2008年04月28日(月)
送電線をたどって北アルプスまで行きたい

前々から計画していたことをいよいよ実行に移すことにした。安曇幹線をたどって北アルプスまで行こうという計画だ。
昨年、烏帽子鉄塔を見に長野へ行った。安曇幹線1号線と2号線が越える和田峠の上から雪を纏う山々を遠望して「送電線をたどって北アルプスまで行きたい」と思った。
それから1ヶ月ほど後、そばの花を見に行った秩父で安曇幹線に出会った。
その帰り道。立ち寄った新所沢変電所で最終の安曇幹線391号を前に再び北アルプスへの旅を思った。やはり安曇幹線をたどろう。
冬場は仕事が立て込んでいる。それが今年は5月の連休まで引きずり込んだ。でも何やかやとひと段落。連休の機会に旅を始めよう。高速を鶴ヶ島へと走る。
出発点の新所沢変電所に立つ「片腕延ばしたとんがり耳ネコ」の安曇幹線391号は魅力的な姿をしている。まずは記念写真を一緒に撮った。

安曇幹線の経路はこんな感じだ。
終着の新所沢変電所からほどなく奥武蔵の山へと入る。連なる1000メートルに満たない低山を越えると秩父だ。
秩父盆地を横切りまた山中へと入る。小鹿野の山中深く新秩父開閉所。
そこから安曇幹線1号線と名前を変えて進むのは群馬と長野の県界尾根――十石峠。送電線は峠を佐久へと降りる。
佐久からは蓼科の広い山麓を徐々に高度を上げ和田峠を越える。和田峠から諏訪をかすめて塩尻峠。そして塩尻の変電所へ。
ここが現在の安曇幹線の出発点らしい。その先は調べていないがもともとは北アルプスの山懐――梓湖が出発点だったということだ。この部分はそのうちに調べよう。
国土地理院の20万分の1地形図を加工しています
近所の鉄塔から送電線をたどって行けること。それが私のルールだ。新所沢変電所まで近所の送電線からどう行けばよいのだろうか。
駒沢線63号が出発点。駒沢線経由で和田堀変電所。そこから和田堀線で千歳変電所。北多摩線に乗り換えて武蔵野変電所。武蔵野変電所から武蔵野線で中東京変電所。そして中沢線に乗り換えれば新所沢変電所に着くはずだ。
このうち武蔵野線と中沢線はまだたどっていない。安曇幹線をたどりながら途中の空白路線を埋めて行こう。
そうすれば近所の鉄塔から北アルプスまでの送電線ルートが出来上がるじゃないか。


旅のきまり
さてどのくらい期間がかかるやら。山中のことゆえ特別ルールを決めた。
安曇幹線探訪ルール
1. 全鉄塔を遠望でも確認して写真を撮り地図にプロット。
2. 平地は可能な限り根元まで行く。
3. 丘および山間部、ゴルフ場などは根元まで行かないでも可。
4. 山間部のうち林道近接など行きやすい鉄塔は根元まで行く。5本に最低1本は根元まで行く。
5. 尾根筋など巡視路が明快な場合は探訪。
6. 鉄塔の主要な山越えでは私も山越えをする。
さあこれで準備万端だ。3年以内には着きたいものだが仕事もあるし、他の鉄塔にも行かなきゃならないし、どうなることやら。「月に1度は安曇幹線」こんな感じで気長に行こう。
新所沢から丘まで
安曇幹線は新所沢変電所を出るとしばらく平地を行く。山にかかるのは今回の目的地、鎌北湖の北側尾根からだ。
変電所から山にかかるまでの区間はとても面白ところだ。じっくり行きたいのだがここは後回し。何時でも来れるじゃないか。
とはいうもののやはり気になる鉄塔が現れる。中でも安曇幹線のこの赤白大ネコ(383号)はすごい。
他にも中東京幹線の渋い鉄塔や武州線の小さな矩形鉄塔などここは本当に飽きないところだ。赤白大ネコの下で中東京幹線とJRの中東京‐信濃川線(中信線)の姿を楽しみながら昼食をる。田んぼからかえるの合唱が聞こえる。春だなぁ。




鎌北湖の北尾根
ようやく目的の鎌北湖へ到着。今日はこの溜め池の北側尾根をたどる予定。里側の入り口が分からなかったので山側から攻める。
古い巡視路標識を見つけて登り始めるが案の定すぐに道をロスト。杉林の中を無理やり登ると尾根上の道にたどり着いた。
そこからは快適な巡視路沿いに進む。この尾根上には都合365号から370号まで6本の鉄塔が送電線を受け渡している。365号は飛ばして366号から順に巡る。
すべての鉄塔の下に入れる。それはとてもいいのだが深い杉林の中に隠れるように立つ鉄塔たち。横からはまったく見えないのだ。






366号から370号まで途中迷いやすい箇所も何箇所かあったがおおむね快適に尾根を抜けた。鉄塔の姿を横から見たい。鎌北湖のダムサイトに向かう。何とか何本かの鉄塔の姿を拝むことができた。








安曇幹線は高3の晩夏に見たきりなので、近いうちにまた見に行きたいと思ってました。運転免許をゲットしたので、レンタカー借りて行こうかなと思ってます。3月まで無理そうですが笑。
運転免許取得しましたか、おめでとうございます。くれぐれも運転には注意してくださいね。鉄塔が目に入るととても危ないですから…