るりとうわた

日常をつづる

スノーボードと映画

今日の我が家の前の通りです。

昨日は祭日だったので、ご近所がそれぞれに家の前の通りを除雪して、端にかためたので、端っこにのみ寄っています。

それでもまだ溶けない雪で、我が家の庭にはまだこのように雪が残っています。

ということは、やはり気温は冷蔵庫より冷凍庫並みでしょうか・・・
そういえばソチの気温が4〜5度で、雪の状態が良くないとテレビで、話していましたから、ソチ並みか、こちらの方が低いかもしれません。

五輪の話ですが、メダル、メダルと言い過ぎですよね、主にテレビですが、(笑)
期待が大きすぎて、プレッシャーになるのではないかしら、と夫とも話しながら・・・
スノーボードの15歳の子が最初だったりするんじゃないかしら?と話して寝たら、大当たりでしたね。
少年二人が銀と銅です、プレッシャーもなく楽しくやれたというのですから、実力が発揮されたことでしょう、良かったです。

五輪スノーボード:平野銀・平岡銅 若きライバル開花
毎日新聞 2014年02月12日 11時45分(最終更新 02月12日 16時46分)

 ◇ソチ五輪スノーボード 男子ハーフパイプ決勝

表彰台の両脇に、2人の日本の少年が立った。決勝後に会場で行われたフラワーセレモニー。18歳の平岡卓が髪形を手で直しながら表彰台に上り、花束を贈られると満面の笑みで歓声に応える。続いて15歳の平野歩夢がさほど表情を緩めず花束を受け、観客席へゆっくり穏やかに手を振った。感極まるほどの深い喜びとは違う、10代ならではの自然体で感情を表現した。

 戦いは、2人が互いを刺激しながら展開した。予選は1組で先に通過した平野を見て、後の2組に登場した平岡も「そりゃ歩夢は決めるやろ。なら俺も」と気合を入れ、平野と同じ92・25点を出して決勝に進んでみせた。12人で行った決勝試技は1回目でまず平野が首位、2回目に平岡が上回る。目の前で見せつけられた平野は「タクに抜かれたら、やらなきゃな」と奮起し再逆転した。

 さらなる高得点を出していたユーリ・ポドラドチコフ(スイス)には届かなかったが、五輪3連覇を狙った最終滑走者のショーン・ホワイト(米国)には抜かれず、そろってのメダル。平野は「タクにも頑張ってもらいたかったし、自分がちょっと上で良かった」とニヤリ。平岡は「やっぱり歩夢はうまい。仕方ない」と、僅差で敗れた3歳年下を素直にたたえた。

 青野令(23)=日体大、子出藤(ねでふじ)歩夢(19)=同=を加えた今回の男子ハーフパイプ代表4人は、全日本スキー連盟の強化指定選手として合宿などで行動を共にすることが多かった。五輪のメダルや世界での活躍を目的とするチームだが、「皆で励まし合うことは特にない。目標とかスノーボードの話はしない」と平岡は言う。

 誰かが高度な技に成功すると皆で祝福し、あこがれて自分も練習に熱を込める。年齢の境もなく親しくつきあい、合宿の休息時間には互いの太ももを枕にして、皆で輪のようになって寝ることも。昨季から強化指定に加わった最年少の平野もすんなり溶け込んだ。同じスポーツに熱中する仲間として、ともに頑張り、尊敬し、友情を交わすことで、一体感のある強いチームが自然と作られた。

自力で、6mも空中を舞うなんて気持ちいいでしょうね。
ラジオ体操のジャンプや縄跳びで、精一杯の身には、羨ましいどころか夢みたいな話です。(笑)

それにこの記事では、良きライバルとして高め合って行く仲でもあるのですね。
今日は、そういう良きライバル関係であったという実話の映画を観てきました。
それがこの映画です。

ラッシュ/プライドと友情
世界が熱狂!かつてない興奮と感動の実話

解説: F1レーサー、ニキ・ラウダジェームス・ハントが壮絶なタイトル争いを繰り広げたドラマを映画化。事故で大けがを負いながらもシーズン中に復帰したラウダと、性格もドライビングスタイルも正反対なハントの死闘とライバル関係を、臨場感あふれるレースシーンと共に描く。監督は、『ビューティフル・マインド』などの名匠ロン・ハワード。陽気なハントをクリス・ヘムズワース、冷静沈着なラウダをダニエル・ブリュールが演じる

あらすじ: 性格もレーススタイルも相反するF1レーサー、ニキ・ラウダダニエル・ブリュール)とジェームス・ハントクリス・ヘムズワース)が激しい首位争いを繰り広げていた1976年。ランキング1位だったラウダはドイツ大会で大事故に遭遇し、深いけがを負う。復活は無理だと思われたがわずか6週間でレースに復帰し、日本の富士スピードウェイでのシリーズ最後のレースに臨む。

‎123分‎‎ - PG12 指定‎‎ - 人間ドラマ‎
監督: ロン・ハワード - 出演者: ダニエル・ブリュール, オリヴィア・ワイルド, アレクサンドラ・マリア・ララ, ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ, クリス・ヘムズワース

まさにここに書いてある通りの映画でした。
それより何より懐かし〜〜、という感じで、当時のF1カーが、今と違っておもちゃのように見えるのです。
今もおもちゃみたいですが、まったく形が違います。
1976年当時の内容ですが、迫力満点です。
実は、F1ファンとまでは言えませんが、当時時々見ていました。
結婚前はテレビは親の娯楽で、と言っても両親はNHKばかり見ていましたが、テレビは私もニュースを見るぐらいだったのですが、親が寝てしまって、お風呂上りにこっそり見ていたのがこのF1でした。(笑)
レースそのものよりか、映し出される海外のレース地の光景に引かれていました。
モナコモンツァシルバーストーン、その他の海外に興味があり、いつか行ってみたい、と思っていました。
結婚してからも、土日に夫がテニスや野球をしてくると帰りは必ず麻雀で遅くなり、そんな時も私はF1を見ていました。(笑)(もちろん子供たちが寝てから)
経済がバブル期に向かう時で、HONDAも参戦し、クラッシュで高い車をあっという間に壊し、ガソリンを使いと高度成長を象徴するような贅沢で、命がけの危険なスポーツで、およそ健康的とも言えずお金をまき散らす、当時も今も庶民の暮らしとは程遠いスポーツでした。(笑)
でも、レーサーの力量だけでなく、ピットインした時の給油(今はない)やタイヤ交換でのチームワークが面白かったです。
で、話を映画に戻すと、日本映画は副題がついているのですが、いつもよく思うことですが、これはない方がいい。
”RUSH”だけで、突進とか猛進とか、感情的激高とか今の日本人になら、そのまま通じると思います。
だって、「プライドと友情」って、これネタバレですよ、そのまんまこれ以上でも以下でもない内容ですもの。
私なら、まだ「栄光と挫折」ぐらいの副題にしておいて、どういう内容かな?と思わせて、本題は隠しておきますけど。(笑)
でも、本当に実話だったんだ〜と感動する映画でした。
ハントが結婚した、モデルのスージー・ミラーが、ハントの元を去り、エリザベス・テイラーと離婚したリチャード・バートンと再婚した、というところでは、そうだったと懐かしく感じました。
役者さんも、当人に似ていました。