小林一茶風日記

2004 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2005 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2006 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2007 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2008 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2009 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2010 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2011 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2012 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2013 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2014 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2015 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2016 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2017 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2018 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 |
 | 

2015-10-21

人間・始皇帝』

鶴間和幸

岩波新書

ISBN978-4-00-431563-6

始皇帝に関して書かれた本。

基本的には、近年になってから出土した資史料によって「史記」の記述齟齬が出てきた点をまとめたもので、そうしたものでよければ、という本か。

主題的には、伝記ではなく「史記」の記述の齟齬をついたもの。

ただしそこまではっきり変わっているということはなく、基本「史記」を踏襲した伝記になっているのは、面白くないというべきか、無難というべきか。

取り立ててどうこう、ということはないと思う。

可もなく不可もなくというところ。

それでよければ、という本だろう。

以下メモ

・「史記」では、正月に生まれたので政と名づけた、と書かれているが、出土竹簡に「趙正書」というものがあることや、「史記」の異写本でも趙正となっているものがあることから、秦王政の名前は正であったと考えられる。

呂不韋は相邦であったが、漢代に劉邦の諱を避けて相国になった。

2015-10-14

『残念なメダリスト チャンピオンに学ぶ人生勝利学・失敗学

山口香

中公新書ラクレ

ISBN978-4-12-150539-2

アスリートの引退後に関して書かれたエッセイ

私としてはとても面白かったが、基本的には、何かについて書かれた本というのではなく、山口香のエッセイが読みたければ、という本か。それでよければ面白い本

エッセイなので、合う人には合うし、合わない人には合わないだろう。

山口香のエッセイに興味があるという人なら、お薦めしたい。

以下メモ

ライバルを蹴落としてでも上がっていかなければならないチャンピンは、孤独を好む人でないとなれない。

山下泰裕も、勢いのある若い選手が出てくると乱取練習で長時間放さず打ちのめした。

メダルは取ってしまってからの方が大変で、一度頂点を知ってしまえば普通暮らしでさえ屈辱に感じることがある。

・メダルを取ることは運であり、メダリストより実力のある人、メダリストより才能のある人、メダリストより努力した人はいる。

・全盛期を過ぎたトップアスリートは、客観的には勝てなくなっても、主観的には次は勝てそうな気がするので、引き際が難しい。

2015-10-08

キャリア官僚 人事・採用からくり 激変する出世レース

岸宣仁 著

中公新書ラクレ

ISBN978-4-150536-1

上級国家公務員の採用や出世格差の実際を紹介した本。

批判的ではあるが、通俗的であり、特に、というほどの本ではないと思う。紹介としては一つの紹介だろうから、それでもよければ、というところか。

近年の国家公務員の不祥事を挙げて嘆いているが、その事件がブログに暴言を書いての炎上だったりとか(それは昔にはなかっただろうが)、最後は国家公務員の一斉採用と長期の研修による選択を提言しているが、そうなると研修で上位の成績を修めた者が財務省に入って、我ら富士山ますます高い山になるのではないだろうか、とか、どこまで著者が深く物事を把握しているかは疑問もある。

通俗の域は出ていないだろう。

紹介として考えるなら一つの紹介。

薦めるのではないが、それでもよければ、という本だろう。

以下メモ

面接では、自分の席の隣に席を用意し、ちょっとはずすからといって三十分くらい待たせて応募者の対応を見るようなこともした。

・長時間の残業が前提になっているキャリア官僚の現状では、女性の登用を打ち上げても普通に子どもを持った女性の活躍は期待できない。

2015-10-01

心臓の力 休めない臓器はなぜ「それ」を宿したのか』

柿沼由彦 著

講談社ブルーバックス

ISBN978-4-06-257929-2

心筋細胞アセチルコリン生産することに関していろいろと書かれた本。

心臓がアセチルコリンを生産することを発見したのが著者だということで、著者の研究に関して書かれた本ではあり、そうしたものでよければ、という本か。

ただ、通常は副交感神経から出されて心臓の機能を抑えると考えられていたアセチルコリンを心臓が産出するので、それを亢進してやれば心臓を疲れすぎないように抑えられてバラ色の未来が、みたいな発想はどうかと思う。

それでうまくいくのなら何故我々の心臓はアセチルコリンを大量に作らないのか、という話になるわけだし。

後は、それでよければ、という本だろう。

 |