天皇誕生日

「カナダの義妹から「何かこっちから送ってほしいもんあるか」と
聞かれ、トルドーとすごく言いたい」

今日、Twitterで見掛けた呟き。すっごく同意したいっ!

閑話休題

天皇皇后両陛下が眞子さまの勤務されている博物館で植物画を
ご鑑賞になられた。初孫である眞子さまのご案内で鑑賞される
両陛下。心なしか嬉しそうに見えたわ。

さて、今上陛下の退位及び皇太子殿下の即位の日程が決まった。
2019年4月30日に退位、翌5月1日に新天皇の即位だ。

本当なら年度末で元号切り替えが望ましいんだが、統一地方選挙
あるからってこんな半端な時期になった。安倍の馬鹿…ボソ。

今上陛下にはそのお気持ちの通りに退位されるのは賛成だが、いざ
こうして日程が決まって来ると寂しさも感じるわ。

しかし、この日程となると2019年は天皇誕生日が存在しなくなる
のだよね。今上陛下の誕生日は12月23日、皇太子殿下の誕生日は
2月23日だから。

今上陛下の誕生日をなにかしらの祝日とするなら別だけどね。

引き続き『湛山読本 いまこそ、自由主義、再興せよ。』(船橋洋一
 東洋経済)を読む。

「私は日中関係の危機を打開するのには、ことを政府の処理だけに
まかせておいたのでは足りないと思う。
とくに、今日の社会で、(とりわけ日中の間において)この広義の
外交に最も有力な役割を果たせるのは新聞であろう。
にもかかわらず、実際に今日の新聞は、この点において果たしてどんな
働きをしているだろう。私の目には残念ながら今日の新聞は、毎日毎日
国交破壊に努力こそすれ、国際関係を平和に導こうなどという気持ちは
寸分も持たない機関であるかのように見える。
私は近年日中の関係が次第に悪化していくの見て、何とか両国の新聞が
提携し、相互に十分了解したうえで、中国紙は無暗に排日的記事を掲載
するようなことをせず、わが国の新聞もまた、ひたすら中国を悪者にし
て書くような態度を改めることはできないかと考えた。もし、そのような
両国新聞の親善関係が結ばれたら、日中国交は急速に改善されるのでは
ないかと思ったからである。
しかしながら、最近思いがけず、上海、南京、広東という中国中心地の
諸新聞社から、親善の呼びかけを受けたのだ。わが国の諸新聞社は、
なぜこれに応じて手を差し伸べないのか。私は、どうかそうして欲しい
と願っている。」

1936年10月12日号の「中外商業新報」に掲載された「日支国交調整に
新聞の提携を望む」と題された湛山のコラム。

産経新聞は社長以下全員、このコラムを100万回くらい読み返せば
いいのに。