小林一茶風日記

2004 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2005 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2006 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2007 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2008 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2009 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2010 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2011 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2012 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2013 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2014 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2015 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2016 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2017 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2018 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 |
 | 

2017-06-30

バッタを倒しにアフリカへ』

前野ウルド太郎

光文社新書

ISBN978-4-334-03989-9

アフリカへバッタの研究に赴いた研究者が記した活動記録エッセイ

研究エッセイではなく活動記録だが、エッセイなので合う人には合うだろうし、それでよければ、という本か。

面白くないとはいわない。

ただ、真に読む価値がどのくらいあるかというと、結構微妙か。

砂漠ラマダン経験すると幸せハードルが下がって水を飲めるだけでもありがたく感じる、と本書に書かれているが、まさに水を飲むだけで幸せになれる人向き。

特にどうということはないエッセイではある。

それでよければ、という本だろう。

2017-06-23

『人の心は読めるか? 本音と誤解の心理学

ニコラス・エプリー 著/波多野理彩子 訳

ハヤカワ文庫NF

ISBN978-4-15-050496-0

人の心を知ろうとすることに関する心理学読み物。

ありがちなそれなりの心理学読本で、それでよければ、という本か。

結論として、他人の心を知る一番よい方法は現状ではその人に直接聞くことだそうだ。

この手のものを読みなれている人にとって新しいものがあるかどうかは心もとないが、一通りまとまってはいるし、悪い本ではないと思う。

後は、読みたければ、という本だろう。

以下メモ

・人は、社会全体の中で自分がどれくらいの位置いるか、好かれているか嫌われているかということは分かっても、個々のある人に好かれているのか嫌われているのかということはあまり分からない。

(全体としては位置に応じたそれなりの反応が返ってくるので平均的なものを感じ取ることはできるが、個々の人がどう思ってその反応をしているかまでは見抜けない、ということか)

・人は他人の心を読まないとき他人を愚かだと考える。自分はやりがいなどのお金以外の動機で働いていると思っているのに、他人はお金のために働いていると思っている。

予測不能な動きをするものに対して、人はそこに心があると考える。

ステレオタイプ判断すると共通点よりも差異に注目してしまう。

2017-06-16

混浴日本史

下川耿史

ちくま文庫

ISBN978-4-480-43448-7

日本の混浴事情を探った歴史民俗学の本。

大和岩雄とか古くは中山太郎系の歴史民俗学の本で、それなりの本ではあるだろう。混浴の事情が知りたければ読んでみても、という本。

ただ、こういうのは圧倒的な博覧強記ぶりで読者を伸していくものだと思うが、そこまでのパワーはないか。

それなりの本ではあるので、興味があれば、という本だろう。

以下メモ

イザナギ黄泉の国から逃げ帰った後に禊をして天照大神などを産むが、これは要するに混浴して子どもができたということだろう。

新村出折口信夫は斎の意味のユから湯になったと説くが、お湯が温泉から自然に湧き出るものであることを考えれば、そのようなものに対する言葉が後にできたとは想像しにくく、むしろ湯から斎になったのではないか。

東大寺興福寺といった大寺院では人々に風呂提供することが布教の手段として使われた。光明皇后の千人施浴の伝承から見ても、混浴だったのではないだろうか。

・後に寺院が乱立するようになると、寺はお百度参りや三十三ヶ所巡りを流行らせて生き残りを図るが、西国三十三所は温泉などの観光名所とセットになっていた。

2017-06-02

『謎の漢字 由来と変遷を調べてみれば』

笹原宏之

中公新書

ISBN978-4-12-102430-5

漢字に関して書かれた読み物。

ただ、三つのからできているので、広く浅い一般向け漢字読本というよりは、やや狭くやや深くなった好事家向けの本か。

そうしたものでよければ、という本。

漢字読本なんだけどそう考えると違うという微妙な本ではある。

読み物として読みやすくはあるが、内容的には、何がいいたかったのかよく分からないところもあったりして、少し中途半端だと思う。

一般読者が漢字読本を読みたいというのなら他にもあるでしょうとアドバイスを送るが、漢字愛好家がこの本も読みたいというなら止めるほどではない、というところ。

それでもよければ、という本だろう。

 |