2010年06月03日 (Thu)
■[『HUNTER×HUNTER』]第310話『始動』(その4)

★シャウアプフの鱗粉
シャウアプフ:(くっ…予想以上に時間がかかった)(もうとっくにピトーは戻っているはず…)(王が憔れていなればいいが………)
時間はかかったものの、シャウアプフは異変に気がついて統制が乱れかけていた人民達を再び催眠にかけることに成功しました。
シャウアプフの鱗粉については、5/31にななし様が綿密な調査の上、コメントしてくださいました。有難うございます!
(【5/31】ななし様コメント)
24巻ラスト2話でプフ燐粉を撒いてますが、ノヴからそれを聞いてナックルは「0時には既に半分以上の人民が集合済みと想定した上で、パニックが生じればそれだけで数万人の犠牲者が出ると覚悟していた」と話していたり、25巻の263話(突入?)で「ピトーは正門に移動し人民の動向を監視し続けていたが(ナレーション)」と描かれ ていたので、突入時点でそもそも人民はまだ集まりきっていません(選別の決行時間が午後3時であることをを鑑みても)。もし討伐隊の突入が無ければ、プフはずっと燐粉を撒き続けていたでしょうね。
したがって今話で話をしている人民は、大分後ろの方にいる様なのでそもそもまだ催眠にかかっていないと考えます。
催眠にかかっていない人民が何か動きを?と冒頭で期待してしましたが、シャウアプフは追加催眠に成功しました。ちょっと残念でした。
自由を求める民衆の蜂起!という展開が来たらアツかったですよね。私は結構好きです。
どれくらいの時間を催眠に費やしていたのかは不明ですが、「勝負」に勝ったことを疑わない彼は西塔に戻ろうとします。
「王が憔れていなればいいが」と言っていますが、これは単に「焦れて」で良いような気がします。「憔」は「憔悴」という熟語になっていますが、「憔れる」は通常「やつれる」と読ませ、「やつれる・思い悩む」という意味ですね。
★「ゲーム続行だよ」勝負は続行
※飛行中にモントゥトゥユピーの遺体を発見
シャウアプフ:そ……ん な
あらためてじっくり見ると惨いですね。血を吐いて羽も一部が剥がれています。
これはやっぱり「薔薇」の後遺症……?
モントゥトゥユピーと私達読者は、かれこれ7年の付き合いですね。元々良いヤツであり、ナックルとは確かに心が通い合った時がありました。
将来的には護衛軍の中で彼だけでもハンター達の仲間になるとも噂されていました。
また、最近のUFOキャッチャーのぬいぐるみのような可愛い姿も読者には好意的に受け入れられてきたと思います。
それがまさかこんなことに…。
シャウアプフは慌てて王のもとに帰還します。
シャウアプフ:王!! メルエム様 ユピーが殺されました!! 敵にもかなりの手練がまだいます!!
モントゥトゥユピーは敵の残党に殺された。そう判断するのが彼の視点からは自然ですね。
しかし、王は護衛軍の死に薄情と思えるくらい冷静でした。
王:ピトーは?
シャウアプフ:は……?いえ… まだ……
「異体同心」とまで言った護衛軍の死にも動ずる様子はありません。これはどうしてでしょう……悼むべきだと思うのですが。
- モントゥトゥユピーよりも思い出しかけた記憶を取り戻すための「勝負」の方が大切
- 「綸言汗のごとし」。「二度は言わぬ」は王の口癖(直近では第301話に出てきましたね)。いかなる事情があっても王との間の勝負(約束・契約)は変更は許されず続行しなればならないという元からの信条のため
- モントゥトゥユピーとは今は「同心」なので、肉体が死亡しても寂しいという感情はわかない境地にあるor感情の整理済
個人的に可能性が低いと思える順番に並べてみましたが、現時点ではなんとも言えませんね。
そして、もうひとつの可能性―
体調の急激な変調から自分も長くないことを悟っているのでモントゥトゥユピーの「死」にも動じない。シャウアプフが気がつかないのは、誇り高い王が痛みのオーラを自身に封じ込めているためorモントゥトゥユピーもシャウアプフも、王の「頭痛」は共有していないように痛みは共有することができない
どこの仙水忍だよと突っ込まれそうですが(笑)私がこの可能性を書かないのも不自然なので書いてみました。
王:ならば… ようやく余も始動できるわけだな
シャウアプフ:い いえ メルエム様
状況が変わりました!!ここは危険です!!勝負は……
王:やめると申すか? ならば余の勝利 洗いざらい話してもうらうぞ
シャウアプフ:………
王:それでいいのか?
※王の足元には、床を削って描かれた軍儀盤の絵
※シャウアプフ、パニック
シャウアプフ:(ピトー!!ピトー!!)(一体どこです!?)
前回まではネフェルピトーを遠ざけようとしていたのに、今になって……!!
今からでもネフェルピトーを連れてきて賭けに勝ち、王を思いとどまらせたいのはわかりますが、もう遅いですね。
“玩具修理者”でモントゥトゥユピーを何とか助けたい、そしてモントゥトゥユピーの死を知って、ネフェルピトーの身が急に心配になってきたという気持ちもあるでしょう。
まあ、本当にシャウアプフは忙しい人です。すっかりパニックになっているようで、自業自得とはいえ少し気の毒になりますね。「薔薇」云々の前にストレスが頭髪に来るかもしれません。
★「人質交換不成立…!?パームの言葉の真意とは!!」
イカルゴ:もう 大丈夫…? どういう意味だ? パーム!!
そして、冨樫先生は最後の最後にまた、休載前の置き土産を用意してくださいました!たまりませんねえ(笑)。これだから冨樫先生のファンはやめられません。
パームさんの謎の発言です。
「もう大丈夫」
「とりあえず」「今のところ」「一応」ではなく「もう」大丈夫。
さきほどまで絶体絶命の状態だったのに、唐突に「もう大丈夫」と言い出すということは、“淋しい深海魚”で事態の変化を知ったからでしょうか。
今、彼女が監視対象としているのは「シャウアプフ・キルア・ゴン」。
ゴン・キルアサイドを見て「もう大丈夫」なのでしょうか?ゴンが「ゴンさん」化から無事に元の姿に戻っていたらそれはそれで喜ばしいことですが、「もう大丈夫」という言い方は、そういう限定的・局地的な状況を指しては使わないと思います。もっと全体的な状況、作品の世界でいえば「キメラ=アントによる人類の危機自体が去った」「この戦いが終わった」のような意味あいで使う言葉ではないでしょうか。
シャウアプフを視て敵の状況変化を知ったためでしょうか?
それで「王がナックル&メレオロンの側を離れた→仲間奪還のチャンス」だとか、「モントゥトゥユピーが死亡した」ことがわかったとしても、彼女の能力では「声」は拾えないのでシャウアプフと王の「勝負」の内容はわからず、王がいつ西塔の部屋に帰ってくるのかも、王の“円”が一回限りであること等もわからないはずです。
……「薔薇」による後遺症が明らかにわかるほど発現し、王もシャウアプフも余命わずかであることがわかったからでしょうか……。
パームさんの表情が、「もう大丈夫」という言葉のわりに、表情が安堵しているように見えないというか、あまり明るくないのは「薔薇」のような兵器で勝利をおさめてしまったことに対して複雑な思いだからでしょうか。「やったわ!」「私達の勝ちよ!」ではなく「もう大丈夫」ですから、何か含みがあるようですね。
★巻末コメント
出来る限り早く戻ってきます。それでは皆さんお元気で。
というわけでまた長期休載突入です(笑)。
いつ頃再開されるかが気になりますよね。やはり、あまり期間が長いと不安に襲われます。
これまでを振り返ってみると…
- 休載期間約1年8ヶ月を経て2007年10月、第45号より連載再開。10週「近くまた戻ってまいります。なるべく早く帰って来ます。頑張ります。」
- 休載期間約3ヶ月を経て2008年3月、第14号より連載再開。10週「何とかがんばります。なるべく早くに続きが出せるように…。」
- 休載期間約4ヶ月を経て2008年10月、第45号より連載再開。10週「1日も早く再開できるように…何とかがんばります。」
- 休載期間約1年を経て2010年1月、5・6合併号より連載再開。20週「出来る限り早く戻ってきます。それでは皆さんお元気で。」
「休載」といっても、期間にかなりの幅があることがわかりますね。
最短で3ヶ月ですから、今後のベストシナリオは「7月 単行本第28巻発売 10月単行本第29巻発売 連載再開」ですね。または10月に28&29巻同時刊行か。
しかし、今回の連載が20週と長期であったこと、単行本作業も多いこと、お子様が一番手のかかるお年頃であること、超大作RPGのリリース・スケジュール(笑)を考えると、再開は来年初頭になるかもしれません。
★皆様、有難うございます
こうしてこの半年間、(私の日記にしては)沢山の方々と『HUNTER×HUNTER』を応援することができることに心から感謝いたします。
皆様、本当に有難うございます。毎日がお祭りのようでした。
今期の連載で一番印象深かった台詞はネテロのこの言葉です。
感謝するぜ お前と出会えた これまでの 全てに!!!
■[感謝]【6/2】青鞜様コメント有難うございます!

青鞜様、お忙しいところコメント有難うございます。
(青鞜様コメント)
ついに来てしまいましたね…休載のお知らせが…(^^;そろそろかな、と思ってはいたのですが。ハンターの再開は半年後くらいでしょうか。(もっと?)じっくり休んで、構想を練ってほしいです。
かねて噂されていた通り休載となってしまいましたー!まあ、あれほどの作品を制作するためには時間が必要ですよね。
その代わりにというわけではないですが、「銀魂」に久々の高杉と神威が!そろそろ再登場してほしいなと思っていた二人だったので、これはうれしい!噂をすれば影、ということはあるもんなんですねえ(^^;
そうなんですよね!ビックリしました。まさかこのタイミングで高杉が、しかも神威と共に出てくるとは。青鞜様のパワーでしょうか!?
映画「新訳紅桜篇」では原作と違って神威が登場するそうですが(映画……今からでも観に行こうか迷い中)、それはただのファンサービスにとどまらず、超効果的な伏線になりましたね。『たまはじめ』等によると神威の登場シーンは、空知先生ご自身が考案なさったそうですが、凄いです!
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カイトではありませんが「高杉と神威&阿伏斗(阿伏兎)… 思いつく限り最悪の組み合わせ おそらく未曾有のテロとなる!!」に違いありません。
高杉は華陀の後釜として、春雨の師団長におさまってしまうかもしれませんね。
彼、心なしか前より逞しくなった感じがしませんか?僧帽筋の辺りが……
策略で春雨を手玉に取り、相変わらず華美な着物&煙管(『サムライスピリッツ』シリーズの牙神幻十郎のような)の遊び人風の姿ですが、見えないところで銀さん・桂と決着をつけるため、己の牙を研いでいるのでしょうか?だとしたら、また子ちゃん、ますます惚れてしまいますねえ(笑)。
幽白と銀魂、全然違う漫画ですが、私は何か相通じる部分があるような気がしています。主人公がちょっと冷めているところなど。
いや、幽助も銀時も本当は熱い人物なんだけれど、そういう部分を出すのを避けているのでしょうか。熱くて真っ直ぐなままでは人生は生きづらいということを、子どもの時から悟っていたタイプとでも言うのでしょうか。
『HUNTER×HUNTER』がお休みの時は、『銀魂』をアンケート一位にしてスタンバっています(笑)。
『銀魂』は長い間、細々とお付き合いしてきたのですが、気がつくと『ジャンプ』で二番目に好きな作品になっていました。『HUNTER×HUNTER』の状況のためでしょうが、読むとほっとしますね。今さら欠けている単行本やキャラクターブックを買い足してコンプリートしたり(笑)。ああ、なるほど……『幽☆遊☆白書』に通じる部分があるのでしょうね。銀さんも幽助も根本的に一見ちゃらんぽらんですけど、他人の生き方をすごく尊重していますよね。誰かに自分の価値観を行動で示すけれども強要はしないあたり。仙水さんと戦ったのが幽助でよかったと思っています。
「紅桜編」で、岡田似蔵が桂の髪の毛を「なめらかだ…」と言ったシーンでも、鴉の「トリートメント…」のシーンを思い出してしまいました(^^;
(鴉は蔵馬の傷んだ髪を心配していましたが、桂はサラサラのようで何よりです^^;)
男性が男性の髪にふれて、あれこれ感想を言う、というのはちょっとめずらしいですよね。^^;こういう特殊なシーンを、天下のジャンプでさらっと描いてくれる大胆さが好きです。お二人とも、今後ともがんばってほしいです!
ははは!あれはウケましたね!「紅桜篇」は名場面・名台詞のポンパレードですが似蔵の「しかし桂ってのは本当に男かィ?このなめらかな髪…まるで女のような…」は異彩を放っています。
大江戸青少年健全育成条例改正案も何のその、鴉の後輩(?)が順調に誕生・成長していて嬉しいです。
一応彼は盲目で、その分触覚や嗅覚に頼っているという事情がありますが……でも、似蔵の振る舞いは、おっしゃる通りそれにしても異 常(笑)。
「柳生100%」というのもありましたよね。あれも幽白ネタだったのかもしれません。
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銀魂にしろ、ハンターにしろ、面白い作品をリアルタイムで鑑賞できるというのは楽しいですね。
同感です!名作だらけのこの素晴らしい「週刊少年ジャンプ」!
















リンク変更&お祝いのお言葉有難うございました!
とても嬉しかったです!新サイトでも頑張ります。
毎回、ユンさんのサイトに素敵なお花の写真がアップされてますね〜♪
いつも覗いては、素敵なお花の写真に癒されております。
☆冨樫先生、休載しちゃいましたね。いつ頃、連載再開するんでしょうか?
ユンさんの言う通り、ファンの方が不安になってしまうんじゃなかろうかと…。