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四角革命前夜

2012年09月13日(木)

UbuntuでKaoriYa-Vimをコンパイル

WindowsではKaoriYa-Vimを、OS XではMacVim-KaoriYaを使っていますが、UbuntuでもKaoriYa-Vimを使いたかったのでコンパイルしてみました。

方法が合っているのかわからないけど、一応+kaoriyaと+guess_encode付きでコンパイルできたので以下にメモを。あと:Scratchも使えます。

環境:Ubuntu 12.04 LTS Server 64bit


リポジトリのクローン

本家Vimのリポジトリをクローンしてきます。要Mercurialです。

$ hg clone https://vim.googlecode.com/hg ./vim
$ cd ./vim

KaoriYa-Vimのパッチを当てる

KaoriYa-Vimのパッチを当てるため、Windows用の書庫をダウンロードします。

$ curl -o vim73w64.zip http://files.kaoriya.net/goto/vim73w64 -L
$ unzip vim73w64.zip
$ cd vim73-kaoriya-win64

パッチを当てるベースバージョンを調べる

パッチを当てるため、ベースバージョンを調べます。

$ less CHANGES.txt
$ cd ..

このときの最新のベースバージョンは7.3.646でした。


ベースバージョンのリビジョンに移動する

ベースバージョンのリビジョンに移動するため、ログを検索します。

$ hg log --keyword '7.3.646'

あとから気がついたけど、バージョン番号が指定されたリビジョンはタグも打ってあるので

$ hg tags | less

$ hg tags | grep '7-3-646'

で対応するリビジョンを探しても良いかもしれません。


ログから探したらリビジョン3776だったので、ここに移動します。タグはv7-3-646でした。タグで移動した方が楽かな……

$ hg update -r 3776

ついでにブランチを切ってみたりとか。コンパイルして使うだけなら必要ないんでしょうけど。

$ hg branch "kaoriya-7.3.646"
$ hg ci -m "created kaoriya-7.3.646 branch"

パッチを当てる

パッチを当てます。

$ hg import vim73-kaoriya-win64/patch/kaoriya-hg.diff -m "patched"

コンパイルする

いつものようにコンパイルします。


その前に必要なライブラリなどを適当にそろえておくとよいかと。

Ubuntu 12.04の場合、常に必要なものとしては

  • libncurses5-dev

で、GTK2+でGUIも付加する場合は

  • libgtk2.0-dev
  • xorg-dev

が必要です。また、configure時にGUIオプションを付加する必要があります。

ちなみに、xorg-devだけを入れlibgtk-2.0-devを入れない場合、Motifかなにかでコンパイルされて大変格好の悪いGUIになりました……


で、あとはコンパイルを。サーバー版UbuntuなのでGUI関連のオプションは入れていません。

$ rm -f src/auto/config.cache
$ ./configure \
> --prefix="$HOME/Binary/vim" \
> --exec-prefix="$HOME/Binary/vim" \
> --disable-darwin \
> --disable-selinux \
> --enable-perlinterp=yes \
> --enable-pythoninterp=yes \
> --enable-tclinterp \
> --enable-rubyinterp=yes \
> --enable-cscope \
> --disable-netbeans \
> --enable-multibyte \
> --enable-xim \
> --enable-fontset \
> --with-features=huge \
> --with-compiledby="sasa+1 <sasaplus1 [at] gmail.com>" \
> --with-tlib=ncurses
$ make clean && make -j 2
$ make install

設定ファイルなどをコピーする

コンパイルしてインストールできたら、KaoriYa-Vimで使っている設定ファイルなどを丸ごとコピーします。これが合っているのかわかりませんが……

$ mv $HOME/Binary/vim/share/vim/vim73 $HOME/Binary/vim/share/vim/vim73_org
$ cd vim73-kaoriya-win64/
$ cp -rf plugins/ switches/ vim73/ vimrc gvimrc $HOME/Binary/vim/share/vim/

インストール完了!

これでインストールが終わりました。インストール先にパスを通して、

$ vim --version | grep 'kaoriya'

などとしてみるとちゃんと+kaoriyaでコンパイルできていると思います。

あとは:Scratchや"Last Changes: ."を書いて保存してみるなども良いかと。


これでUbuntuでも素敵なVimライフが送れますね!


参考: Windows で Vim をソースコードからビルドする - 永遠に未完成

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