7
ファイティング原田の世界タイトル挑戦を中心に描いた読み物。
かなり保守臭いが、それなりのスポーツ読み物、といった本か。そうしたものでよければ、というところ。
小説家が書いているのですんなりとは読めるが、特別なものでもない。
保守臭いというのは、ネトウヨというよりはALWAYS的なノスタルジック保守で、60年代がそんなにいい時代だったわけがないだろうとは思う。
そうしたものでよければ、という本だろう。