日々の研究

2016-09-27 火曜日

論文草稿のとある一段落について、完全にスタックしてしまって、うーんんと唸っている。気分は冴えないが、別のところで宿題にしていた(簡単な演習問題)のはすすんだ。置換のサイクル分解じゃないか、、と気が付けば自明なことを1日でてこなかった。そりゃまぁそうで、対称群のそういう話など、段々と思い出してきたが、33年前くらいの話で、自分の研究では全く欠片もでてこなかったのだから、逆に、一日でよく思い出した。

2016-09-26 月曜日

京大情報でのセミナー。山口さんがかなり丁寧にsasa-yokokura論文を読んでくれていて、50分くらいで予定していたのが、2時間30分の講演になってしまった。腰が...。色々なコメントは大変勉強になった。とくに、僕たちが全く考えてなくて、かつ、誰からも指摘されていないことがあった。それはぜひ、山口さんが解決を、、、と。説明しながら、やっぱり、これは凄い話なのではないだろうか、と思い始めた。対称性という代数的なもののその存在を微分方程式で表現する営みと、他方、ミクロとマクロをつなぐ統計力学の営みーがつながっている、というのは、何かこうガロワ理論のような違った対象を結びつける香りがするではないか、、と思ったり。いやまぁ、思うだけではだめなので、進歩させないとな。

2016-09-25 日曜日

何とか、午前中までに、学会後9日間ですべき(最低限の)TO DO を終えた。

午後は、映画にいった。この夏、3回目。シンゴジラ2回に続き「君の名は。」にいった。はやっている、というだけでなく、何となく、見た方がいい気がしたので、時間を作った。少なくともこの20年、映画はほとんどいっていない。基本的には子供と一緒に、コナンシリーズ、ジブリシリーズ、犬夜叉シリーズ、ポケモンもいくつか、たまごっちもいった。(実写の)鬼太郎もいったぞ。(エバはいっていない。)飛行機の中では色々みたけど。。。そういう状況で、君の名は。は、アニメ映画では、カリオストロ、ナウシカ、ビューティフルドリーマーラピュタに並ぶ印象を受けた。それらをみたのが20歳前後で、今が52才なのでなかなかに奇妙である。(ビューティフルドリーマー、すっかり忘れていた。TVでやらないしもう30年以上見ていないけど、印象を受けたアニメ映画って何だろう、と過去をたぐって思い出した。)少なくとも僕にとっては、(良質アニメに過ぎない)「千と千尋」や「もののけ姫」より遙かに印象が強かった。こんなアニメがありえるんだ、、と衝撃を受けた。

何がそんなに印象強いのか.. と言われるとよくわからない。(これも20歳前後でみた)尾道3部作とかぶるのはある。(意図的にやっているんだろうけど。)でも、それはアクセサリーのようなもの。設定に違和感を覚える部分もあるが、それはどうでもいい。(やや大げさな)エンターテイメント的ストーリーは、それ自体はそんなに独特ではない。娘が絶賛していた音楽は僕の好みではなかった。結局のところ、「ひも」だったり、「○○酒」だったり、「湖や山」の風景と「東京」の風景だったり、それぞれのアイテムが見事なまでに生きている。それが、単純なストーリーにのって、最後までいく。そして、最後の着地は見事としか言いようがない。階段だよね、やっぱり、、なんだけど。しかし、こんなに綺麗に着地する映画ってあったっけ。着地だけなら、史上No. 1 じゃないのかな。

しかし、シンゴジラの衝撃も大きかった。日記、書いてなかったけど、あれは。。

2016-09-24 土曜日

科研費申請書のプロット。まだ全体が見えていないが、大きな枠と個別の問題を整理した。苦手だし基本的に苦しい作業だが、幾つか考えたい問題がでてきて、そういうときは楽しくもある。昨年、落選したので、今年は気合をいれて準備をしないといけない。確かに、昨年のは、詰め切れていない感じになっていたし、今読むと、落ちて当然に思える。昨年のは一切参考にせずに、タイトルも構成も全部変えて挑むことになる。

夜は、macs-category で読む  論文 を読んだ。まぁ、何というか、カテゴリー論の動機付けにどうだろう、と知らずに選んだのだが、うーんん。まぁ、内容には色々不満だが、おかしなもので、読んでいると(将来に)考えたい問題がでてきた。Macs は研究と切り離すつもりだが、やはり自分の手許にひきよせたくなるんだな。もちろん、研究するには知識がなさすぎるので、勉強を始める動機づけにはなったかな。。

2016-09-23 金曜日

午後前半まで、色々なことでドタバタ。午後後半はアンドレアスと議論。夕方は伊丹君と話し。途中で忘れていた某資料打ち出しなど。夜は、某書類にとりかかる。

2016-09-22 木曜日

昨夜の続きで、昨日の数値実験で理論的に説明できない方を何とかしようとのたうってみたが、だめだった。休日だし、延々と戯れる路線もありえたが、さすがに TODO が山のように放置されており、まずいので考え続けるのはやめた。理論としてきちんと理解できていること、現象としてはありえるけど理論で記述できていないことの差は明快になったので、深追いはしないのが賢明だろう。また別の日に別のアイデアがあればやればいい。

量子多体系で例の対称性をやっていて、プランク定数がしかるべきところに入って綺麗に見える、という話を先週の金曜日に学会で発表したのだが、どうも、古典でみたものと「別物」を見ているっぽい。森さんの「古典では、熱力学的整合軌道を考えたが、今回はどうなっているのか?」という至極自然な質問に明瞭に答えれなかったのだが、「対応がない」、というのが答えらしい。それでも同じ対称性がある、、というのは不思議だ。数値実験で確認はとっているし、やっていることは間違いではないはず。しかし、一体どうなっているのか・・・気になって仕方ない。

2016-09-21 水曜日

朝、ちょっとした数値実験を思いついてしまって、やってしまった。(そんな時間はないぞ〜、という心の声はしたのだが、振り切ってしまった。)面白い。昨夜のは、今ある理論と矛盾しない、という確認だけだったが、これは現在の理論では分からないところまで綺麗に見せている。学部生でもできる(=というか僕ができる、というのはそういうこと)簡単な量子力学の時間発展の計算で、こんな面白いことがあるのか。夜は、頑張って、その数値実験の結果を説明できるように、今ある理論を改良しようとしたがダメだった。悔しいなぁ。今の理論は間違いではないが、どうも適用領域が狭くなっているようだ。と、時間が全くないのを分かっているのに、やばい一日を過ごしてしまった。(午後はちゃんと仕事をしたが、何をしたっけ。。22日に書いているのでもはや記憶がない。)