ペルシャ湾が熱い
建造費は日本円で約1500億円、耐久年数は30年。大英帝国が
2006年に配備した最新鋭の駆逐艦である。
亜北極帯から熱帯環境まで、世界中どこへでも航行できるはず
の駆逐艦なのだが、ペルシャ湾に配備された6隻が電気系統の
不具合で何度も停電を起こして館内が真っ暗になるというトラブル
に見舞われている。
原因はペルシャ湾の水温の高さ。ペルシャ湾は猛烈な酷暑に
襲われ、地球観測史上2位の猛暑も記録している。
イランのある街では体感気温が74℃になっているところもあるとか。
なんだよ、74℃って。死んじゃうよ、そんな体感気温じゃ。
文字通り、ペルシャ湾は熱いらしい。水温がお風呂並みになっている
そうだ。まさか、お風呂に駆逐艦を浮かべると思って造ってないものね。
先日はパリのセーヌ川が氾濫していたし、今年はまだ台風がひとつも
発生していない。
地球、マジヤバい。
引き続き『真珠湾からバグダッドへ ラムズフェルド回想録』(ドナルド・ラムズ
フェルド 幻冬舎)を読む。
下院議員に初当選したのは29歳の時だったのか。若かったのね、ラミー。