小林一茶風日記

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2016-09-28

『ケインズかハイエクか 資本主義を動かした世紀の対決』

ニコラス・ワプショット 著/久保恵美子 訳

新潮文庫

ISBN978-4-10-220051-3

経済学説史におけるケインズ派とハイエク派の対立を描いたノンフィクション

経済学説史上の一エピソードとして読めるなら、そこそこ興味深く、それなりという本か。そうしたものでよければというもの。

乗数とかスタグフレーションとか限界革命とかは予め知っていないと、経済学としての細かいところはほとんど意味が分からないと思う。ルーカス名前しか出てこない。

そういう本ではないといえばそういう本で、一つのエピソードとしてケインズとハイエクとの争いを描いたもの。

それでよければ、という本だろう。

2016-09-16

『イスラエル秘密外交 モサドを率いた男の告白

エフライム・ハレヴィ 著/河野純治 訳

新潮文庫

ISBN978-4-10-220066-7

モサドの長官を務めた人の回顧録。

ただし、回顧録といっても告白というよりかはほぼプロパガンダで、アメリカの読者に向けて、イスラエルはアメリカの役に立つ、イスラエルにとってよいことはアメリカにとってよい、敵はパレスチナ、アラブイスラムだ、と主張した本。

イスラエルやモサドの気にさわるようなことはまず書かれていないと思って間違いない。

それでよければそれなりの価値はあるのかもしれないが、少なくとも一般向けにいい本ではないと思う。

特に薦めるような本ではないだろう。

2016-09-08

『不屈の棋士

大川慎太郎

講談社現代新書

ISBN978-4-06-28378-8

コンピュータ将棋ソフトについて将棋棋士十一人に聞き取りしたインタビュー集。

企画内容的には、個人的に想定したそのままズバリの内容で、面白かったし文句をいうようなことはまったくないが、全員せせこましく眼前の問題忙殺されるだけで、大局観は誰もあまり持っていない印象だった。

コンピュータが人間凌駕してその後どうなるのか、といったようなことは、実際にも聞かれてはいるが、そこまでは誰も分かっていないのだろう。

まあ確かに、棋士だからといって三年後や五年後が分かるわけはないよな。

だから、現在棋士の眼前にある問題について興味があるならばよい本。

それ以上の広がりというか深みは、あまり期待できないと思う。

みんな目の前のことに対処するのに必死だ、ということが分かっただけでもよいのかもしれないが。

そうしたものでよければ、読んでみてもという本だろう。

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