2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『タックス・ヘイブン 逃げていく税金』

志賀櫻 著 岩波新書 ISBN978-4-00-431417-2 タックス・ヘイブン絶対悪の立場からタックス・ヘイブンについて書いた本。 一方的に書かれているので、多分書かれていないこともあるだろうし、私にはいい本だとは思えなかった。 あと、テインテッド・インカム方…

『日経新聞の真実 なぜ御用メディアと言われるのか』

田村秀男 著 光文社新書 ISBN978-4-334-03737-6 著者によるエッセイ。 一応、日経新聞に代表される経済ジャーナリズムのあり方を批判したものだが、それよりも著者が自由に好き勝手書いたエッセイ、と考えた方がいい。 自賛毀他というか自己顕示というか、そ…

『藤原道長の日常生活』

倉本一宏 著 講談社現代新書 ISBN978-4-06-288196-8 『御堂関白記』などの古記録の記述を元に藤原道長について紹介した本。 この時代のことに興味があってよく調べている人向きか。いろいろ参考になる人なら面白く読める本なのだろうと思う。そういう人向き…

『誰かに話してみたくなる 数学小噺』

芳沢光雄 著 KKベストセラーズ・ベスト新書 ISBN978-4-584-12398-0 軽い数学読み物。 一応笑える話を目指してみたということだが、そこまでおかしくはないと思う。 軽い読み物といえば読み物。よくいえば、そうしたものでよければという本か。 笑えるほど…

『高校生からの経済データ入門』

吉本佳生 著 ちくま新書 ISBN978-4-480-06705-0 様々な経済データの読み方に関して書かれた入門読み物。 よくは分からないが、入門読み物でよければ、という本か。 そう特別なものでもないとは思うが、では高校生ぐらいの人に最適な素晴らしい入門書があった…