白飯

好きな物100

渡月橋


渡月橋は、嵐山の象徴的なイメージがあって凄く期待していたが、それほどでもない。ただの橋だ。雰囲気はいいけど。しかし、川はスゴイ。凄いのは上流か? 保津峡下りには並々ならぬ興味が湧く。とりあえずボートから見る渡月橋及び川嵐山はよさげだ。川べりから眺めるだけでそれなりに良かった。

大河内山荘

これが意外に一番良かった。往年の映画スターが30年かけて作った私邸の庭というには広すぎる庭。山に石を置き、削り、木を植え、道を整え……、34歳で作り始めたというそのセンスが凄い。僕が34歳なら、何を作ろうとするだろうか。思いっきり加工された自然だが、人間の感覚にあっている。様々な木や苔が調整された小路を歩いていると、自分が巨人になったような感覚をおぼえた。
道筋は決まっているのだが、とても良かった。
1000円は高いが、抹茶とお菓子を出すところがあって、そこで休んで良い風が吹いたりすると、これたまらんです。素晴らしい。


すごいなあと感心してたら家族っぽい集団の中の二十歳前くらいの小娘が「暑いんだけどー? どこここ? 還ろうよ」みたいな事言ってて、口ぶりがステレオタイプの小娘風で面白かった。楽しもうと思って来ないと楽しめんわなあ。

天竜寺

さすが世界遺産。中央の池とそれを望む景色が素晴らしい。そして、境内にぶらぶらと足をうかせてそれをぼんやりと見れること。ここ好きやわ。人がある程度いるので、喋り声がうざいが、それさえ我慢すればぼんやりできる。


特別公開中の雲龍図を見た。法堂の天井に大きく書かれた八方にらみの龍の絵で、迫力があった。男の子としては、大きいものと龍には惹かれる。