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加藤寛之 都市計画家のお仕事とは? Twitter

2012-02-05

中心市街地活性化法で本当に活性化したまちはあるのか。

| 18:57 |


丹波大津伊賀飯田市の基本計画策定に関わりましたが、基本計画づくりで一番感じたのは、地域の実情を無視した国の認定のあり方。だから自治体担当者も途中で議論を投げだしてしまう。認定の目的は、活性化の戦略を組み立てることから、補助金や交付金の割増目当てに変わる。そもそも国が認定するという根本的な時代錯誤がある。地域のことは地域が一番知っている。何をすべきか、何をすべきでないか。


経済産業省のメイン支援制度は戦略的中心市街地商業等活性化支援事業補助金。ここにも地域の実情を捉えられない国の悲しさがある。担当部局の方にも補助金を獲得するためのテクニカルなことはあなたの仕事、私たちの仕事は地域を元気にする戦略ある仕組みを考えてつくり実行することと唱える必要が出てくる。局担当者に割りきってよ、と伝えるわけです。


ただし、補助金というのは本当に有効なのかどうか。自分自身の中では実は納得できていない。まぁ、たくさんの事業に関わってきて今更というツッコミが入りそうだが。


納得できない理由は、その事業は成功するかもしれないけれど、本当に地域経済最適化されるのか疑問が残るからです。


経済学的に言えば、やはり民間の経済活動を歪める事になるし、再生可能性の薄い地方を支援するほど国に余裕が無いのも事実。ただ、日本経済が再生する素地としての地方という考え方は成立するかもしれないとも思うのです。


日本経済が再生するためには新しい経済の仕組み、イノベーションが必要ですが、その源泉となるのは大都市ではなく地方にあるのではないか。人材だったり、知恵だったり、素材、環境だったり。


その源泉を生み出す力が失われている、「素地、苗床=地方」が力を失っていることも、日本経済停滞の一因ではないか。経済の停滞は、本質的には人為的に作られ、経済を不活性化させている諸々の構造的な問題が大きいでしょうが、地方経済の停滞によって、イノベーションの素地が力を失っているのではないかと思うのです。


地域の実情にあった支援のあり方は国が考えることではなく地域がそれぞれ考えるべきことなのでしょう。その意味では国の認定や採択を前提とする仕組みでは、地域は再生されない。地域のことは地域で考え、資金をつくり行動することこそ大切なのだと思います。

2011-08-25

HPの潔さと賢さ

09:36 |


ちょっと前の話ですが、HPがPC部門を見直し、タブレットは販売中止にしました。


あまりの潔さに天晴れです。


今後どのような戦略で業界に打って出るのか分かりませんが、潔く辞めたところに可能性を感じます。


巨大な企業といえどもリソースは限られているのだから、リソースを有効活用するためには、成熟市場からは撤退し、見込みの無いところからは素早く手を引くことで人材や資金を新たな成長分野を創り出すために使うことができます。


こういう事ができる組織は持続的に成長を続けられるんじゃないかと思うわけです。


一方で衰退局面にあっても資源の有効活用ができていないのが商店街とそこで衰退の理由ばかり並べる商店主。


これまでの取り組みが成功していないのだから新しい事に、新しい切り口でリソースを投入する必要があります。


慣性の法則で、成果があまり無いのに継続されている事業や商品とサービスはこの際HPを見習って潔く辞めてみてはどうだろうか。

2011-05-18

札幌

| 21:59 |

札幌に行ってきました。


人生初の北海道なのに日帰りで予定していたのですが、なんと一泊した方が安いとういことを教えてもらい一泊二日。1日目は古田氏ファミリーと一緒。


目当てはふつう〜の古い高層マンションリノベーションして、ものづくり、こだわりのショップを集めたspace1-15


全部のお店が開くのは週末だけで、あとはものづくりする人はものづくり、ネットショップ運営する人は事務処理などなど、一人できりもりする人にとっては嬉しい集合体。週末起業進化系。


特に誰にアポを取るわけでもなく訪れたので、お店の人と話をしながらなんとなく様子が分かってきたという感じです。


テナントとなる人は、マンションの普通の部屋を自分で改修して、出るときには現状復帰無しでOKだそうです。誰がショップを集めているか分からないけれど、目利きの人がいるんだね。ある一定のレベルは保つ努力が伺えます。色々だけど。


冬は極端にお客さんの足が遠のくそう。そりゃ寒いもんね。


ほとんどのショップに良い感じの内扉が付いていたので、誰か同じプロデューサーがいるのかと思い聞いてみたところ、札幌は冬が寒いんですということで、単に防寒のためだった。


でも、その扉が各ショップなかなか良い雰囲気を出していました。


初日は木曜日ですべてのショップがオープンしているわけではなかったのですが、次の日はほぼ見ることができました。


地下鉄で、どっかで見たことあるなぁと思っていたら声をかけてくれたpiccolinaのオーナーと彼女のショップで話し込んでいる内に、危うく帰り飛行機に間に合わないところだった。

でも、ロンドン情報沢山もらえてかなり有難かった!

Wapping PJ本家HPはFLASH)必ず行く。こちらのロンドン・ブログも相当重宝しそう。感謝。



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看板が全くないところがいい



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ふつう〜のマンション扉の向こうにショップ


f:id:sartohk:20110513154006j:image マーノ(ここで制作)

f:id:sartohk:20110513151847j:image context分室


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これかなりいい。器もかわいいけど、熱くて持てないのをカバー。


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イサム・ノグチファンとしては外せない。

2011-04-30

いつ休むかは自分で決める

09:15 |

さて世の中ゴールデンウィークです。


サルトコは通常営業にて仕事してます。

だってGWは人が多すぎる。どこに行くにも高すぎる。

絶対分散で休みをとるべきだと思う。


だからサルトコはGWには休みません。

古い時代のみんなで一緒に休もう的な束縛もなんとなく感じるのです。


そんな古い時代の枠組みに合わせるのは真っ平御免。


なので僕自身は5月末から6月初旬にかけてお休みにしています。

今の仕事の仕方だと丁度休みやすい時期なので。

(その節はみなさんご理解を)


自分で変えられるところは変えていく。


もうひとりのサルトコスタッフは秋に1ヶ月の休み。

前に彼女が在籍してた会社の前例にならって。

毎年イタリアに行ってます。サルトコ・イタリア開設するぞ!。


サルトコではお昼休みは1時間という、これも誰がどこで決めたか

分からない常識には特にこだわりませんので2時間を基本としています。


取り敢えず12時から2時まで。シエスタまではしてないけれど。


古い時代に決まってきたことで自分達に合わないことは変えていこう。

自分でできるところから。


色々試してみる中で丁度ええ加減なもんができると信じて!

2011-03-24

伊賀 上野商工会議所の10年ビジョン

09:57 |

会議所の存在意義を問うてみる。


伊賀市の上野商工会議所で会議所の今後10年間のビジョンを作成するということで、まとめ役の方からワーキングに参加して欲しいとの依頼を受けたので快く受けたのだけれども、覚悟できないならば一緒に考えても仕方ないかな。


以下、会議所にしてもらいたい覚悟。


まず、ビジョンでは、商工会議所はどんなことを目的として行動するのかを明確に打ち出す必要があります。


商工会議所の定款の中には、会員のために何かをするという文言はありません。(本来、互助組織では無い)


なので純粋に商工業の発展に寄与することを大前提として、間接的な行動よりも直接的な行動にしぼって戦略を組み立てることをしてみたい。


地域の未来をどうしていったら良いかという大雑把な議論は、医療の話や観光の話が話題に出やすいが、会議所にとってそれらは間接的な事柄です。


最も医療・観光は地域にとって重要ではないということではなく、それらはもっと広い組織や分野にて検討すべき事柄です。会議所はあくまでも直接的な商工業の発展に的を絞りたい。


それぞれの分野の組織や団体が、その目的をしっかりと達成することで、より良い解決策を見つけることができるし、協働もできる。中途半場がもっとも社会悪。(見えざる手に導かれて予定調和できると信じて)


今の会議所の行動は、いろんな分野を総括的に広く薄く取り組みすぎているため本来しなければならない地域の商工業の継続的な発展にどのように寄与しているのかが見えにくい状態になっています。


例えば僕が知る範囲ですが、伊賀検定や忍者文字の取り組みは、今後純粋に商工業の発展を目的として戦略を組み立てるのであれば、会議所が直接すべきことでは全くないという捉え方が必要になります。(現在は現在の行動指針に基づいて行っているので良いと思っていますが・・・)


商工業の継続的な発展はどのようにしたら成し遂げられるのか。


そのためには地域の商工業における新陳代謝機能を再び取り戻す、活発化させるための取り組みが必要です。どうビルトインするか考えたい。


新陳代謝ということは、現在の会員との利益とは相反することもあるでしょう。(自然淘汰がなされるようにしむけるわけですから・・・)


しかし、一会員の利益に反するかもしれないが、地域の商工業の発展に寄与するという目的を達成できるとはっきり言える戦略を一緒に練り上げることができればと思っています。


一般市民に「会議所は何のためにあるのか」、街頭インタービューを協力頂いて、動画で残し、委員会で上映することで、会議所が置かれている立ち位置や状況も良くわかると思います。


何をするところなのか、何をしてくれているのか、明確なビジョンとシナリオを考えていきたいです。


あまりに抽象的な議論なので、もう少し具体的な話をすると、少し前に話題になり、アメリカの各地で自治体と共に行われていたエコノミックガーデニング等の手法は具体的な戦術になりますが参考になります。


すでに企業誘致を主として進めるような時代ではないので、地域商業や工業をどのように成長させていくのかを地域として考える時代だと思っています。


以上、僕がワーキングに向けたメッセージ。