だって痛いんだもの

先日抜歯した親知らずの痛みがひかず本日再び歯医者へ。
極力の悲痛な表情で、痛くて痛くてどうしようもない旨を伝える。
深刻さを歯科医師に分からせなければいけない、なぜなら私にはまだもう一本抜かれるべき親知らずがあるのだから。
この子はどうやら痛がりさんのようだから次回はひとつ慎重にやろうか、なんて衛生士さんたちとお話してくれればこれ幸いという企みです。
この日の成果は反対側の親知らずの時に分かるとして、とりあえず今日は痛み止め、ペオン錠*1の追加をいただく。
夕食後、早速服用するとすっきりと痛みが遠のいて、さっすが、ペオン錠!と賞賛の声を挙げたいほど。
あまりに痛みがなくなりすぎて、もしかして痛みはもう今日を境に無くなるのではないだろうか、と思ったのもつかの間。
もうすでに痛い。
わずか六時間の楽園。絶望。


もう五日間痛みと共に暮らしていると心がささくれどころでは済まなくなってきました。
もはやタワシのよう。
口角が下がって下がってどうしようもない。世の中の黒い部分だけを見ているような気がしてしまう。春なのに浮き足立たないのもきっと痛みのせいだ。わーわーわー。ベッドに突っ伏して声を上げて泣きたい*2


この尖ったナイフ心を沈めるような本が手元にあればよかったのに。



姫ちゃんのリボン*3とか。

*1:ペ・ヨンジュンとこんなに似ていていいのかしら。

*2:思い出した。もうそれは昨日やったのでした。

*3:

姫ちゃんのリボン 1 (集英社文庫(コミック版))

姫ちゃんのリボン 1 (集英社文庫(コミック版))

姫ちゃんを読んで心が爽やかにならないようじゃ人としてもうだめ。手遅れ。