2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『教育という病 子どもと先生を苦しめる「教育リスク」』

内田良 著 光文社新書 ISBN978-4-334-03863-2 教育リスクに関していくつかのことが書かれた本。 全体として、雑多な本ではあるが、一つの指摘ではある、というところが。内容はそれほどでもないとして表現とかはガチ左翼っぽい感じだが、それでよければ、と…

『分子レベルで見た触媒の働き 反応はなぜ速く進むのか』

松本吉泰 著 講談社ブルーバックス ISBN978-4-06-257922-3 触媒反応研究としての表面科学について書かれた本。 大体のところ表面科学に現在どのようなことができるか書かれたもので、やや方法論的な色合いはある。 方法論だけにストレートな面白さはないと思…

『群論入門 対称性をはかる数学』

芳沢光雄 著 講談社ブルーバックス ISBN978-4-06-257917-9 群論について書かれた本。 五章の途中以降は、読んだというより目を通しただけだった。 私のレベルでは、本書を理解するための参考書が必要だ。一冊で足りるかどうかは別にして。 参考書なしで本書…

『擬音語・擬態語辞典』

山口仲美 編 講談社学術文庫 ISBN978-4-06-292295-1 擬音語と擬態語の辞書。 基本的にあまり読むものではないだろうが、読めなくはないという本か。 ただし、コストパフォーマンスは悪いと思う。 引く辞書としては、ややこなれていない感じもある。 「ほっそ…